2025年05月04日

祖母の三十年祭

5月3日は83歳で亡くなった祖母の三十年祭を

実家でごく身内だけで執り行うことになり、

私は前日から泊まり込みで準備。


大川上美良布神社の甲藤宮司と日程を決める際に、

祭壇に飾る品々として必要なものを教えてもろうてました。


前日、蔵の奥から段飾りを引っ張り出してきて、夫と組み立て。

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甲藤宮司にメッセンジャーで画像確認してもらって、チェックしてもろうた。

すると早速、

「三方は台のつなぎ手が御霊前の方で

 穴は向かって正面と左右になります」

なるほど。

「玉串にする榊は60〜80センチのものを1本、

 20〜30センチばぁのを参列者の人数分」

と指示がありましたので、90歳の父と山へ行って切り出してきた。

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山の麓にはユキモチソウがひっそりと。

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当日は1時間前に宮司さんがやってきて、

榊に「紙垂(しで)」を付けるなどの準備を始めます。

米・塩・酒・水などのほか、

妹が準備した餅・尾頭付き生魚・菓子・果物・花、

そして畑から抜いてきた葉野菜など、宮司の指示のもとそれぞれ飾り付け。

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対の生魚は「川背海腹」と言って、

川魚は背中の方を海魚は腹側を、御霊前に向けて飾るそうです。

どこに何を飾ったのか、覚え書き。

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座敷でのお祭りでは、祝詞の間、孫たちも静かにじっとしていて(一番末っ子も!)、

神妙に玉串を捧げることもできて成長を感じたことでした。

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続いてお墓での神事。

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五月晴れで薫風爽やかなお日和、

甲藤宮司のお陰様で、無事に全てを執り行うことができました。

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最後に、仕出し屋さんにお願いした折り詰め弁当で「直会(なおらい)」、

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一区切りが付き、父母はなんぼか肩の荷が降りたことでしょう。




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posted by moco at 18:54| 高知 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々の暮らしのつれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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