病気療養中であったマイケル・カーンさんが、
今日昼に、静かに息を引き取ったとの悲しすぎる知らせ。
1991年より高知県教育委員会に国際交流員として配属されていて、その当時に知り合いました。
高知におる外国人をつなぐニュース・ペーパーを作っていて、
「どう?」って見せてくれた時のはにかむような人懐っこい笑顔は忘れられません。
その後高知市に合併される前の旧鏡村役場に赴任し、
当時、全国で唯一の「外国人が編集する広報」を担当し話題に。
彼は言うてました。
「アメリカの歴史とは比べ物にならんばぁの深さが、ここ日本に、高知に、鏡村に残されちゅう!」
「素晴らしいと思うがよ!だってすごい昔の暮らし方がちゃんと受け継がれてきちゅう!」
「おんちゃんのことも、おばちゃんがやりゆうことも、全部映像に残しちょきたいがよ!」
バリバリの土佐弁でいっつも熱弁。
大好きだったマイケル、
「アースデイズ」、「ちょびっとJAPAN」、「旅する土佐和紙」などなど、
いっぱい一緒に「意義ある取り組み」を楽しんだマイケル、
よさこい踊りがこじゃんと上手やったマイケル、
ギターも歌もこれまたこじゃんと上手かって、
オリジナルソングを作詞作曲して弾き語りしてたマイケル、
渡米前の息子の英語講師もしてもろうたマイケル、
実家の餅つきでは愉快なパフォーマンスで笑かしてくれたマイケル、
英語翻訳の機会があるたびに頼ったマイケル、・・・
多彩な才能に溢れていました。
思い出が次から次へ湧いてきて、悲しくて残念で。
私たちにとってはかけがえのない友人であるのはもちろん、
高知県にとっても大きな財産となっていた、そんな存在でした。
残されたご遺族のことを思うと本当に胸が痛みます。
どうか安らかにお眠りください。
心からご冥福をお祈りします。
マイケルがとっても喜んでくれた結婚式のレポ。
「マイケルとアリシアの結婚式」
英語とポーランド語に翻訳してそれぞれの母国の皆さんに読んでもらったと言いよりました。
読み返して、たくさんの人々を魅了したマイケルを偲んでます。
お通夜と葬儀は五台山の吸江禅寺(駐車場は近くの護国寺へ)ですが、
このような時期なので近しい方のみで行うそうです。
お別れされたい方は
土曜、14.00〜17.00
日曜、11.00〜17.00
月曜、9.00〜15.00
の時間帯で、密にならぬよう時間調整しながらお願いしますとの事です。
葬儀準備も自分でされ、たくさんの人に来てもらいたいと言ってたようです。
合掌。
四国地方ランキング
◉土佐手拭い・手拭いマスク・アロハシャツ・一筆箋・絵はがき・
パッチワークコースター・パッチワークポーチ・ふるさとの台所など
お買い求めはこちらから→オンラインショップ「土佐旅福」
◉「ふるさとの台所」掲載料理レシピ配信中→「クックパッド」
2022年01月22日
この記事へのコメント
コメントを書く