2006年12月21日

四万十の益獣!

さて、しばらくぶりに再開、

食の風景を訪ねる『四万十ウラ観光地巡り』の続きです。

Eいのしし/しか肉

実を申せばいのししが苦手やったんです。

なので、今回のツアーで唯一気が進まんかった。

イノシシの解体現場と聞いただけで・・・・・・・・!!

けんど、しまんとのもり組合

事務局長:岡村有人(ナオト)君がとつとつと語る説明聞きゆううちに、

そんな自分が恥ずかしゅうなったちや。

彼は害獣を益獣にしよう!とひたむきに頑張りゆう。

皮に残る毛が苦手と言うならば、ちゃんと抜ける方法を考えよう。

何度かの試行錯誤の末、ある温度のお湯を掛けるとえいことを発見。

臭みが苦手と言うけれど、血と膀胱の処理がちゃんとできたら臭くない。

充分に使い込まれ、手入れされた道具はなにやら神々しい。

   061102四万十ウラ観光 084.jpg


益獣としてのイノシシを売っていくためには、

質の良い肉を集めないかん。

いのししが捕れたと聞けば、解体しゆうところに出向いて行き、

こうしたほうがえい、ああしたほうがえい、

と彼なりに工夫した解体方法を伝授しようとした。

けんど年配の猟師さんたちは始めは聞く耳を持たんかったと。

そりゃそうよねぇ、自分らぁは何十年もやってきた解体を、

二十歳そこそこの若者に口を出されて「はいそうですか」とはならんろう。

けんど、地道な『活動』が次第に認められて、

今では美しく下処理された肉が商品となりゆう。

   061102四万十ウラ観光 063.jpg

あっぱれ、ナオトくん!!

もう猪は苦手、なんて言いませんから手(チョキ)

次回は野菜と米!

旅はまだまだ、つ・づ・く!!


この旅の模様は『田舎暮らしの本3月号』掲載決定!!お楽しみに。
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2006年12月10日

男前、茶ボス登場

食の風景を訪ねる『四万十ウラ観光地巡り』

D四万十の茶

ゆったりと流れる清流四万十川。

   061102四万十ウラ観光 080.jpg

国道沿いに車を走らせるとその両岸には広葉樹と植林された森が続き、

時折集落が現れるとやさしい田舎の風景が広がります。

信ちゃんが言うように、柚子と栗と茶の木もあるある!

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食の旅の午後一番はお茶工場の見学から始まりました。

061102四万十ウラ観光 079.jpg

広井茶生産組合の岡峯久雄さんは通称:茶ボスと呼ばれゆう。

かなりの男前工場長ながです!!

21歳の時から第2工場長を任されちょったらしい。

その工場の中で茶葉製造工程を見せてもろうた。

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葉打機→粗揉機→揉捻機→中揉み機→精揉機→乾燥機→仕上げ機

こんなにたくさんの工程を経て茶葉が完成するわけです。

けんど、機械に任せっぱなしにしちょったらそれでええわけじゃない。

その時々のお茶の具合や気候で条件は変わるき、

じーーーっと見つめながら頃合いを計らないかん。

まさに機械仕掛けの匠技

多い日には6tもの茶葉が持ち込まれ、1日500k生産、

年間4800kが生茶葉になりゆうがやって。

一番茶が4月20日頃から約20日間、

次に二番茶が出来るのが6月いっぱい。

昔は『秋番茶』ゆうがも作りよったけんど、

翌年にええお茶を作るために刈り取りはするけんど肥料に回しゆうと。


こんなにええお茶がようけ生産されゆうに、

以前は静岡などに送られ『混ぜられる茶』でしかなかった。

「自分らぁが作ったお茶を、

   どんな人がどんな顔して飲んでくれゆうがやろうか」

直接販売してみたい!

そこでオリジナル商品作って勝負に出たのがこれ!

   10月のいろいろ 021.jpg

     四万十緑茶四万十焙茶  

去年は24万本、今年は40万本いきゃせんろうかって位の人気商品!

