17日の夜、とさっ子タウンのユニット会議を終えた後、
サッシーに家まで送ってもらうのと交換条件で晩ごはんを用意。
ほんで、食事しもって彼の話を聞くと
「これから須崎まで移動して車中泊、明日は西予市で災害ボランティア活動参加」
と言うではないか。
西予市役所には学生の時に「とさっ子タウン実行委員」やったソガワちゃんがいるからと。
そうか、そうやったね。
勢いでつい「私も一緒に行く!」宣言。
ほいたら娘が「往復の運転手」を買って出てくれた。
サッシーはそのまま我が家に泊まり、今朝みんなで出発!
須崎〜梼原を経由して、
2時間20分で西予市のボランティア受付場所にたどり着きました。
以前、この画像を目にしたことがありました。
急遽の参加決定やったので長靴をよう揃えんかったけど、
その他は普段の田んぼ作業ウエアでばっちり。
途中のコンビニでおにぎりとウィダーインゼリー(よさこい練習時にいつも買ってたアイテム)と、
スポーツドリンク500mlを4本購入(1日分2リットルが目安と聞いた)。
家の冷蔵庫からはありったけの保冷剤を保冷バッグに詰めてきちょったので、
その中に押し込んで持ち込みました。
タオルはかさばるので、こんな時に役立つのは手拭い。
小さな保冷剤をくるっとくるんで首に巻いて熱中症対策。
受付をして、名前と血液型を書いた大きなシールを見えやすい位置に貼ったらガイダンス。
実に繊細に、被災された方々の気持ちを大切にした注意点をいくつも説明されました。
◎休憩はしっかり取ること
ボランティアする側が休まないと被災された方がちゃんと休めない
◎捨てるものは持ち主に確認
何を大事にされてらっしゃるかを勝手に判断しちゃいかんよね
その他、作業についてはわかりやすい図が用意されちょった。
ガイダンスを終えて、サッシーと私は他の8名とともに川沿いの一軒の家に配属されました。
1階の天井近くまで浸水したおうちは、川に沿って地階がありました。
全員で、この地階部分から泥まみれになった家財を搬出する作業。
食器も、ベッドも、机も、花瓶も、大皿も、梅酒や梅漬けの瓶も、
なにもかもが泥だらけで廃棄する他ありません。
災害廃棄物の山がテレビで見るのと違って圧倒的な実寸大で迫ってきます。
20分作業しては10分休憩。
みんなできっちり休みもって作業したので、体力的には余裕を持って午前を終了。
昼休憩を挟んで午後は1時から3時までの2時間、これまたキッチリ終了時間が守られてます。
チームの中に神奈川から来られた方がいらっしゃいました。
「ボランティア受け入れ体制がしっかりしていると聞いて」西予市まで駆けつけたそうです。
確かにスタッフの皆さんの連携がとてもよく取れていて無駄がなく、
スムースに作業現場にたどり着き、作業指示も的確でした。
1998年に起こった「98高知豪雨」の際に災害ボランティアセンター代表を務めて以降、
各地の災害現場に(これまでに15回!)出向いている山崎水紀夫さん(NPO高知市民会議理事)が、
こちら西予市にもすぐに入ってサポートしたと聞いてます。
災害時のノウハウが全国で共有され、磨かれているんだなぁと実感しました。
休憩中に地元ボランティアさんと会話する中で、
「え、高知から来てくれたん??ありがとう!
高知は南海地震が心配やなぁ、絶対ボランティアにいくけんね!!」
と心強い「支援予約」を頂きました。
わずか1日の活動やったから、まっことネコの手ならぬ「爪」ばぁのことしかようしませんでしたが、
被災地の方々が一日も早く「普通の日常」を取り戻せるようにと心から祈ってます。
ねぎらいクリックがいただけたら、きっと明日の筋肉痛も軽減!
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そして無事のご帰還
お疲れさまでした m(__)m