2019年06月23日

集落活動センター美良布で、初の和紅茶づくりワークショップ

ここ数年、

集落活動センター美良布の交流スペースで行う取り組みを話し合ってきました。

昨年春に誕生した「茶づくりプロジェクト」が盛り上がってきてます!

野草ブレンドティーの商品化を目指す中で、

新たな茶材として「紅茶」に注目。

実は旧物部村安丸は「日本の紅茶作りの発祥の地」とされています。

明治政府が高知県の茶葉の力強さに着目し、ここに紅茶づくりの研究機関を置いたのです。

物部と香北はご近所さん、同じ「香美市」です。

発祥の地で紅茶を復活させたいとかねがね願ってきました。


で、その夢がようやく叶った第一歩!!

石川県よりお招きした和紅茶ソムリエの赤須治郎さんを講師に

「和紅茶づくりワークショップ」開催!!!

65145412_2118931898216168_1195282389090172928_o.jpg

参加メンバーの中心は「にろうまいこ」さんら。

物部でお茶づくりをされている方や、集落活動センター運営委員の方々、

そして香美市役所さんも加わって、二日間でのべ20名ほど。


お天気の都合で茶摘みは木曜日に、ウチの茶畑で摘んでおきました。

65077025_2118931131549578_2714272825442566144_o.jpg

写真は土曜日の午後に赤須さんがご覧になりたいとのことでご案内。

ほんまにちっちゃい自家用茶畑の佇まいを、

「いいな〜」ってゆうてくれたがぁがなんか嬉しかった^^


摘んだ茶葉はエビラに広げ、赤須さんの指示通り乾かんように、蒸れんように一晩置きました。

64706120_2118931184882906_5283036479633752064_n.jpg


そして金曜日、いよいよワークショップの始まり。

「萎凋(いちょう)」という工程がうまくいってるか、実家から運んできた茶葉をチェック。

64732305_2118930954882929_8256747053699301376_n.jpg

ハラハラしたけど「うん、うまくいってる」

ポキっと折れるほど乾燥したら、それは茶葉が死んでるってことらしい。

無事に「生きて」いました。

64759375_2118931401549551_8982835773581557760_n.jpg


これを4グループに分けてひたすら揉む!

64887047_2118931411549550_2498969495033348096_o.jpg

64877477_2118930941549597_8685917017892454400_n.jpg

途中で確認すると、少しずつ酸化が始まり香りが変化してきた!

64786369_2118931111549580_1831242263942922240_n.jpg

50分後には赤くなって随分酸化してきた!

64750653_2118930968216261_2133152265551216640_n.jpg

茶づくりメンバーは理科の実験を行う小学生のごとく、

熱心に取り組んでました^^

65174433_2118931631549528_5804986473383985152_o.jpg

64751004_2118931508216207_9206658326241214464_o.jpg

この後「蒸し暑い工場の中」を再現した環境下に30分ほど置いたあと、

電子レンジで熱を加えることにより酸化を止めて、乾燥させます。

4グループのそれぞれの茶葉を広げてみた。

64782680_2118931174882907_8035879850856153088_n.jpg


500ccのお湯に対してきっちり6gを量る。

65176552_2118931811549510_6831463238853459968_o.jpg

美味しい紅茶の淹れ方指導。

65258040_2118931678216190_4028578950262292480_o.jpg

さぁ、いよいよ緊張の試飲!

65026252_2118931644882860_3366034374603571200_o.jpg

なんと、ちゃんと「紅茶」っぽくしあがっているではないか!

感動!驚き!

64726557_2118931761549515_8986440565402894336_o.jpg


私は今回もホワイトボードにレコーディングしもってファシリテート。

65654039_2118931608216197_7539238389984264192_o.jpg

64996248_2118931498216208_5898074430621351936_o.jpg


今回の経験を活かして、香北町でさらに魅力的な「茶の世界」を展開予定。

あ〜ワクワク♥



野趣豊かな紅茶が誕生しました、
おめでとうのクリック、ポチッといただけたら幸せ♫


四国地方ランキング


高知の踊り子さん応援企画開始!
よさこい練習&本番の便利アイテムはいかが?
「土佐手拭い」web shop

「ふるさとの台所」掲載料理レシピ配信中!→「クックパッド」

WARAVINOのしごと・活動チェックは→「株式会社わらびのHP」

posted by moco at 12:01| 高知 ☁| Comment(2) | ものべがわ周辺情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
美良布と安丸は気候も違えば文化もちがいますよね。
町村合併までは香美郡までは同じですが行政区域も違いますし、そもそもお隣でもありません。それをすぐ近くですみたいな表現を使うのは如何なものでしょうか?
人の褌で相撲を取られるより香北町にプライドを持たれてはいかがでしょうか?
Posted by 安丸太郎 at 2021年07月07日 10:30
■安丸太郎さん
不愉快な思いをさせてしまってごめんなさい。
確かに旧物部村安丸と香北町は「お隣」ではございません。
近年、仁淀川流域や四万十川流域で「和紅茶」作りがどんどん活発になる中、物部川流域にそもそものルーツがあるがやのになぁとちょっと悔しい思いを持っていました。安丸地区に和紅茶作りの痕跡がないか、地元の方に話を伺ったり現地を訪れてみたりしたのですが、なかなか出会えず・・・。縁あって香北町で和紅茶作りのワークショップを開くことになった際、皆さんに「ルーツ」の物語を知っていただきたくご紹介したのでした。
今後も「安丸地区」への敬意を忘れず、香北町らしい活動を育てていきますね。
Posted by moco at 2021年07月07日 11:13
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。