四国内の全サービスエリアを始め、

都心部ではクイーンズ伊勢丹・ナチュラルローソンで取り扱われゆう。


お茶を買いに行って目にとまったら、是非買うてみてください。

すっきりした後味が病みつきになるばぁ美味しいき手(チョキ)

ペットボトルのデザインもこの秋リニューアル、

四万十でお茶を生産しゆうおじちゃん・おばちゃんの笑顔がかわいいわーい(嬉しい顔)

【しまんと茶工場】
http://www.shimantoryokucha.co.jp/index.html




次回はいのしし!

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2006年12月09日

四万十食材贅沢お昼ご飯

食の風景を訪ねる『四万十ウラ観光地巡り』

Cおひるごはんと
      原木栽培しいたけ


12月2日に催された食の旅、集合時間は朝8時半。

しかも集合場所が窪川駅ながやもん、朝が早いがやもん!

朝食は須崎の「たけざき」のおにぎり&卵焼きにした。

10月のいろいろ 023.jpg061102四万十ウラ観光 002.jpg10月のいろいろ 022.jpg

いつ行ってもできたてのぬくぬくが嬉しいるんるん

もう、西向いてどっか行くゆうたらここは外せん。

その定番朝食をお腹に入れたのが7時半過ぎ、

朝から山塩〜有機野菜〜鮎の風干しと食の現場を精力的に回り、

もうお腹はぺっこぺこになっちゅう。

お待ちかねの昼食の場所は、旧十和村役場からさらに5キロ奥の

地吉(じよし)というところ。

 061102四万十ウラ観光 062.jpg ここはおかみさん市のメンバー、 

               居長原信子さんのお家です。


信ちゃんとそのお仲間達が朝早くから準備してくれたごはん。

「味は自信がないけんど、

   全部、地で取れたもんやけん!」


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061102四万十ウラ観光 051.jpg061102四万十ウラ観光 052.jpg061102四万十ウラ観光 053.jpg
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信ちゃんは照れくさそうに謙遜気味にお料理を紹介してくれたがやけんど、

すごい、ホントに地元食材オンパレードのご馳走が、

テーブル一杯に並んじゅうがちや!!

ツアー一行歓声上げて飛びついた♪

椎茸の甘酢南蛮には同行の某A新聞記者が大絶賛。

「オレ椎茸がこんな美味いと思って食べれたの初めてっすよぉ!」

そう言いもって、お赤飯5杯もお代わりしよったちや。


食後はこの美味しい椎茸を栽培しゆう山の中へ。

原木からむしった椎茸を分けてもろうた。

いや〜なんか遠足みたいで楽しいったらないなぁ。

   061102四万十ウラ観光 065.jpg


「柚子と栗とお茶、これが四万十の風景ながよ」

ゆうて信ちゃんが語ってくれた。

ついつい四万十川の流れに目がいくけんど、

そうや、ここは暮らす人の手によって作られた風景なんやね。

だんだんと今回の旅の持つ深〜い意味が分かりかけてきました。



次回は四万十のお茶!

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2006年12月08日

しゃくり漁名人、登場!

食の風景を訪ねる『四万十ウラ観光地巡り』

B鮎の風干し

鮎の漁のしかたにもいろいろあるらしい事は知っちょった。

「しゃくり漁」ゆうがも聞いたことはあった。

けんど、ぜ〜んぜん詳しゅうに知らざった。

全国的には殆どの河川で違法とされちゅうこの漁をやりたい、

その一心で県外からここへ移り住んできた”川ちゃん”こと

『鮎夢』の川下徳之さん

手作りの竿を手に、鮎に見立てたタオルの固まりを相手に、

こーやって、しゅっと引いて、こうやるが

と、しゃくり漁の解説が熱い。

061102四万十ウラ観光 041.jpg061102四万十ウラ観光 042.jpg061102四万十ウラ観光 043.jpg

経験と勘がものをいうこの漁は、

初心者が『釣り上げた喜び揺れるハートを味わうのは奇跡みたいなもんらしい。

上手な人でも10匹捕るのがやっとと聞く。

で、しゃくり名人の異名を取る川ちゃん先生の最高記録はと尋ねると、

「一日に103匹捕ったことがあるよ手(チョキ)

       もはや、天才!!

