食の風景を訪ねる『四万十ウラ観光地巡り』の続きです。
Eいのしし/しか肉
実を申せばいのししが苦手やったんです。
なので、今回のツアーで唯一気が進まんかった。
イノシシの解体現場と聞いただけで・・・・・・・・!!
けんど、しまんとのもり組合の
事務局長:岡村有人(ナオト)君がとつとつと語る説明聞きゆううちに、
そんな自分が恥ずかしゅうなったちや。
彼は害獣を益獣にしよう!とひたむきに頑張りゆう。
皮に残る毛が苦手と言うならば、ちゃんと抜ける方法を考えよう。
何度かの試行錯誤の末、ある温度のお湯を掛けるとえいことを発見。
臭みが苦手と言うけれど、血と膀胱の処理がちゃんとできたら臭くない。
充分に使い込まれ、手入れされた道具はなにやら神々しい。

益獣としてのイノシシを売っていくためには、
質の良い肉を集めないかん。
いのししが捕れたと聞けば、解体しゆうところに出向いて行き、
こうしたほうがえい、ああしたほうがえい、
と彼なりに工夫した解体方法を伝授しようとした。
けんど年配の猟師さんたちは始めは聞く耳を持たんかったと。
そりゃそうよねぇ、自分らぁは何十年もやってきた解体を、
二十歳そこそこの若者に口を出されて「はいそうですか」とはならんろう。
けんど、地道な『活動』が次第に認められて、
今では美しく下処理された肉が商品となりゆう。

あっぱれ、ナオトくん!!
もう猪は苦手、なんて言いませんから

次回は野菜と米!
旅はまだまだ、つ・づ・く!!
この旅の模様は『田舎暮らしの本3月号』掲載決定!!お楽しみに。
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