岡山県玉野市宇野。
学生の頃、高知〜京都往復のために何度も経由した町です。
当時、瀬戸大橋も明石大橋もしまなみ海道も無い四国、
本州に渡る手段は空路か海路しかなかったのです。
高知から”汽車”(高知では未だ鉄道のことをこう呼ぶのが一般的)に乗って香川県高松まで。
そこから宇野と高松を結ぶ”宇高連絡船”に乗り換えよったがです!
連絡船・・・・・都はるみか石川さゆりの歌の世界です。
しかし、そんな叙情的世界に浸るセンスは持ち合わせていなかった。
乗船したら目指すは甲板のうどん売り場!!!!
夏休みの帰省時には太陽にジリジリ焼けもって、
冬休みには寒風吹きすさぶ甲板で凍えもって、
バイトの収入で懐が温かければ天ぷら載せる贅沢にウキウキしもって、
乗れば必ず食べたうどん、その美味しさと言ったら(うっとり)
そんな30年以上も前の記憶が鮮明に思い出されたのも、
今日の仕事で玉野市にお招きされ、久しぶりに宇野の駅を利用したから。
けんど、正直ゆうて”宇野は通過点”でしかなく、
その町に降り立ったことは一度もなかったのです。
到着したら「昼食はベタな定食屋にしました」と市職員さんに案内された。
「大阪屋」

ホントに見た目はフツーの定食屋さん。
驚いたのは暖簾をくぐって、店内の壁にこれを見つけた時!

なにこれーーーー!
やたらと劇画チックにダンボールに描かれたメニューです。
一説によると(あ、一緒に行った市職員情報ね^^)、
宇野競輪場のケイリン選手がよく訪れる店らしく、
絵のモデルは選手たちではないかとの話でした。
ふむ、確かにそう見えなくもない(笑)
私は魚定食にしました。

美味しい瀬戸内の鯛の煮付、たっぷりボリュームで550円。
午後の研修会に向けてバッチリエネルギー補給となりました^^v
夕方、研修と次回打ち合わせを終えて宇野駅を出発。
「茶屋町」とか懐かしい駅名にいちいち感傷に浸りもって(笑)岡山で新幹線乗り換え。
同じホームに高知行きの特急「南風」が停まっちょって、
うっかり飛び乗って高知向いて戻ってしまいそうになりよった^^;
京都に到着してホテルにチェックインを済ましたら、
うろうろするのも面倒だったのですんぐに目の前にあった赤提灯♪
「空海山」

京のおばんざいをツマミに、まったりと純米吟醸など。

土佐弁を聞きつけてお店のスタッフさんが声を掛けてくれたり、
高知のお酒の話でカウンター越しに店主の方とも盛り上がったり。
なんかとってもフレンドリ〜♪
どこ行っても「高知との縁」が感じられる、
今年最終県外出張なのでした!
・・・・あ、もう一日明日があったがやった^^;
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posted by moco at 00:10| 高知 ☁|
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