今年4月より実施されたしまんと分校モニターツアーの様子を順次紹介していきます。
4月:「雑草ゼミ」のレポは→こちら
9月:「栗ゼミ」のレポは→こちら
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「茶ゼミ」実施日/5月9日・10日
13:00 集合場所は道の駅四万十とおわにある「おちゃくりカフェ」前。
開校式を終えたらすぐに茶畑へと移動です。
『実技』の指導は”茶ボス”こと岡峯久雄さん(合同会社広井茶生産組合)
お茶の加工については高知県の第一人者!
大型機械が入れない傾斜地の茶畑で、その苦労なども伺いながら
「一芯二葉」を慎重に選びつつ黙々と茶摘み。
茶摘みを終えたら旧広井小学校の校庭へ移動し、
ノブちゃんの指導により「釜炒り茶づくり」。
薪で火を起こして茶葉を煎り、手揉みして天日干しの工程を体験しました。
1日目の最後は茶工場の見学。
生産者から持ち込まれた茶葉が次々と機械に投入され、
さっきまで自分たちの手によって行った茶造りが、
機械によって進んでいく様子を見学しました。
夕方、「こいのぼりHOUSE」に到着すると、
翌日の座学の先生がみんなに「お疲れ様の一服」を淹れてくれました。
丁寧に淹れられたお茶の、なんと清々しく美味しいことか!!
夕食会では揚げたての茶葉の天ぷらが振舞われました。
座学の先生が入れてくれた緑茶のソーダ割りは、まるでスパークリングワインの風味❤️
おかみさん市の真心いっぱいの皿鉢料理を囲んで、
お茶談義は夜更けまで続いたのでした。
二日目は朝から『座学』の時間。
先生は日本茶ソムリエで、東京表参道に日本茶カフェ「茶茶の間」を持つ和多田喜さん。
冒頭から「お茶の日常がペットボトルとなった今、非日常を確立しないとお茶の未来はない」
と熱く説く先生の世界観に、一気に引き込まれていきました。
耳にはしたことがあるけど、正確に知らなかった
「番茶」「煎茶」「深蒸し茶」「抹茶」「釜炒り茶」「荒茶」など、
それぞれの違いについて解説を交えながら、
15世紀からのお茶の歴史や、中国やヨーロッパなど世界のお茶事情、
また、理論に基づいた美味しいお茶の淹れ方など、
時間があっという間に過ぎた濃密な学びの時間でした。
これは1回ではとても頭に入りきらん!
ぜひまた和多田先生をお招きして「復習」の機会が欲しい!
など、リピート希望も多かった回でした。
昼食は「無印良品のカレー」食べ比べw w
食後にもお茶をいただいて、スッキリ。
「日本茶を淹れて飲む日常を大切にせんといかん」と気持ちも新たになる学び、
ありがとうございました!!
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「しまんと分校」は、
地元の方による地域性豊かな『実技』
全国的に活躍されている講師から学ぶ『座学』
そして地元の恵みを生かした『食』
『自然が資本』をコンセプトにしたあたらしい学び方の学校です。
今年度はほぼ月一ペースでモニターツアーを実施中。
これまでに、「野草」「茶」「川」「地紅茶」「芋」などをテーマに開催し、
次回11月は「椎茸」を予定しています。
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2024年10月29日
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