で、川ちゃんは捕った鮎のわたを取って塩に漬けて『うるか』を作り、

開いた鮎は風にあてて干物にしちゅう。

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『うるか』は川魚好きにはたまらない、

独特の苔くささがあって珍味ったらない。

061102四万十ウラ観光 153.jpg

小ぶりの干物は炭火で炙ると淡泊なはずやにちゃんと脂ものっちょって、

冷酒にもワインにも合う上品なお味がGOODですぅ〜ぴかぴか(新しい)


そんなしゃくり漁をこよなく愛する川ちゃん、

「綺麗な川でいつまでもしゃくり漁をしたい!」

「綺麗な川を維持するのは川上に住んでいる責任」


と、『水と暮らしを学習する会』を立ち上げる行動派でもあったのです。


けんど、清流を守るのって川上の人だけの責任か?

川下に住みゆうアタシらあも一緒に考えんといかん事やでねぇ。

と改めて気付かされたよ。

   061102四万十ウラ観光 046.jpg

      すごいぞ、川ちゃんexclamation×2


彼の作った風干しとうるかを分けてもらい、

食の旅もいったんお昼休憩に。

さぁて、どんな口福に出会えるのでしょうか??



次回は贅沢お昼ご飯!

旅はまだまだ、つ・づ・く!!


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2006年12月06日

四万十ウラ観光(其の3)

食の風景を訪ねる『ウラ観光地巡り』

A有機野菜の巻!

旧十和村、四万十川に架かる橋を渡った対岸にある、

桐島畑を訪れました。

   

四万十の山をバックに、日の当たる気持ちの良い農園。

061102四万十ウラ観光 029.jpg

ルッコラ・山クラゲ・スティック春菊・ムカシダイコン・・・・・、

061102四万十ウラ観光 028.jpg061102四万十ウラ観光 029.jpg061102四万十ウラ観光 027.jpg

ちょっと不思議な作物が12〜13種、のんびりと植わっちゅう。

1シーズンに植えるのはこんぐらいで、年間にすると約60品目も。

「自分が食べて美味しい!と思うた品種を選んでます」

「少し位は虫に食わせてやる、くらいの気持ちで作りゆう」

有機肥料やち、与えすぎたらフワッと柔らかいばぁで味がのってこんがやと。

植物ってのはそもそも『種・実』を残すために育つもんやき、

葉っぱを食べたいなら葉っぱに栄養が行くように、

根っこを食べたいなら根っこが太るようにと工夫するのが農業。

061102四万十ウラ観光 033.jpg061102四万十ウラ観光 035.jpg

ふむ、改めて納得する。

少々照れもってこんなことを語ってくれた桐島正一さんは、

シャイで包み込むような優しい笑顔をしちゅう人です。

     061102四万十ウラ観光 031.jpg

正一さんの人柄と、その人柄が染みこんだような野菜に惚れ込んだのは、

妻の美郷ちゃん♪

東京世田谷で「キヨビスカ」ってレストラン経営しゆうがやけんど、

そこに届く有機栽培の野菜の中でも、

特にココ『桐島畑』のが魅力的やったそうです。

生産現場を見に来て野菜と正一さんにぞっこん一目惚れ揺れるハート

そんな彼女の桐島野菜の食しかたはと言うと、

「ここの野菜は

  根っこからダシが取れるほどに旨い」



恐れ入りました!!

【桐島畑】
四万十町十和
環境活動支援センターえこらぼを通じて、
有機農業の体験・有機農業の勉強会ができます。


次回は鮎の風干し!

まだまだ、つ・づ・く!!


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2006年12月05日

四万十ウラ観光(其の2)

さて、食の風景を訪ねる『ウラ観光地巡り』にご案内しましょう。

@塩の巻!

