山野草を愛し、
山を愛し、
短歌や俳画もたしなまれる粋な風流人、
山脇哲臣(やまわきてっしん)さん。
(元牧野植物園園長/元土佐寒蘭センター長)
以前からお名前はよう伺いよったけんど、
なかなかお目にかかるチャンスが無かった。
ようやく念願叶ったのは一日密着インタビューするという
超緊張シチュエーション!!
今週金曜日(14日)放送の『とさ金』は、
敬老の日特集ながです。
人生の達人を訪ねるという企画で、
打ち合わせのときに私がお会いする相手が山脇さんやと聞いて、
飛び上がって喜んだ。
残暑の厳しい日差しが照りつけるある日、
旧土佐山村の山へロケに向かいました。
なんと山脇さんは8ヘクタールもの山に山野草を植えて公園にし、
その手入れのために毎日のように通いゆうがやって。
友人でも紹介するかのように草木について説明してくださいました。
取材慣れしてらっしゃるんでしょうね、
マイクを付けられようが、TVカメラが向けられようが、
「そこでもう一回」「今度はちょっと角度を変えて」などの注文にも、
飄々とした受け答えっぷりは変わらずマイペースのまんま。
撮影場所をご自宅に移しても。
「ちょっと原稿を書いてらっしゃる姿を撮らせて下さい」
ってクルーがお願いしたら、
そんなポーズを繕うんじゃなく本気で筆を進めておられる。
風格漂う横顔に、すっかり見惚れてしまった。
この日お誕生日を迎えられ、御年89歳。
その人生は語り尽くせぬほどに重く厚いのですが、
気さくに構えられたお茶目な一面はとても若々しい。
素敵な歳の重ね方のお手本を見せていただきました。
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2007年09月11日
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