サニーマート・キッチンプラスさんとのコラボ企画
「ふるさとの台所料理教室」
本日12月10日、第4回目を開催しました。
今回は年越し料理特集!!

「わらびの」の役目は、レシピに記載されてない講師の解説などを
模造紙に記録してサポート!!

受講生の皆様から「わかりやすい」とご好評いただけありがたいのですが、
この作業、何より私たち「わらびの」スタッフの学びとなってます^^v
「年越しの鯨のお煮しめ」
土佐では古くから「年越しは大きなものを食べると縁起が良い」とされていました。
神事に四足(牛とか豚とか)は食べません。
なので海のもので一番大きな鯨!(哺乳類じゃん、なんてことは気にしないw)
今回はイワシクジラを使用しました。

下ごしらえしたたくさんの根菜と煮含めます。

お出汁とともにそれぞれの旨味が合わさって、
食べ飽きること無い、素朴でとても滋味深いお煮しめが仕上がりました。

「干し柿のなます」
「ふるさとの台所」では生の柿じゃないと歯ごたえが楽しめないと書かれてありますが、
柿の旬を過ぎた冬場からは干し柿が使われていたそうです。

高価な砂糖の代わりに干し柿を使った先人の知恵、
お日様をまとった甘さがほわんと口の中に広がります。

仕上げに柚子皮の千切りをちょいとのせると、本当に美しい色合い。
「魚卵の煮付け」
皿鉢料理の名脇役、といったところでしょうか。
夏場だとシイラの魚卵が手頃に手に入るのですが、
冬場はブリか冷凍モノになります。
冷凍やったら半解凍が切りやすいです。

さっと熱湯をくぐらすと、パッと花が咲きます。

これをたっぷりの生姜と煮付けます。

あ〜、一杯やりとうなりますね♥
「白板昆布の寿司」
唐辛子を効かせて煮ます。

干します(笑)

巻きます!

「郷土料理って敷居が高かったけど意外と簡単に作れて嬉しい!」
「昔の料理って味が濃いもんだと思ってたけど、違った!!」
「鯨は臭いって先入観があって敬遠してたけど、こんなに美味しいものだとは!」


遠くの存在だった「郷土料理」との距離がぎゅっと縮まって、
ご参加の皆さんどなたもとっても嬉しそうでした。
40歳になられたばかりの参加者の、
「次の世代に伝える側にならなきゃいけない歳になった」
と言った言葉が印象的でした。
こんな方がいっぱい増えたら、土佐の味はきっと次世代につながっていくんじゃないのかな!
そのためのお手伝い、まだまだ腕まくりしますよ^^v
今回の料理は近日中に
「クックパッド:ふるさとの台所」
に詳細レシピをアップします、お楽しみに^^v
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