土佐の秋の至福の宴in濱長
東京西麻布にある日本料理店
『ラ・ボンバンス』、
ミシュランガイド東京にて2年連続
一つ星を獲得しちゅうという実力あるお店。
2ヶ月先まで予約で一杯というその店の料理長が、
なんと高知の料亭濱長で、一夜だけ腕をふるうという!!
しかも、そのお料理に司牡丹のお酒をマッチングさせていくという夢のような企画。
行かねばなるまい

参加費2万円には正直目眩がしたけど、
・・・・行くべし

60名様限定というお席は即完売する人気。
あぁ、取れてラッキーなのだ。
全席指定席でした。
私が通されたのは調理場の真横、これまたラッキーなのだ。
「向かいのお席にはイケメンが来るようにしちゅうき
」と女将。

ワクワクして待ちよったら・・・・
安藤高知市副市長やってビックリ爆笑大笑い〜

お隣の席は
まんぼさんやし、その隣はファームVegecoの長崎さん。
あぁ、楽しい宴になりそうだわ。
さぁ、どんなお料理が出てきたのか。
そしてどんなお酒と楽しんだのか。
メニューをご紹介しましょう。

ウェルカムドリンク*
山柚子搾り・ゆずの酒(リキュール)
栽培期間中無農薬で育った嶺北の山柚子使用のリキュール。
美味しいけどこの後のことを考えて、お代わりはグッと我慢!!
ラ・ボンバンスの料理長ほか、スタッフ勢揃いでご挨拶。
司牡丹の竹村社長の紹介でマイクを持った岡元料理長、
感激して涙ぐんで声が詰まる、という一幕も。

安藤さんの音頭で乾杯〜♪
窓の向こうには暮れゆく鏡川の景色が美しい。


乾杯酒*
土佐宇宙酒・宇宙龍(純米吟醸酒)このお酒と合わせちょった最初のお料理は、
仁淀川産ブラウンマッシュルームのスープと百合根の茶碗蒸し
長太郎のムニエル 黒胡椒 浅月(←こんな字にしちょった)

最初は温かいもので胃を温めて、それから料理を楽しんで貰う、
それがボンバンスの流儀だそうな。
和と洋の一番良いところがやんわり混ざったような、
印象的なのに体中の緊張がほどけていくような、そんな味。
見事な一品の登場にのっけからテンションが上がりまくり。
本醸造ひやおろし(本醸造生詰酒)
高知産トマトのジュレとアボカドムース カレー風味
ひやおろしを口に含んだ時、その前のお酒より随分強く酸味を感じた。
けんど、ジュレをひと舐めしてからもう一度口にすると、
驚き!!な、なんで??どうして??
強烈な個性を持つお酒と料理が上手にマッチングすると、
こんなにも互いを引き立て合うものなんですよ、って教えて頂いた。
この場合は『酸味』という共通項があったからこそ、
「人間同士の縁もそんなもんですよね

」とは竹村社長。
そんなうんちくにも酔いながら、ふと特設厨房を見れば、
なんて美しい、フラミンゴの舞♪
こうして調理している様子も間近で見られるという、最高の演出。
さて、フラミンゴが舞い降りてきました。
生鮮酒<秋>ひやおろし純米酒(純米生詰酒)
焼き松茸 ホウレン草 とんぶり 菊花二色和え
生湯葉 生ウニ べっこう飴 山葵
しらす入りチーズパン
胡麻豆腐 海老四万十海苔和え 銀杏
井部莉子生ハムと高知産ピオーネ巻き
言葉を失うって、こうゆうことかしらね。
それぞれ素材の味が全部ハッキリしちゅうのに、
全然ケンカせんの。
そして、ひやおろしとの相性もさすが、料理の味をこれでもか!ってくらいに引き立てます。
さぁ、調理場が何やらざわめきゆうよ。

岡元料理長がお皿にパラリパラリと乗せていきゆうのは・・・
高級食材の揃い踏みに周囲から歓声が上がる。
本醸造樽酒
フォアグラソテー 高知産長茄子柔らか煮 秋トリュフソース
一昨日成田に到着したばっかりのトリュフなんやって。
ここでも竹村社長が教えてくれた。
「トリュフも樽酒も木の風味という点で似たもの同士。
だからお互いを引き立て合うんですよ」な〜るほど〜。
ただね、正直に申します。
どんなに素晴らしい料理人が調理したとしても、
やっぱりアタシ、フォアグラもトリュフも苦手やな

龍馬からの伝言・日本を今一度せんたくいたし申候(超辛口・純米酒)
〆鯖棒寿司 炙り金目寿司 秋刀魚焼きおにぎり
ここでやってきたか、魚料理!!
薄味やのに、薄味と感じささんががすごい。
船中八策ひやおろし(超辛口・特別純米生詰原酒)
ハチキン地鶏 満願寺塩焼 ジャガコンフィー ディジョンマスタード
皮目はパリッ、肉はジューシー。
見事な焼き加減、そして肉に合う超辛口。
「肉と合うと香りが広がるお酒ながですよ」by竹村社長
相当食べて飲んでしてきちゅうに、まだまだいけてしまう


かまわぬ(永田農法・山廃仕込純米酒)※ぬる燗
高知産鯛鍋 豆腐 水菜 焼き葱 蓮根 白玉唐墨 ブシュカン
鍋ってより土瓶蒸しに近い、極めて上品な味。
お出汁は最後の一滴まで飲み干した!
白玉の中に唐墨なんて、ウレシイ驚きが隠されちゅうのも楽しい。
大吟醸・黒金屋(大吟醸原酒)
野菜料理 てっぺんトマトとバジル モロッコインゲン柚子マヨ
オクラナムル 小芋センベイ 空芯菜 水茄子味噌(司牡丹秘蔵味噌)
春野の長崎さんち(ファームVegeco)の野菜が大活躍♪
華やかなお酒に引けを取らず、お野菜の底力を感じさせる数々。
生の水茄子の美味しいことと言ったら!!!
永田農法純米酒
鮎そうめん 茗荷 大葉
ここにきて、麺。
冷たいお出汁が気持ちよく身体に染みわたる。
干し鮎を炙ったモノやったんかなぁ、クセのない上品な香りが鼻をくすぐる。
あっと言う間の一気食い(笑)
さぁ、いよいよラストの一品です。
源十(純米大吟醸原酒・秘蔵10年以上長期熟成大古酒)
白いコーヒーブラマンジェ 黒胡麻シャーベット 芋生キャラメル
テーマは『ブラック&ホワイト』、白いのにコーヒーの味

男性陣にはちょいと甘さが強かったかな?
随分お酒も回ってきたようで、最後の古酒は取り忘れちゅう〜

それにしても素晴らしいの一言に尽きる一夜。
夕方6時に始まって終了は10時、なんと4時間も飲み食いしよった!!
至福の時を過ごしました。


岡元料理長さん、感謝です!!

着物姿の女性が野菜提供の長崎さん。
後ろに隠れるようにしておるのが“まんぼ”さん、
あはは、梅組勢揃いや!
さて、全てのお酒を飲み干した後、
「最後に

生ビールいっとく?」
ってことで安藤副市長とチャリチャリへ・・・・
翌朝、スッキリ目覚められた私は、やっぱり酒に強いってことなのか???
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