実家でごく身内だけで執り行うことになり、
私は前日から泊まり込みで準備。
大川上美良布神社の甲藤宮司と日程を決める際に、
祭壇に飾る品々として必要なものを教えてもろうてました。
前日、蔵の奥から段飾りを引っ張り出してきて、夫と組み立て。

甲藤宮司にメッセンジャーで画像確認してもらって、チェックしてもろうた。
すると早速、
「三方は台のつなぎ手が御霊前の方で
穴は向かって正面と左右になります」
なるほど。
「玉串にする榊は60〜80センチのものを1本、
20〜30センチばぁのを参列者の人数分」
と指示がありましたので、90歳の父と山へ行って切り出してきた。

山の麓にはユキモチソウがひっそりと。

当日は1時間前に宮司さんがやってきて、
榊に「紙垂(しで)」を付けるなどの準備を始めます。
米・塩・酒・水などのほか、
妹が準備した餅・尾頭付き生魚・菓子・果物・花、
そして畑から抜いてきた葉野菜など、宮司の指示のもとそれぞれ飾り付け。

対の生魚は「川背海腹」と言って、
川魚は背中の方を海魚は腹側を、御霊前に向けて飾るそうです。
どこに何を飾ったのか、覚え書き。

座敷でのお祭りでは、祝詞の間、孫たちも静かにじっとしていて(一番末っ子も!)、
神妙に玉串を捧げることもできて成長を感じたことでした。
続いてお墓での神事。

五月晴れで薫風爽やかなお日和、
甲藤宮司のお陰様で、無事に全てを執り行うことができました。

最後に、仕出し屋さんにお願いした折り詰め弁当で「直会(なおらい)」、
一区切りが付き、父母はなんぼか肩の荷が降りたことでしょう。
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