「ふるさとの台所復刊を祝う宴」を開催したのは昨年5月16日のことでした。
あの日から
「土佐の味 ふるさとの台所」をめぐって、
とてつもなくタノシイこと、あらまあ!と驚くようなできごとが、
てんやわんやと次々に巻き起こってきたのです。
「これはもう、皆さんにご報告せにゃいかん」と、
この度、366日目の宴を開催いたしました。


「復刻を熱望する会」メンバーが揃って開会のご挨拶。

文化功労賞を受賞された
松崎淳子先生、
コピーライターの
池田あけみねーさん、
「文旦好きがこうじて」を出版したまんぼちゃんこと
松田雅子さん、
ファームベジコの
長崎雅代さん。
梅原さんをして
「個性が立っちゅう!」と言わしめた面々です!
続いて、本を復刊させようと思い立った当時から、
価格のことやレジ横に置くフライヤーのサイズに至るまで、
事細かに相談に乗ってくれてアドバイスしてくれた、
金高堂書店店長の亥角理恵さんから、
書店から見た「ふるさとの台所」の魅力をデータとともに熱く語っていただきました。

直前の売り上げランキングでなんと4位に返り咲いていた「ふるさとの台所」。
その理由は
「GWの観光客がお土産として買っていった」ものだそう。
2160円もする郷土本が土産として購入されることもスゴイんやって。
「広めたい誇りある郷土の本」との言葉は心底嬉しく心強いものでした。
乾杯の音頭は
JA高知中央会の徳弘吉哉さん。

高知市に
「全国最大のJA農産物直販所を2019年開設!」が計画されていて、
そこのレストランに「ふるさとの台所」を活かそうという企画があるそうな!
ワクワクが爆発しそうなビッグニュースとともに弾ける乾杯♪
みなさまには「ふるさとの台所」料理を囲みながら、
土佐の食文化の奥深さにシビレて頂きました!

料理の数々は
高知の老舗旅館 城西館松本料理長が腕をふるってくださいました。

料理人の方に対しては非常に難しい無茶振りかと思います。
「豪華」でも「華やか」でもない土佐の日常食を、
「ハレの日」バージョンでご提供頂くのですから。
でもその無理難題に、かくも見事に応えてくださいました!!








お皿の上が、なんだかほっこりこうべっちゅうみたいな♪

人気やったのは
「手づくり田舎寿司」のコーナーです。

実はちゃんと切れ目の入った筍。

その他、酢漬けのミョウガに煮含めた椎茸とコンニャクが用意されちょりました。
ご満悦で作りゆう、作りゆう^^


可愛らしいお寿司を手作り出来てみんなぁ大喜びでした。

キッチン付きの「太陽の間」でしたので、
揚げたての山菜天ぷらも好評でした。


炙りたての干物もね^^v


そして、忘れちゃならんのが土佐酒ですわ❤

ゴキゲン度はひたすらアップされたようです。
今回も昨年同様「くじ引き配席」でした。
いたどり、ひめいち、はまあざみ、りゅうきゅう、
つわぶき、のれそれ、にがたけ、どろめ、くさぎな春から初夏の土佐の旬をテーマにしました。
それぞれクジで決まった奇跡の隣合わせを楽しんでくれてたようです^^




スペシャル企画は、
昨年末から元旦にかけて、香美市香北町(実家)の台所でのおせち作りが取材され、
「すみこおばあちゃんのおせち」(10分の作品)として
英語字幕付きでYouTubeで世界配信予定、そのできたてほやほや映像のご披露です!!


