香美市野市町の
高知県立のいち動物公園。
そこの園長さん(手前)のガイドで動物たちに会ってきました。

もう10年以上前、子どもの遠足に付き合って来て以来じゃないのかなぁ、
めっちゃ久しぶりの動物園にわくわく

ではその動物園の面白さ、mocoダイジェストガイドでお届けしましょう!

先ずはデコイのような
水鳥たち。

どっかに飛んで行ってしまわないように鉄線が張られているのかと思いきや、

これはイタズラカラスの侵入を防ぐためなんだって。
他にもイタチやタヌキといった『先住民』との攻防があるなか、
最近は自然繁殖もできだしたらしいです。
職員によるリアルタイムな情報が書かれた黒板もお目見え。

こんな情報は読むのも楽しいね。

次のゾーンに進む途中、目の前にヒラヒラと現れたのは
アサギマダラ 
私は蝶については門外漢、けんどかなり珍しい貴重な種類なんだそう。
うわぁ〜、そんなのに偶然出会えるのって運がいい♪

その立ち姿で一躍人気者になった
レッサーパンダ
上手に木登り中でした。
「縫いぐるみにしてもその可愛らしさは表現し切れません」と園長。
うん、その仕草に納得しちゃう〜♪

ん??なんだか臭うぞ・・・。
のいち動物園は草食動物が多く、ウンチは肉食動物ほど臭わないんだって。
しかしながらここだけ別格。

カワウソくんです。
尾っぽの付け根に臭腺があるからなのか、とにかくこの一帯だけ、臭い。
顔も仕草もめっちゃカワイイのに損しちゅうね。
チンパンジーたちは園長の姿に一斉に大興奮!
勢いよく駆けつけたと思ったら強化ガラスにわざとジャンピング激突


赤ちゃんのときから育ててもらってる親近感を持つものもいれば、
中には「注射や検査に連れてく嫌なやつ!」って認識してるのもいるらしい。
植わっている草を引っこ抜いて投げつけてくるいたずらっ子にはご用心ね。

コーラルピンクの貴婦人、
ベニイロフラミンゴ。

一本足で立つ足は時々交代するそうですが、
どうやら個体別に『きき足』ってのがあるらしく。
確認しようとじっと見てみるが・・・・
右足なのか左足で立っているのかさっぱり判別不可能!!

こっち向いてちゃっかりポーズを取る小顔の
ワオキツネザルくん。

この動物園でも繁殖するものの、
どういうわけか10頭連続オスしか生まれないって!
う〜むむむ、メスが生まれないってことは繁殖も難しくなるぞ。
求む、女の子。

手足の先に白い手袋をはめているかのような、
シロテテナガザル年の離れた2頭が仲良く毛づくろい。
うふ、熟女と若い青年、年の離れた羨ましいようなカップルです。


ところがこの若造ったら人目を意識するや否や、
おもむろに木とロープの構造物をフルスピードで旋回するのです。
まるで「どうだ!!」と見せ付けんばかり。
目立ちたがり屋やけど、見てる方としては面白いぞ!!

デイゴの真っ赤な花の下でおっとり構える
マンドリル(手前)。
園長「まるでゴーギャンの絵の中のようでしょう?」
ホントだ!! こんな絵があったね。
片方(奥)はダイエットが必要なほど太っちゃったの。


おっとりさんは相方に餌を横取りされても平気、
なので上手く減量は進まず・・・・あぁ悩ましい。

まるで絵本から飛び出たみたいな
アミメキリン登場。

サバンナには3種類の草食動物のうち、
一番小心者の
セーブルアンテロープを先ず芝生に出してやり、
次に上下関係に厳しい
グラントシマウマを、
最後に
キリンの順番で放つそうです。

樫の木の根元は体重の重いキリンの重圧が掛かると根が傷むので、
葉っぱを食べちゃった後の枯れ枝で囲ってあります。

昼間は殆ど活動せずに眠っているという
フタユビナマケモノガラスの向こうを探してもその姿が見つけれん。
おっかしいな〜、どこにおるがやろう〜???
・・・・おった!!

ガラスのすぐ向こうでぴくりとも動かん。
正真正銘、気合の入った怠け者っぷりに拍手だ。

イギリス生まれで高貴な雰囲気漂う
オセロット
真正面で寝ていた。
園長「エアコンの噴出し口の真下なんですよ、あのポイントが」
なるほど、快適な場所をよう知っちゅう。

『コハク』って素敵な名前の
ウンピョウ最近模様替えした室内のこの木の大きさが大層お気に召しているらしい。

確かに体のサイズにぼっちりで気持ち良さそうやね。

広々空間でしか繁殖しないという
オニオオハシわかる?
右の上のほうにおるでしょ??

あ、広すぎて分かりづらい?? じゃあもうちょっと近くに・・・・

大きなくちばしがとぼけた感じでいいなぁ。

結構素早く見事なナックルウォークを披露してくれた
オオアリクイ
アリの巣穴をかき出す為に伸びた爪をくるんと丸めて歩くのです。
好物のはずのアリやのに、与えてみても環境が変わると目もくれんらしい。
園長「生きたアリを与えてもフンって払いのけるんですよ」
それでも餌の上にアリの缶詰をパラパラ振りかけたのは毎日食べてるんだって。
ヘンなヤツ!!

リスなのにドッグ??
天敵の接近を仲間に知らせる鳴き声が子犬に似てるからそんな名前がついたの。
餌を食べる姿も、立ち姿もいとおしい
プレーリードッグ

楽しく動物たちにご挨拶した後はすっかりお腹が空いた。
レストランで頼んだのは
きりんカレー(辛口) 600円

「え〜、どっから食べよう」
「私、後ろ足からーー!!」
「やっぱり頭からはいきにくいでね〜」
大のオトナたちが大はしゃぎです。
こうなったらデザートもいっときましょう。



左:
オオコウモリパフェ(コウモリクッキー付き)400円
中:
ワラビー餅セット 300円
右:
レッサーパンダ笹団子セット 300円
ネーミングとメニューの企画にほのぼのとした笑いが広がる癒し系スィーツ。
のいち動物公園は11月3日に
開園16周年の記念日
を迎えます。

記念の
お餅の配布や
ぬいぐるみパレード、
クイズラリーなどがあるそうです。
子どもだっけやのうて、なかなかどうしてオトナも楽しめる動物園。
秋晴れの一日を過ごすには結構面白いスポットです。
【のいち動物公園】香美市野市町大谷738
0887−56−3500
開園時間/9:30〜17:00
休園日/月曜日
入園料/おとな450円 18歳未満無料
四国人気blogランキングに参加中
↑ワンクリックで10point入ります、
よろしかったら是非ポチッと押しちょいて

※けんど
一日に一回で充分ですき!!