ここ数年、
集落活動センター美良布の交流スペースで行う取り組みを話し合ってきました。
昨年春に誕生した「茶づくりプロジェクト」が盛り上がってきてます!
野草ブレンドティーの商品化を目指す中で、
新たな茶材として「紅茶」に注目。
実は旧物部村安丸は「日本の紅茶作りの発祥の地」とされています。
明治政府が高知県の茶葉の力強さに着目し、ここに紅茶づくりの研究機関を置いたのです。
物部と香北はご近所さん、同じ「香美市」です。
発祥の地で紅茶を復活させたいとかねがね願ってきました。
で、その夢がようやく叶った第一歩!!
石川県よりお招きした和紅茶ソムリエの赤須治郎さんを講師に
「和紅茶づくりワークショップ」開催!!!
参加メンバーの中心は「にろうまいこ」さんら。
物部でお茶づくりをされている方や、集落活動センター運営委員の方々、
そして香美市役所さんも加わって、二日間でのべ20名ほど。
お天気の都合で茶摘みは木曜日に、ウチの茶畑で摘んでおきました。
写真は土曜日の午後に赤須さんがご覧になりたいとのことでご案内。
ほんまにちっちゃい自家用茶畑の佇まいを、
「いいな〜」ってゆうてくれたがぁがなんか嬉しかった^^
摘んだ茶葉はエビラに広げ、赤須さんの指示通り乾かんように、蒸れんように一晩置きました。
そして金曜日、いよいよワークショップの始まり。
「萎凋(いちょう)」という工程がうまくいってるか、実家から運んできた茶葉をチェック。
ハラハラしたけど「うん、うまくいってる」
ポキっと折れるほど乾燥したら、それは茶葉が死んでるってことらしい。
無事に「生きて」いました。
これを4グループに分けてひたすら揉む!
途中で確認すると、少しずつ酸化が始まり香りが変化してきた!
50分後には赤くなって随分酸化してきた!
茶づくりメンバーは理科の実験を行う小学生のごとく、
熱心に取り組んでました^^
この後「蒸し暑い工場の中」を再現した環境下に30分ほど置いたあと、
電子レンジで熱を加えることにより酸化を止めて、乾燥させます。
4グループのそれぞれの茶葉を広げてみた。
500ccのお湯に対してきっちり6gを量る。
美味しい紅茶の淹れ方指導。
さぁ、いよいよ緊張の試飲!
なんと、ちゃんと「紅茶」っぽくしあがっているではないか!
感動!驚き!
私は今回もホワイトボードにレコーディングしもってファシリテート。
今回の経験を活かして、香北町でさらに魅力的な「茶の世界」を展開予定。
あ〜ワクワク♥
野趣豊かな紅茶が誕生しました、
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町村合併までは香美郡までは同じですが行政区域も違いますし、そもそもお隣でもありません。それをすぐ近くですみたいな表現を使うのは如何なものでしょうか?
人の褌で相撲を取られるより香北町にプライドを持たれてはいかがでしょうか?
不愉快な思いをさせてしまってごめんなさい。
確かに旧物部村安丸と香北町は「お隣」ではございません。
近年、仁淀川流域や四万十川流域で「和紅茶」作りがどんどん活発になる中、物部川流域にそもそものルーツがあるがやのになぁとちょっと悔しい思いを持っていました。安丸地区に和紅茶作りの痕跡がないか、地元の方に話を伺ったり現地を訪れてみたりしたのですが、なかなか出会えず・・・。縁あって香北町で和紅茶作りのワークショップを開くことになった際、皆さんに「ルーツ」の物語を知っていただきたくご紹介したのでした。
今後も「安丸地区」への敬意を忘れず、香北町らしい活動を育てていきますね。