2021年02月11日

旧暦晦日の餅つき行事

初夏の頃に親族総出で田植えを行い

秋にみんなで稲刈りした餅米。



例年やと12月30日に餅つきをするのが恒例やったがですが、

コロナ感染拡大第3波を心配し、高齢の両親を危険にさらしてはと、

無念の中止を決めたのでした。

元旦の親族大集合「正月おきゃく」も見送り。


けんどせっかくみんなで収穫した餅米で美味しいお餅が食べたい!!

というわけで考えたのが、

「旧暦年末年始大作戦」


2月11日は旧暦12月30日!




祝日の今日、親族が集まって餅つきを無事に行いました。

いつもの年は親しい友人知人も招いて賑やかに行うのですが、

今年は家族だっけとしました。

それでもなるべく密にならぬよう、ソーシャルディスタンスを心がけ、

皆んなが臼の周りにぎゅっと集まる恒例の集合写真すら無し。


孫ちゃん3号のチャレンジを遠巻きに見守る。

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3歳児、みんなから「上手!」と褒めまくられてご満悦♪

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お姉ちゃん達もすっかり要領を得て、

杵つきが好きな長女ちゃんと、返しがお気に入りの次女ちゃん。

びっくりするばぁ腕を上げていました。

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さらには「のし餅作り」もすっかりお手の物。

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みんな将来有望な期待の後継者達です❤️


同じように幼い頃から仕込まれて育った息子と娘は、

今や安定感バッチリな頼れるコンビに。

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今年は杵を持とうとせず釜の火の番に徹していた父(85歳)を、

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最後に引っ張り出してついてもろうた。

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「昔取った杵柄」

まさに文字通りです、スイッと無駄のない力の伝え方がお見事。


全部で10臼(米2升で1臼分)つきました。

丸餅のあんこも母が育てた小豆を使ってます。

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あんこ作りは三女、丸めるのは次女の役目、

長女の私は米洗いから始まって全体進行係、この役割分担が定着。


一つ作業が終わると道具類は次々洗って、

庭の石や植木の上が「干し場」に早変わり。

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こんな風景とともに、「毎年みんなで餅をつく文化」が、

コロナだろうが何があろうと、

次世代&次々世代へと平和に伝わっていきますように。



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posted by moco at 19:15| 高知 | Comment(0) | ふるさとの営みと農をタノシム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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