山塩 001.jpg

旧大正町の山奥に、海水を運んで天日干し、その名も『山塩小僧』

って、ちょっと白波五人男の口上みたいになったちや。

作りゆうがは『塩の邑(むら)』森澤宏夫さん

061102四万十ウラ観光 010.jpg こんなに寒そうにしちゅうけんど、

足下は年中サンダル履きやき!! 061102四万十ウラ観光 009.jpg

小川の近くに立てたビニールハウスで年間1.5トンもの塩を生産しゆう。

さて、その工程。

最初のハウスに入ってビックリ、無数の竹箒が逆さに立てかけられちゅう!

     061102四万十ウラ観光 013.jpg

ほんで両脇から海水シャワーがかかりゆうがです。

こうやって水分を蒸発させて海水の塩分濃度を上げていくんやって。


濃ゆうなった海水をお隣に並んで建っちゅうハウスに移す。

ここでさらにさらに、太陽熱やら風の力を借りて結晶させていきゆう。

   061102四万十ウラ観光 020.jpg

ゆっくりていねいにミネラルやにがりを含ませて、

キラキラのお塩に仕上げていくがです。


将来的にはバイオマスの活用なども考えちゅうらしい。

山で作るがやき、『木の力』を上手に使おうってとこらしい。

ガンガン熱利用で早く乾燥さそうってのでもない。

一定温度以下やないと、「塩の中の生命」が死んでしまうから。

ふーーーーむ、神秘的やぁ〜ぴかぴか(新しい)

見学希望、受け付けてくれます♪

061102四万十ウラ観光 025.jpg

【塩の邑】
786-0305高知県幡多郡大正町上岡95番地
tel&fax0880−26−0369


次回は有機野菜の巻!

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四万十ウラ観光・食の旅

061102四万十ウラ観光 004.jpg

四万十の人と会いながら、

生産現場を踏みながら、

風景に立ち、食材を手にして考える

谷から谷への「食の旅」。



こんな誘い文句にクラッと来た。

開催日の12月2日ゆうたら『赤岡冬の夏祭り』初日やん・・・・。

1分悩んで即決、「行く!!」


8:30amに窪川駅に集合して、

大正の『山塩』→十和の『桐島畑の有機野菜』→

十和の『鮎夢:鮎の風干し』→十和の『原木栽培椎茸』→

十和おかみさん市のお昼ご飯→

十和の『四万十のお茶』→西土佐の『猪肉・鹿肉・味噌』→

西土佐の『新しい作物』→『西土佐支流の米と酒』→

西土佐の『あゆ市場』→西土佐の『棚田野生食材』




各所の生産者の日常生活をこっそり見に行く旅。

お話を聞かせてもろうて、

ほんで分けてもろうた食材を手にほこほこしもって次へ向かう。

061102四万十ウラ観光 113.jpg

夕方には大きなテーブルに並びきれんばあの恵みの品々を、

ツアー参加者が自ら調理していただく、という趣向。


お米はもちろんかまどで炊きます。

かまどにくべる薪を割る作業も参加者の役目。

お風呂やって薪で沸かすがです。

061102四万十ウラ観光 115.jpg061102四万十ウラ観光 126.jpg061102四万十ウラ観光 116.jpg


今回このツアーに参加した幸運(!)な面々は、

NPO高知の食を考える会や

観光と食イベントの委員会、地産地消取引マッチング委員会の方々。

061102四万十ウラ観光 007.jpg

私は現在十和や西土佐の産品開発のお仕事に関わらせてもらいゆうき、

ほんで仲間に加えていただけました♪


この体験、一回では書き切れんき、順次詳しゅうに紹介していきますね。


さらに!

当日の模様は

宝島社『田舎暮らしの本3月号』

でカラー8ページで掲載されることが決定しちゅうそうです!!

こちらもどうぞ期待しちょってください。


ではでは、次回につ・づ・く!!
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2006年11月05日

とさ千里で四万十収穫祭

四万十川の天然鮎、炭火塩焼き

11月4日大阪千里 012.jpg

西土佐の野菜たっぷり、しし汁

   11月4日大阪千里 002.jpg

季節限定、四万十栗の栗きんとん

   11月4日大阪千里 019.jpg

川ノリ、干ししいたけ、新米、ゴリ佃煮、お茶、天日塩・・・・・

ここまで文字で読んだだけでもゴックン生唾ものでございましょ??

