前回「しまんと分校宿泊棟」に泊まったレポを書きましたが、
実は1ヶ月前に実施された
「しまんと分校モニターツアー:栗ゼミ」の際の宿だったのでした。
今年3月より毎回ゼミ進行&運営のアドバイザーとして同行していたのですが、
この回のみ、二日間のプログラムのファシリテーターを担当。
「栗ゼミ」実施日/9月21日・22日
しまんと分校で開校式を終えたら、各自長靴に麦わら帽子被り栗山へ!
『実技』の先生は栗農家の竹本茂行さん。
栗拾いの道具の使い方、拾い方、選別方法、栽培についてのあれこれを学びます。
膝のプロテクターは、
「栗は木から取るんやない、地に落ちたのを拾い集める作業」
だから、これを付けておくと動きが楽ながやって。
山で使う蚊取り線香は、家庭用とは全く異なるサイズで強力だとも教えてくれました。
それにしても、丁寧に育てられた「四万十地栗」の巨大さといったら!
イガのサイズはソフトボールより大きい!
もちろん、栗の実も特大サイズ。
そして、ただ大きいだけではなくて甘さも驚異的、メロンより甘い個体もあるそうな。
研修等にもんてきたら、次は栗の皮剥きを学びます。
鬼側を剥く道具、渋皮のこそげ方などを畦地会長がちょいと照れくさそうに指南。
生徒たちは夜の栗ご飯に使う栗をせっせと剥きます。
「明日のカレーにも入れるけん、一人20個は剥いてよ〜」
と、ノルマを課してゲキを飛ばす「おかみさん市」ののぶちゃん。
夕食会は地元の方も何人か加わり、秋の味覚が贅沢に勢揃い。
栗ご飯、美味しそうに炊けました。
栗がゴロゴロ入ったお赤飯は「四万十スタンダード」、
決して特別な日の贅沢バージョンではないのだそう、こりゃびっ栗!!
なんと鮎飯も炊けていました!
そして、四万十鮎の塩焼きに、
りゅうきゅうとナスがたっぷり入ったツガニ汁も!
「都会の料理屋で食べたらきっと目の玉飛び出る値段になるよね」
「いやいや、そもそもこんなに原材料が揃えれんろ!」
などと季節の恵みをありがたく頬張り、
心ゆくまでみんなと語らいながらの「おきゃく」は夜更けまで続き、
食器を洗って片付けて、それぞれに部屋に戻って就寝。
翌朝は座学です。
パティシエの小澤幹さん(Sweet standard代表)を先生に迎え、
洋菓子の現代史を深〜く、おいし〜く学ぶ時間。
試食用に準備された栗菓子の数々。
お話を進めながら、手際よく各自のお皿に取り分けられてゆきます。
メモを取るのもつい忘れてしまいそうな美味しさ。
四万十紅茶も絶妙に似合うのです。
このプログラムに超ご機嫌なWモモコちゃんw
午前中みっちり学んだらお昼ご飯です。
スイーツをまぁまぁ食べている胃袋なのに、カレーがまた美味しくて。
栗がゴロゴロ入ってるカレーは初体験。
ホクホクとした甘さが、めっちゃくちゃカレーの辛さと合うことに驚いた!
満足度はかなり高めなモニターツアーとなりました。
「しまんと分校」は、
地元の方による地域性豊かな『実技』
全国的に活躍されている講師から学ぶ『座学』
そして地元の恵みを生かした『食』
『自然が資本』をコンセプトにしたあたらしい学び方の学校です。
今年度はほぼ月一ペースでモニターツアーを実施中。
これまでに、「野草」「茶」「川」「地紅茶」「芋」などをテーマに開催し、
次回11月は「椎茸」を予定しています。
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2024年10月28日
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