4月、
春の旬をいただきに初めて訪れた「割烹 うを兼」さんで、
今度は夏の涼を頂く。
・・・と言いつつ、先ずは熱々にふっくらと焼き上げた卵豆腐に鮎の肝醤油。
はぁぁぁぁ、あまりの香りの良さに鼻呼吸が止まらんなって、
思わずため息が漏れてしもうた。
そして瑞々しい笹や楓で涼やかに彩られたお膳。
葉っぱを捲るたびに、ひゃ〜と唸ってしまう味がコンニチハ。
なんて楽しい!なんて深い味わい!
「大人の遊園地や〜〜」と彦摩呂風に叫ぶのをなんとか思いとどまった。
鱧です。
目の前でリズミカルに「ザクっザクっザクっ」って骨切りする包丁さばきに見入る。
そして、瀬戸内産の立派に膨らんだ鱧のふくよかな旨みに感嘆。
流れ子です。
コリッコリと歯切れよく、爽やかな磯の風味を凝縮した肝もブラボー。
鮎です!
入店した時から炭火でじっくり焼き始めて1時間。
頭も骨も丸ごと柔らかく食べられるほどの焼き加減に驚嘆。
そして、「蓼酢」というもので頂いたのも初体験。
鮎の味わいがとてつもなく膨らんでうっとり。
冷たいお煮物で一息。
鴨です、冬瓜のベッドにゴージャスに横たわってる。
お次はウニが、焼きナスの大座布団に鎮座。
もう、お見事なコラボレーションが続きます。
お寿司もおそうめんも、それぞれに丁寧仕事が美味しい。
そしてラストは丸ごとの桃。
タネは綺麗にくり抜かれてる。
いや〜、やっぱりすごい。
カウンターに陣取り、店主との会話も楽しんだ贅沢なひと時。
ご一緒したゆーこさんも、
「これはもう、一年中の旬をここで味わうために通いたい!」
というわけで、次は初秋の美味を求めて。
よさこい練習の合間のエネルギー補給、明日からは休みなし!
四国地方ランキング
◉土佐手拭い・一筆箋・絵はがき・ふるさとの台所など
お買い求めはこちらから→オンラインショップ「土佐旅福」
◉「ふるさとの台所」掲載料理レシピ配信中→「クックパッド」
2024年07月31日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック