チョコっと前の夏の一日。
赤岡の町歩きでもしょうか、とムスコとその友人たちを連れて出掛けたら、
ぼっちりマイケル・カーンに出くわした。
彼の友人のオーストラリア人を女形に仕立て上げ、
この冬に開催予定の「ちょびっとJAPANビデオ祭(仮称)」の、
ポスター用写真を撮影するんだって。
↑先に完成形をお見せしますね。
これは面白そう!!
外国人男性が女形に変身していく様をみんなで見学させてもらうことにした。
完成したばかりの弁天座の2階におもむきます。
メイクと着付けは「赤岡絵金歌舞伎伝承会」のさよちゃん。
「こんな鼻の高い人に
化粧するのは初めてちやーーー」
と困惑しつつも手際よく先ずは眉毛を消す作業に入った。
襟足から真っ白なドーランを塗り始め、
続けて首から顔、耳まで。
あれ??
こんな胸像、昔美術室でお目にかかったような・・・。
思わずデッサンしたくなる美しい横顔です。
うっとりしている間もなく作業は次なる段階へ。
桃色の化粧を刷毛で目の周りにサッと塗り、
ポンポンと叩いていい具合にぼかしながら広げていきます。
「女形の顔はこれが肝心ながって〜。
ぽわーーんと色っぽく仕上げるのには技術がいるがよ〜」
黒く眉毛を描く前に、紅を入れるのもコツだそうな。
「彫りが深いき目のラインが隠れる〜」
とさよちゃん大苦戦。
けんど見せてもらいゆう私たちはってゆうと、
いちいち「へ〜、ほ〜、ふ〜ん、なるほどーー」
と初めて見る歌舞伎メイクに感心しきり。
口紅を描きいれて目元にも紅を入れると、
立派に女形の顔ができてきた!
そして着付け(丈が足りんゆうておはしょり無し!!)、
カツラを装着!!
とまあ以上で西洋女形が無事完成したわけです。
マイケルも出来栄えに満足??
どんなポスターが出来上がるか、楽しみに待ちましょう。
最後に皆で『女形ポーズ』・・・・なんじゃこりゃ??
●色っぽさで男に負けちゃうなんて・・・・
ランキングでは勝ちたいものです。
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2007年08月20日
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京都の舞妓さん体験より、面白い絵柄かも。
この着付け自体が赤岡の観光目玉として商品化出来るかも〜♪
それにしても、なんと美しい。(--;)
■ちいさん
面白かったですよ〜。
化粧道具一揃え買おうかという衝動が・・・。
■あじ。さん
そうなんです!!
絶対イケルと思います、これ。
京都では舞妓さん体験も観光メニューにあると聞きます。
商品化を進言しちょきますね。