7月最後の日曜日の一日。
高知市主催のシンポジウム&ワークショップ
「こども×子育て×まちづくりフォーラム」
が開催されました。
基調講演は安藤哲也さん(NPO法人ファザーリング・ジャパン代表理事)による、
『地域で育つこどもたち 〜みんなで子育て・みんなで生きるまち〜』
子どもは地域へのパスポートだ
というキーワードにめちゃくちゃズキュンときました。
そうそう、そうながよ!
私もPTA活動を通じて地域との繋がりを築けたんだった。
確かにパスポートは「子ども」やったな〜。
ディズニーランドやUSJより地域の方がワンダーランドだ!
というのにもメッチャ納得。
1994年、息子が小学校2年生の時に、
初月小学校で「みかづき探検隊」って親子行事を企画したことを懐かしく思い出しよった。
つづくパネルディスカッションは、
卯月盛夫さん(早稲田大学社会科学総合技術院教授)を進行役に、
『こどもと保護者がまちづくりに関わる意義』
と題して。
パネリストは安藤哲也さんと、
高知に移住して4年になる安藤桃子さん(映画監督)、
とさっ子育ちの田部未空さん(島根県立隠岐島前高等学校2年生・こうちこどもファンド経験者)
そして私、畠中智子(株式会社わらびの代表・とさっ子タウン実行委員)
未空ちゃんの発言、
「とさっ子タウンやまちづくりファンドを通じて、
いいな〜と感じられる大人、あこがれる大人と出会えたことで、
『私は何もできない』という気持ちを変えてもらえた」
これには大人たちがビンビン反応!!
哲也さんの言う「重要な他者」といかに出会えるかがキーなんだとの言葉にも激しく共感!!
桃子さんは「全ての本質がここ(高知)にある!」と力強い発言!
高知に来たことで目の付け方や考え方が変わってきたがやって、なんか嬉しい。
自身の体験から「大人が子どもがえりできるのが子育て」という、
子どもとの向き合い方の潔いほどの自然体には、これまた深く共感。
私はとさっ子タウンの概略を伝えつつ、
子どもたちに「このまちが好きながよ!」を伝えられる大人でありたいこと、
そんな大人がようけおったら帰巣本能をひたすら高められるがやないろうかという自説^^
最後の一言として、
「担い手不足の窮状を訴える自治会に小中学生や高校生を役員に!」
地域ぐるみで「重要な他者」となり、子どもたちと関わる社会を願う気持ちを伝えました。
昼休憩を挟んで午後からはワークショップ!
『こどもと家族にとって優しいまち・高知を考える』
卯月盛夫さん(早稲田大学社会科学総合技術院教授)、
畠中洋行さん(こうちこどもファンドアドバイザー・とさっ子タウン実行委員)、
そして私の3人で進行しました。
7歳から70歳まで77人!!
世代ごとに12のグループに別れてテーマを選び意見やアイデアを出し合いました。
「お祭り・イベント」
「公園・遊び場」
「ご近所付き合い」
「防災」
「多世代交流の場づくり」
「地域の支えあい」
各グループのファシリテーターには、
「とさっ子タウン」の実行委員をはじめとするメンバーや社会福祉協議会の方々が参加!
それぞれの世代をうまくリードして力強いサポート。
子どもたちは子どもならではの「ハッ」とするようなアイデアを示していました。
「自分たちでできることは青いカードに書こうよ」
なんていう大人顔負けな工夫も提案されていて、もうびっくり。
初めましての方々が思いを出しあい、異なる価値観に刺激を受け、
互いの知恵の足し算で愉快なアイデアが生まれ・・・・・!!!!
短時間ながらチームワーク抜群のプレゼンテーションが繰り広げられるクライマックス、
3時間があっと言う間に過ぎました。
多世代がこうして意見を言い合い、その違いに新鮮な驚きを抱くこと。
互いを認め合って一緒に何かをやろうとエネルギーが生まれてくること。
帰り際のみなさんの表情の輝きに、
『重要な他者』との巡り合いがてんこ盛りやったがやなぁと感じたフォーラムでした。
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2017年08月02日
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