企画プロデュースしてくれたYuちゃん(
40creations代表 中村優さん)と、
撮影編集のみほちゃん(
ディスカバリー号/佐藤美穂さん)に心から感謝。
よくぞ
高知のばあちゃんを撮ろうと企画してくれたものです!
母に寄り添い、その心情や生きてきた歴史を丁寧に引き出してくれました。
料理を介してコミュニケーションするその見事さ!
まるで影武者のごとく、カメラを意識させない撮影テクニックの素晴らしさ!
あぁ、公開が待ち遠しい(来週より公開予定)
続いては
中村優×梅原真パワートークセッション取材してくれたタイ在住の中村優さんは
世界中の80歳オーバーの女性の台所を訪ね、お料理と人生を取材してます。
かたや梅原真さんは30年前に高知県内52市町村のおばちゃんを取材。
世界のおばあちゃんVS 高知のおばあちゃん、
期待の上行くとっても愉快なやりとりでした。
「日本中が、みんなが、一緒になっちゃった。
80オーバーのばぁちゃんたちはオリジナルレシピ持ってるのに、
なんでどこもフラットになっちゃったんだろ」この短くも本質をついた言葉に梅ちゃんがギュンと反応。
梅ちゃんから「教育がフラットにしたんちゃうか?」の問いかけには、
「教育って一番大事。
ただいろんなことを知った時に田舎を超COOL!って思えるのか。
都会のほうがいいなって思わせる教育になってるんじゃないのか」軽やかに口にする優ちゃんの問題提議は、
「世界を自分の目で見て体感してる」からこその言葉、
だからみんなの気持ちがスッと素直に反応できるものでした。
みんなもれなく優ちゃんに魅了されたに違いない❤
ああもう、20分間なんてあっと言う間でした!
トークショーの熱が会場全体に広がった!!

優ちゃんの近著
「ばあちゃんの幸せレシピ」を購入した方々が、
サインを求めて列をなす♪
優ちゃん&梅ちゃんと写真に収まる主演俳優&女優(笑)

「次世代につなぐ」がテーマのプロジェクトです、
チビちゃんたちにも「ふるさとの味」を覚えて欲しくて子連れ参加歓迎❤


「何が美味しかった?」
「イタドリ〜♪」よしよし、刷り込み作戦大成功^^v
和装仲間たちもこぞって着物姿でご参加くださいました。


たけっちゃんとの写真は二次会の時のみ^^;

真ん中に挟んだのは「よって西土佐」道の駅駅長のタイスケさん❤
そのタイスケさんから「西土佐のえいもん」、
四万十ドラマのリショーくんからは「十和のえいもん」、
農漁村女性グループの坂本さんからは「物部のえいもん」を持ち寄っていただき、
「ミニふるさとの台所市」が店開き♪

宴会場で農産物販売ってミスマッチなのに妙にしっくり愉快♪
会場の雰囲気を格段に魅力的にしてくれたのは
「花と器SUMI」のお花でした。
「初夏の山の緑を摘み集めてきたような」とのオーダーにピッタリ♪

みんなぁが
「こじゃんとえい〜!」ゆうて喜んでくれて、
終了時には全てをお持ち帰りいただけてました!!
このお花をコーディネートしてくださったのは
関川庸子さん(左)

ちなみに右はレイちゃんこと
中越令子さん、
正面の黄色い垂れ幕をパッチワーク(!!)で作ってくれた作者です。

左からレイちゃん、梅ちゃん、長崎さん、優ちゃん、諏訪さん、私。
ちょっとありえん並びが嬉しい記念ショット!!!
そしていよいよ中締め。
高校時代に応援団長やりよった梅ちゃんによる、
まさかの「三三七拍子」で爆笑の幕切れでございましたwww

あっと言う間の怒涛の2時間半。
オンタイムでの進行を気にするあまり、
終わってから大事な祝電披露を忘れちょったことに気づく!!!!
去年は乾杯の音頭をとってくれた元日銀高知支店長の
河合祐子さんから、
読み上げたら抱腹絶倒間違いなしの電報が届いていたのでした。

あ〜〜〜〜、ゆうこさんゴメンナサイ><;
でも、こうして文字で読んでいただけた方が、
きっともっとずっと笑えるww
彼女のためにも
「次」を考えねば^^v
というわけで。
沢山の方々に楽しんでいただけた宴を終えて、私はやや放心状態・・・・
ではなくて!!!2年続けて初夏の開催やったので、
「次は秋か冬にやりたいな〜」と欲張りな妄想が暴走し始めているのです^^v
妄想の実現エネルギー、
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