台風一過の秋晴れ広がる月曜日。
朝一番に掛かって来た父からの電話、
「全部倒れてしもうた〜」
先週の晴れ間に急いで刈ってハゼ掛けしちょった米が倒れたとの報。
幸いにも稲束は「飛び散らかしちゃーせん」とのことやけんど、
雨の溜まった水田に浸かったまんまの稲は一刻も早く引き上げたい!
ってことで、一家総出で実家に走る。
道中の195号の惨状にビックリ!!
私たちが通りかかる頃には復旧作業がかなり進んでいたのですが、
早朝はどこもかしこも交通が寸断されていた模様。
山際の木々が道路に倒れかかり、あっちこっちでチェーンソーによる伐採が行われてました。
田んぼに到着するとこの有様。
強風で何度も煽られ、しっかり田んぼに打ち付けてあった竹が引っこ抜かれてます。
新たにハゼを組み直し、ぼったり水に濡れた稲を掛け直す。
強風圏を抜けてないのか、時折体を持って行かれそうになるほどの風の中、
父・夫・息子・娘と5人で3時間格闘。
めでたく、田んぼ復旧。
さぁ、次は潰れたハウスの後始末。
ハウスゆーたちちんまいもん。
夏にはトマトを作り、秋から冬は干し物を並べておくのに便利な場所です。
エビラ数枚に小豆(のサヤ)を並べてあったのですが、
「まさかこんなに吹くとは、今回の台風をなめちょった」と父。
飛び散った小豆を拾い集め、遠くまで飛ばされちょったエビラも回収。
そしてグニャグニャに曲がったハウスは撤収。
帰る間際、「チャーテを取っていかんかね」というので、
高所にぶら下がるチャーテの収穫のためハシゴ持参で畑に行ったところ・・・
ぜーーーんぶ風で落とされちょった。
せっせと拾い集めて収穫は簡単に済ませれたけど、
早いとこ食べてしまわんといかんちや^^;
うちの被害なんてこればあのもんで済みましたが、
県下各地でかなりの被害が出ている模様。
春野の長崎さんちはバジルのハウスがやられたそうやし、
いのの水田農園もナスや生姜に被害が出てる様子。
土佐山田の平山地区は地域の絆を発揮し、総出で復旧作業をおこなっているそうな。
そして今一番気がかりなのは美良布の川上様!!
神社の大木が何本も社殿に倒れこんでいるという痛ましいニュース・・・・。
昨日美良布で出会った神社の総代さんは、
「秋祭りを取りやめにせんといかんかも」
と寂しそうにゆうてました。
心配した知人から「復興のために何かできないだろうか」と早速連絡があり、
私たちにできることはないかと模索してみゆうところです。
兎にも角にも、みなさま、心よりお見舞い申し上げます。
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2017年10月24日
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