2008年04月10日

金でお化粧した器

毎日の食事に使う器、

ほんのちょっぴりお財布に無理してでも、

気に入った焼き物を手に入れて使ってます。


こどもたちにも物心付いた頃から、焼き物のお茶碗を買い与えました。

割られやしないかと内心ヒヤヒヤするがやけんど、

案外ちゃんと取り扱うもので、

割れやすい=大切に使う

ということが言葉でなくても伝わりよったみたいです。


こどもが大事に使うてくれゆうのに、

割るのはもっぱらそこつ者の私????????

洗い物しよってつい手を滑らせたり、重ね方がまずかったり。



けんど、割れた器は捨てたりしません!

救世主がちゃんと現れるのだ!!



いつも器を買いゆうお店の旦那様は「金継ぎ」を趣味としてます。

まぁ、本人によると「そんな本格的なもんじゃないから」って謙遜しますが、

その趣味で器として蘇らせてくれるのだからこんな有り難いことはありません。



先日、ウチに飲みに来たついでに段ボール一箱分の

そこつ者の証を持ち帰り、

数日後には見事元の形にお直しされて戻ってきました。


小野哲平さん作の土の匂いがしそうな汲み出し茶碗。

   金継ぎ 003.jpg

食後にこれにいれたたっぷりの珈琲を飲むのが好きやったがです。

飲み口がかっぽり割れちょったのが、ホラこの通り。

金のお化粧が土っぽさと解け合ってなんともいえん味わいになった。


これも哲平さんの蓋付きどんぶり。

   金継ぎ 004.jpg

息子が成長期の頃(中〜高校生)は、毎日これに大盛り2杯のご飯を食べよった。

今でも帰省してくる度、このおどんぶりをお気に入りで使いゆうのです。

あ〜ヨカッタ、次に帰るときにはまた使える。


それより以前、息子が小学生の頃に、

家族それぞれのイメージに合わせて買いそろえた柄違いのお茶碗。

金継ぎ 008.jpg金継ぎ 006.jpg金継ぎ 007.jpg

揃いも揃って割ってしまう私って、本当に懲りないやつです。

けんど毎日使うき、ほんで割れる確率も高まるのだ!

割るのを恐れて大事に飾ってあるよりも、

愛用されてこそ器も喜んでくれゆうがじゃないろうかね。

と、都合のいい言い訳なんかしてみたりして・・・。


着物にしても器にしても、

繕って長く使い続けようと先人が編み出した技に改めて感心します。



これは数年前の誕生日に、夫が買ってくれたもの。

金継ぎ 002.jpg

唇の当たりが優しくて気に入っちゅうがやに、欠けてぶさいくになった。

金があしらわれて、ちょっと色っぽくなった気がせん??


では、ワタクシもこの器で色っぽく珈琲を頂くとしましょう。


●色っぽく押してみましょうか↓うっふん?h?????n?[?g
四国人気blogランキング、ただ今3位exclamation?~2

posted by moco at 16:10| 高知 ????| Comment(3) | TrackBack(0) | 日々の暮らしを楽しむ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
割れた、ダメになったからといって捨てたりするのではなく
ちょっと手をかければ
まだまだ使えるものって
色々あるんですね。

愛情を持って使う、接するのって大事なことですね。

素敵すぎます☆
Posted by りん。 at 2008年04月10日 16:55
この国ならではの発想ですよね!
西洋ではいかに欠けたとこを直して隠すか、と言われますが。。。日本人は直して更にそこに美を求める!!
割れても、割れても直して使ってもらえると作り手としても凄く嬉しいものです。
小野さんの作品、僕も持っていますが、多分真っ二つに割れても使い込むでしょうね!
Posted by ひろみち at 2008年04月10日 17:10
■りん。さん
単純に繕うがじゃのうて、
そこに金をあしらったり、布モノだと刺し子したり。
ちゃんとそこに新たな「美」を加えるところに、
日本の文化の凄さを感じますよね。
ホント、素敵すぎます♪

■ひろみちさん
わ、作り手さんに喜んで頂けると、
さらに「大事に使おう!」って気合いが入ります。
・・・・が、あやうく今日も一個欠けそうになって慌てました。
哲平さんの器は本当に金継ぎが似合いますよね。
世界に二つと無い自分だけの器に生まれ変わって嬉しい♪
いや、割らずに使うにこしたことはないんですけどね^^;
Posted by moco at 2008年04月10日 19:01
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/92907407
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック