こけら寿司(東洋町)
びっくりするほど、米を使う豪快な寿司である。

(写真の寿司は4升5合!!)
こけらと言う言葉は、木っ葉・端きれという意味があり、
木っ葉のようなものを重ねた寿司ということだろうか。
重ねるは喜びを重ねるに通じ、祝い事の席や神祭などによく作られる寿司である。
最近では家庭用に一升用もできたが、昔は五升・七升・八升・一斗と箱の大きさも並外れている。
一斗の箱に何段にもずっしりと詰められた寿司飯に、丸一晩ひき臼の重石をする。
しっかりと酢のきいた寿司は、一晩の重石で、余分な水分が飛び、酢とだしがほどよくなじむ。



ギューギューに押された寿司は固くかたまっていて、
「投げても崩れん」がやそうです。
一段ずつ専用の包丁で切り分けます。

そして短冊状に切り分け。

これをタンタンと軽快に音を立てながら小さく切り分けるのです。
昔はご近所からこの音が聞こえてきたら、
「ああ、こけらを作りゆう、なんか祝い事があるがやな」
と察知したらしい^^
寿司の上に彩りよく並んでいるのは野菜ばっかりやけんど、
寿司飯には焼き鯖の身をほぐして混ぜちゅう。
さらにその寿司酢は柚子100%ながやって!!

酸味と魚の旨味と具の甘みが、絶妙なバランスの郷土寿司なのです。

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