四万十ドラマさんについてって、

11月の4日・5日の二日間、これらをどどど〜〜〜〜んと

大阪豊中の県産品直販所「とさ千里」で売ってきた!!

11月4日大阪千里 021.jpg

初日の夕方から四万十RIVERの会員交流会があって、

その進行を担当したついでに翌日は販売のお手伝いをしたがです。


面白かったぁ〜!!

商品の説明やら試食、販売しゆううちに「生産者気分」になってくるがよ。

十和や西土佐の人が作ったもんを自信満々に語りゆう自分が可笑しかった。

実際、四万十の産品はどれも胸張ってオススメできるきね。

1日目に買ってくれた方がリピーターで翌日も買いに来てくれたり、

一つ二つ購入して持ち帰ったら好評やったと20〜30まとめ買い!

みたいな感じで。


ここ「とさ千里」店内には高知県内の物産がこじゃんと並んじゅう。

しかもなかなか気の利いたディスプレイで。

例えば野菜はこんな感じ。

11月4日大阪千里 008.jpg11月4日大阪千里 007.jpg

生産者の顔が紹介されちゅうき安心も伝わるよね。

ここを訪れるお客さんはほぼ100%、

この高知の新鮮野菜を購入するがやそうです。

お客さんに聞いてみると他には「柚子酢・お茶」が売れ筋みたい。

ここを切り盛りしゆうのはこ〜んなちっちゃいおかみさんかわいい

11月4日大阪千里 043.jpg

富田さんです。

従業員さんやアルバイトの学生さんもみんなえい笑顔しちょったよ

嬉しかったです、こんな笑顔で高知のもんを売ってくれゆうがやって。


店の外ではほぼ毎週日曜日にカツオのワラ焼きタタキも実演販売中。

   11月4日大阪千里 027.jpg

ここでさばきゆうき、ハランボやチチコも売ってます。


話しには聞いちょったけんど、

こうして毎日「ここのん美味しいねん」ゆうて買いに来てくれてるなんて、

都会の高知はちょっと誇らしい存在でした。


は〜、しかし記事のちっちゃいこと・・・・11月4日大阪千里 047.jpg

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posted by moco at 23:32| 高知 ☀| Comment(5) | TrackBack(0) | 四万十ものモノがたり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月01日

十和の和紅茶

十和村に道の駅が出来るがです。

その道の駅で売るための産品開発を初めてわずか一年。

一番実現が難しいがやないろうか思いよった「紅茶」づくりが実現♪

なんと40年ぶりの復活ながって。

そう、40年前までは十和で紅茶が作られよったが。

製法を指導するために招かれちょったのは、

金沢市のコピーライターで地域づくりコーディネーターもしゆう

赤須治郎さんです。

地紅茶 003.jpg

前日に広井茶生産組合さん四万十ドラマさんたち20人ばあで、

ごんごん手揉みで作った出来立ての紅茶を入れてもろうた。

なんて贅沢!!

地紅茶 001.jpg

茶葉が大きいき、ちょいと長めに5分間蒸らします。

ゆ〜っくり丁寧に漉したお茶は、香りもあま〜〜〜〜〜い

地紅茶 004.jpg

口に含んだときに雑味がなんちゃあ無いが。

お茶の柔らかい甘さが広がる感じ。

こんな紅茶、初めて!!

渋味が残らんき、後口がなんともえい。

きっと紅茶フリークを虜にする味やと思う

四万十ドラマの新商品としてデビューする日も近そうです。


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posted by moco at 02:17| 高知 ☁| Comment(8) | TrackBack(0) | 四万十ものモノがたり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月09日

新聞紙のバッグです

馬路村が開発した木のバッグが、

アメリカの美術館のバイヤーを魅了したのは、

ほんのこの前のこと。

次にブレイクするのは十和のこのバッグと大胆予想!!

