初夏の頃に親族総出で田植えを行い、
秋にみんなで稲刈りした餅米。
例年やと12月30日に餅つきをするのが恒例やったがですが、
コロナ感染拡大第3波を心配し、高齢の両親を危険にさらしてはと、
無念の中止を決めたのでした。
元旦の親族大集合「正月おきゃく」も見送り。
けんどせっかくみんなで収穫した餅米で美味しいお餅が食べたい!!
というわけで考えたのが、
「旧暦年末年始大作戦」
2月11日は旧暦12月30日!
祝日の今日、親族が集まって餅つきを無事に行いました。
いつもの年は親しい友人知人も招いて賑やかに行うのですが、
今年は家族だっけとしました。
それでもなるべく密にならぬよう、ソーシャルディスタンスを心がけ、
皆んなが臼の周りにぎゅっと集まる恒例の集合写真すら無し。
孫ちゃん3号のチャレンジを遠巻きに見守る。
3歳児、みんなから「上手!」と褒めまくられてご満悦♪
お姉ちゃん達もすっかり要領を得て、
杵つきが好きな長女ちゃんと、返しがお気に入りの次女ちゃん。
びっくりするばぁ腕を上げていました。
さらには「のし餅作り」もすっかりお手の物。
みんな将来有望な期待の後継者達です❤️
同じように幼い頃から仕込まれて育った息子と娘は、
今や安定感バッチリな頼れるコンビに。
今年は杵を持とうとせず釜の火の番に徹していた父(85歳)を、
最後に引っ張り出してついてもろうた。
「昔取った杵柄」
まさに文字通りです、スイッと無駄のない力の伝え方がお見事。
全部で10臼(米2升で1臼分)つきました。
丸餅のあんこも母が育てた小豆を使ってます。
あんこ作りは三女、丸めるのは次女の役目、
長女の私は米洗いから始まって全体進行係、この役割分担が定着。
一つ作業が終わると道具類は次々洗って、
庭の石や植木の上が「干し場」に早変わり。
こんな風景とともに、「毎年みんなで餅をつく文化」が、
コロナだろうが何があろうと、
次世代&次々世代へと平和に伝わっていきますように。
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2021年02月11日
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