「避難地形時間地図」:通称「逃げ地図」
(ちなみに高知市役所新庁舎も日建設計さんね)
明治大学教授、一般社団法人子ども安全まちづくりパートナーズ代表理事の山本俊哉氏によって、
→ここにも詳しく記述されています。
日建設計の逃げ地図グループや、山本教授らとともに、
JST社会技術開発センター(RISTEX)の研究助成を得て、
「多様な災害からの逃げ地図作成を通した世代間・地域間の連携促進」
の研究プロジェクトが進められてきました。
プロジェクトの代表を務めるのは千葉大学の木下勇さん。
「逃げ地図」づくりを通して世代間、地域間のコミュニケーションをもっと!!
というみなさんの情熱的な研究活動の中から、「逃げ地図づくり」のマニュアルが誕生。
木下さんによるまとめ↓
「逃げ地図づくりからみえてきたこと─環境教育の統合的推進に向けて」
昨日はこのマニュアルを用いて防災教育の普及を目指した講座が開催されました。
講師は木下勇さんらそうそうたるメンバー!
県民体育館の大会議室に集まった人々は、
建築を志す学生や地域防災に関わるNPO、潮江地区の事業所に務める会社員、
コミュニケーションデザインに関わる人や地域住民など実に多様。
中にはこのプログラムを活かしたいと遠く土佐清水からの参加者も!
「子どもでも作成が可能な地図」というのが魅力です。
地図と色鉛筆と紐が揃えばどこでも作れる!!
一人ひとりに用意された色鉛筆は8色。
「お年寄りが3分で歩ける距離」の目安である分速43メートルを基本とし、
避難場所になっちゅう地点から順に3分毎の距離を塗り分けていくのです。
地図の縮尺に合わせた「129メートル」に切られた短い革紐を道に沿わせ、
ヌリヌリする作業は単純に「楽しい」
ただ、各自がおのおのに無言で塗っていくわけにはいかんなるのです!
避難所は一箇所ではないので、
「あ、この角まで来たらそっちに逃げるという選択肢もあるね」
途中に小さな橋があれば、
「ねーねー、これ激しい揺れで壊れるがやない?」
「ほいたら、こっちへは逃げれんなるやん!」
住宅が密集しているあたりは、
「ブロック塀や家が倒壊しちょったら通れんなっちゅうかも」
「じゃあ、逃げる方向はどっちにしたらえいろうね」
そう、活発な会話がおこなわれるのです。
きっとこれこそが「逃げ地図」プログラムの狙い。
私たちのグループでは「橋は落ちてて使えない」という想定で考えることにしました。
A~Fまで6グループに分かれて作業したのですが、
潮江地区を大きく3ブロックに分けて、2グループが同じブロックを担当。
片方は「避難ビルを利用できる」、もう片方は「山手の方にしか逃げられない」
という条件で色塗りを行いました。
私たちのグループは「山手のみ」。
茶色い色までが津波がやってくると想定される20分以内に避難できるエリア。
色付けされていない場所は・・・・・
なんとも暗澹たる気持ちになる地図になっちゃいました。
一方、避難ビルとして指定された場所に逃げることが可能になると、
こんなにも避難できる人が増えるんだ!ってことが一目瞭然。
ただね、これはあくまでも「地図上でのこと」ながです。
実際に自分が暮らす地域で、
地域の人々と生の情報を交換し合いながらやってみることが大事ながやと思うた。
ほんで、自分たちが作った地図の検証を現場で行なって、また作り変えて。
そうやって「いざ」の時に迷いなく逃げられるようにならないかんがよ。
この活動が広がっていくことを願ってるし、
「ワークショップ」の経験値を活かしてお手伝いができればな、と思ったことでした。
開発してくださったみなさんに感謝!
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