着物は着てこそ、帯は結んでこそ。
ちゃちゃっと着付けられたら和装頻度も上がりますよね。
私にとっての一番の鬼門は「帯結び」!!
変わった結び方なんて必要なしときっぱり決断し、
片っ端から作り帯に加工するのだ!
用意するものは、
・名古屋帯
・腰紐
・布用のハサミ
・針(長め)と糸
・なんなら大きめの安全ピン(この理由は以下に)
・メジャー(または物差し)
記載の長さは縫い代も含んでます。
先ずは「テ」となる部分を端から60センチ、ジョキンと切る!
はい、ここが最初の覚悟のしどころです(笑)
次に「お太鼓」部分をもう一方の端から110センチ、切る!
ちなみに身長や柄行きなどでもっと短くなっても全然大丈夫。
私の身長(161センチ)やと、このぐらいのサイズがバランスいいみたい。
今回のは「笹の上の初鰹」の染柄を全部出したかったので割りと大きめな方。
仕上がりサイズに折りたたんだら約38センチありました。
そっとこのまま裏返し、「テ」を挟んだ状態がこれ。
安全ピンで留めてるのは、
まち針が無かったわけではありません。
チクチク縫い付ける時間がないのと面倒くさかったので、
このままでいいやと超ズボラな仕上げ(笑)
しっかり縫って仕上げたい方は、まち針では弱いので洗濯バサミをオススメします。
その際、繊細な織物ですので薄布を挟むことも合わせてオススメ。
さて、「胴」の部分は残った部分を使います。
約2メートル、両端が切り離された状態です。
腰紐は半分に切ったのでは長過ぎるので、両端から80センチずつ切って使います。
ちなみに帯前の柄ですが「櫛」と「鰹」何の関係が????ってなりますよね。
実はごふく美馬が作らせた、
「梅雨小袖昔八丈〜髪結新三(つゆこそでむかしはちじょう〜かみゆいしんざ)」
という歌舞伎の演目由来の帯です。
なので髪結いの「櫛」、もう片面には身代金の「小判」が描かれているのです。
で、帯の輪になった方に腰紐を挟み込みます。
チクチクと縫い留めたら出来上がり。
夏帯なので薄い生地やから縫いやすかったけど、厚手の場合は布団針が欲しゅうなる^^;
はい、帯を広げてから30分ほどで完成です!!
できたての鰹の帯を背負って、昨日は「土佐学協会」さん主催の「土佐学大会」に参加。
どうです?
安全ピンで留めただけらぁて、誰っちゃあにわからんですよね♫
(あ、ブログで世界公開してしもうちゅう、ばっさりww)
植野広生さん(DANCYU編集長)のお話を伺ってきました。
刺激いっぱいのお話の内容についてはのちほど!!
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2019年06月10日
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