って、ちょっと「うるるん」モードながやけんどよ。
江戸時代からの港や町並みがそのまんま残っちゅうところなが。
ほんで、そこを大事に残していこうと活躍するNPO
【鞆まちづくり工房】
鞆のちょっと小高い丘の上にある事務所を訪ねてきました。

レトロな民家を買い取ったんだって。
海の見える素敵な洋館。
代表の案内で、ちょいと鞆をうろうろ。
あらま。
こんなところで龍馬さんに出会うとは!


いろは丸がこの浦の沖で、事故にあって沈没したんやって。
その賠償について龍馬が4日間談判した町屋がここにある。
けんど老朽化して保存のために改修が必要になった。
NPO頑張って資金集めた!

改修中の町屋です。
柱や梁の一つひとつに、
江戸とか明治とか、改修された年代が書かれてあるの。
談判の間泊まって龍馬が気に入って、
その後も何度か訪れたという宿もこうして残っちゅう。

鞆の方々が、
龍馬に縁のある歴史を
すっごく大切に思うて、残すための努力をしてくれゆうがよ。
そんなん、なんちゃあ知らんかって、
あたし高知県人やに恥ずかしかった。
鞆の浦って、江戸時代に石で築かれた港です。
夜須町の港もえいけんど、また風情が変わっちょって趣があります。

浦の全景はこんな感じ。


右手には引き上げられた「いろは丸」が保存展示されちゅうがです。
えい風景でしょう?
スケッチにやってくる絵画同好会も後を絶たないそうです。
ところが、なんです。
地元福山市では、
ここを三分の一程埋め立てて、
対岸に向かう橋を建設しようとしてるのです。

途中までできてるこの道。
ほらね、右手に「いろは丸展示館」がある、そんな位置です。
こっから対岸に向けてバーンって。
鞆まちづくり工房さんは、
山手にトンネルを抜く対案を出して、なんとか橋の建設をくい止めようとしています。
この浦の景観も、
そしてようやく残してきた町並みも守ろうと必死になっています。
行政の決めたコトって、なかなかひっくりかえせんみたい。
地方自治主導に横やり入れれんらしく、
広島県も国も「鞆は残すべき」と思いつつ、
福山市の計画に手が出せない状況らしい。
おっかしい!!
なーんか納得いかん。
どーもようわからん。
こんな鞆の浦に、龍馬の歴史は生きちゅうがです。
なんちゃあできんけど、
それでも、なんかチカラになれんろうかと考えゆうがやけんど・・・。
妙案が浮かばん!
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あそこはいいとこなんだよね。堤防のそばで
お年寄りが魚売ってたり、堤防で干物作ったり
と、な〜んかのほほ〜んとした空気がたまらく
哀愁があってねえ、大好きです。
たしか山手には太閤さんが建立したお寺が
なかったっけ・・いずれにしても、もうどこ
もかも破壊して町をつくるなんて止めても
らいたいねえ。むしろ昔に戻ろうよ。
あそこは伝馬船やら蒸気船などが浮かんでる
だけで絵になるところやで。沖からの眺め
もきっと素晴らしいはずです。今度行くとき
運転していくき連れてってや。
やった!
運転手GET♪
ぬくうなったら行こやいか。
「春の海
ひねもすのたり のたりかな」
鞆の浦にピッタリの句ではないですか。
でもどこに行ってもこういう問題はあるんですね。古き良きものを残していこうとする人あればそれを破壊してまで新しいものを作っていこうとする行政・・・。
新しいものが悪いというわけでは全くないけれど、もっとそのまちの歴史や人の心を大事にしてほしいですね。
ホントホント。
何でこんな問題が後を絶たないのでしょうかね。
「村長とゆく春の鞆ツアー」
是非ご参加を!!