RKC高知放送さんの取材カメラが入りました。
3月に放送予定の特番用素材撮影とのことでしたが、
その前に明後日放送の番組で、すこ〜し流れるそうです。
「eye+スーパー」1月15日(月)15:50〜
「土佐の食遺産〜蒸し鯛編〜」
「蒸し鯛」=「ハレの日のご馳走」という説明をするために、
みんながおきゃくをしているシーンや蒸し鯛を食べてる様子が使われるとのこと!
あ〜楽しみ、タノシミ♪
この番組ではこれまでにも「ふるさとの台所」に掲載されちゅう料理が紹介されおり、
非常に貴重なアーカイブになっております!!
●11/6放送 「あたらしや/豆腐の梅酢漬け」(214ページ・206ページ)
●11/13放送 「ヒメイチの辛子煮」(147ページ)
●12/25放送 「かしきり」(139ページ)
ほんで今回は●「蒸し鯛」(220〜221ページに掲載)
我が家流の作り方をクックパッドで紹介。
レシピID : 4567164
中骨を残す点では「芸西村」流。
葉ニンニク以外の野菜を入れんのは香北・物部の流儀のようです。
何しろ大きな鯛のうろこ取りからして大仕事ながです。

この作業は「男しのシゴト」とされちょりまして、
家の横を流れる山の湧き水の水路にまな板を渡して豪快に。

ほんで、写真はありませんが背中から中骨と身の間に包丁を入れ、
狭いとこにむぎゅ〜と手を入れ、
内蔵を綺麗に引っ張り出さないかんがやけんど、
骨がマジ硬い!背びれもヤバイ!もはや凶器!!
「イッターーーーっ」と叫び声を上げること数回(泣)
今年は蒸し鯛を4つ作ったので、計4回の作業なわけです。
捌いた鯛には割と強めに塩をします。

このまま2日ほどねかせて、
元旦の朝に中に詰める具(おから・豆腐・葉ニンニク・卵)を作る。
(この作り方はクックパッドを参照)
さっと洗った鯛の水気を拭き取ったら具を詰める。

蒸し器に敷いたハランの下に藁を渡して、鯛を取り出しやすくしちょきます。

蒸せたかどうかは一緒に入れた芋に串を刺して確かめます。

ヒレがねてしまわんように爪楊枝を立て、藁を縛ったらいよいよ蒸し器へ。

1時間ばぁで蒸しあがります。

皿鉢にどーーーん。

食べるときにはいさぎよくパッカーーーンと割っちゃう!

鯛の方の強めの塩が旨味とともにおからに移り、
鯛には葉ニンニクの香りがほんのりと。
これをほぐして混ぜながら頂きます。
手間も時間もかかる料理やから、食べたことがないという土佐人も多いです。
けんど、小ぶりの鯛やったら自宅のキッチンでもできるし、
昔は普段用に鯖とかでも作りよったらしいです(松崎淳子先生:談)
こんな食文化を伝える番組、本当にありがたい!!
放送日が楽しみデス^^
蒸し鯛の美味しさが画像で伝わりますように!
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