イトウバッグ.jpg

イトウバッグ

旧十和村のイトウさんが作ったき、こんな名前。
(詳しくは↑こちらをクリックしてごらんくださいね)

新聞紙を折って、折って、作っちゅう。

右の小さいのはちょうど350mlの缶が6本入るサイズ。

某ビール会社の販促に使われたりもしました。

そう、そればぁ強度もあるが。

ほんで左の大きいのはA3サイズの書類も入るがです。

大きさより何より、洒落た全面広告のイラストが

まんま生かされちゅうのが気に入っちゅうのよ♪


この「イトウバッグ」、

村での作り手を増やしてどんどん売っていきたいがやそうです。

いっぱい売れて、ビニールのレジ袋に取って代わる日も近い??


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posted by moco at 19:25| 高知 ☀| Comment(7) | TrackBack(0) | 四万十ものモノがたり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月29日

ビックリしたちや、四万十うどん

4月26日西土佐 024.jpg4月26日西土佐 016.jpg

新緑の頃、雨に煙る四万十川。

この幽玄なロケーションは四万十市西土佐にある、

「いわき食堂」さんとこの駐車場からの眺め。


メニューには「ゴリ丼」に「川エビの唐揚げ」、「うなぎの蒲焼き」・・・

どれもそそられるーーー!!

    4月26日西土佐 019.jpg

時間もなかったのですぐに出来るという「四万十うどん」にした。

    4月26日西土佐 017.jpg

運ばれてきたお盆を見て、ありゃまあ、ビックリ!!!!

ど真ん中に手長エビが居座っちゅう。

川ノリの香りがえい〜。山菜がこれでもか!ゆうばぁのっちゅう。

タケノコ・ゼンマイ・ゴボウそれにレンコンまで。

卵は錦糸になっちゅうし、うどんの常識くつがえしまくり。

ボリュームも半端じゃないき、残念ながら完食に至らず・・・。

うどんを待ちきれずにおっきいお稲荷さんにパク付いたのが敗因。

む、無念・・・。


次の機会には鰻にトライしたいと思うちゅう。

注文を受けてから下の川で取ってきてさばいてくれて、

焼きたてをいただけるがやって。

時間は30〜40分はゆうに待たされるらしいがやけんど、

窓の外の四万十川を眺めもって待てるがやもん、かまんかまん。


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2006年03月11日

ようこそ、さようなら。

旧十和村と西土佐村の「村境」です。

この道は国道の対岸、私は「本当の四万十に出会える道」と命名しちゅう。

その道の丁度村境のポイントに何か作ろう、と村長さん発案。

(どっちの村長のアイディアゆうたっけかなぁ?)

任を受けた「棚田復活職人兼デザイナーのさこちゃん」は、

楽しく頭を悩ましてこんなん作ったの。

ようこそ西土佐 020.jpg

道の両脇にどうってことない木の杭が立っているだけ。

周りの雑木林に溶け込んでしまいそうなくらい自己主張してないが。

けんど、近くに寄っていったら木をくりぬいて覗き穴が!!

ようこそ西土佐 019.jpg

小さなガラス窓に「ようこそ にしとさ」って書いちゅう〜!

その向こうに西土佐の風景がちんもうにまあるく切り取られて見えるがよ。

もちろん反対側の木には「ようこそ とおわ」です。


ようこそ、ゆうて迎えてくれよったけんど、今期の合併で

西土佐は四万十市に、十和は四万十町に。

似いた名前になってしもうたちや。

小窓の文字は「さよなら にしとさ」「さよなら とおわ」に書き換え?


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2006年02月10日

西土佐の棚田復活職人

サコチャン、本職はデザイナーながです。

高知女子大文化学部のHPを覗いてもろうたら、

彼のデザインセンスの素晴らしさが分かると思う。


佐賀県出身の彼は10数年前から西土佐に居を移し、

結婚してこども育てながら、デザインの仕事しもって

人の手が入らなくなってしまった棚田をコツコツ復活させゆうが。

その暮らしぶりは話に聞けば聞くほど興味津々。


サコチャン自慢の棚田に連れてってもろうた。

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荒れ放題の草を刈るところから作業を始め、

今では7枚の棚田を管理、まだまだ増やそうとやる気は満々。

さて、その米を炊くためのかまど。

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なんとこれも土を練って自分でこしらえちゅうが。

お釜で炊けたご飯はそれだけでご馳走やった。

お焦げの出来具合も上等、えぇにおいやぁ〜わーい(嬉しい顔)

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畑から採れだちの野菜がゴロゴロ入っちゅうおみそ汁と

有明産の海苔に梅干し。

シンプルにして完璧な朝ご飯を頂いてきました。


サコチャンのことは、まだまだ書きたいことがい〜っぱい。

シリーズにして時々紹介するきね。

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posted by moco at 15:14| 高知 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 四万十ものモノがたり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月18日

十和のノブちゃん

十和村おかみさん市の看板ムスメかわいい、ノブちゃんです。
    ノブちゃん

ちっちゃいろ〜?
車を走らせていると後続車がビックリします。

    「げ、無人車が走りゆう!!」

車のシートにすっぽり隠れてしまうくらいちっちゃいのに
考えることもやることもでっかいが。

十和村おかみさん市は
平成17年度豊かなむらづくり全国表彰事業選賞で
内閣総理大臣賞と農林水産大臣賞をW受賞する快挙!

「十和に元気の源を呼び込もう!」いうて、
高知市周辺のスーパーで直接販売も行いゆう。

その名もカワイイ「おでかけ台所」

平成15年3月には環境マネジメント国際規格ISO14001の認証を取得。

すごいよね、四万十のう〜んと奥の、
ちっちゃい村で畑仕事をしている人たちが
国際レベルの環境意識持っちゅうがでexclamation×2

ノブちゃんは主に椎茸栽培をしています。
ほんで「くびっ茸」って椎茸の佃煮を商品化しちゅう。
これ、ほんとに美味しいです!
    椎茸

自宅はアンデスの山懐のような、
夜は真っ暗な闇に包まれ、星に手が届きそうな惚れ惚れするほどの山奥。

十和村の「メインストリート」に出てくると
そこが賑やかな都会かと錯覚するほどの、山奥(マジに錯覚するき!)。

十和に行くたびに自宅に泊めてもらうのですが、
お気に入りのその場所をこう呼んでいます。

    ホテル グランド居長原

取れたて野菜のアラカルト朝食が素晴らしく美味しいのです。

そうそう、来週の予約、しとかなきゃ揺れるハート
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posted by moco at 16:09| 高知 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 四万十ものモノがたり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月26日

高知の山が育てた味

十和村で出会った「栗きんとん」
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手のひらにコロンと乗っかるサイズですが、
味は十和の豊かな森を感じるような奥深さがあります。
一口食べると体が「ほにゃ〜」ってゆるむ感じ。


農業などに従事している女性7人組「清流栗庵」さんが、
10月から12月の3ヶ月だけ作っています。
    和・FD 033.jpg

十和で取れた新鮮な栗(冷凍物は味が落ちるき使わんが)
とお砂糖だっけで作られちゅうき、
とっても素直に栗の味が楽しめます。

その代わり賞味期限はたったの3日。
・・・・う〜む、どこまでも素直。

       栗好きにはたまらん。

けんど練る作業だけでも一回に2人がかりで40分、
なかなかの重労働です。
新鮮な栗の入手も大変で、
3ヶ月で作れるのは1万個がやっと。
いや、充分たくさんな量やと思うでしょ?

一度食べた人が、その味に見せられて翌年予約注文するがです。
この1万個は予約をさばくので精一杯、
お店で買おうたち売りやあせんがやき。

今年の分はどうやらもう締め切った様子。

運が良ければ来年GETできるかも?です。

【十和村 栗きんとん】
12個入り2000円(+送料600円)

運が良かった私はどうやら・・・くふふ揺れるハート人気blogランキングへ
posted by moco at 01:21| 高知 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 四万十ものモノがたり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする