2017年03月22日

「割烹ともこ」で昔話に花が咲く

今年で結婚33年になります。

新婚当時は北九州市小倉で暮らしてました。

「私は仕事に生きる!結婚はしない!」宣言をしていた私がひょっこり結婚。

そんなもんやから料理なんてからっきし。

魚料理といえば焼くだけの「太刀魚」、もちろん切り身になっちゅうがしか手に負えん。

クックパッドに頼ろうにも、そもそもネットの時代じゃなかった。

無料通話の携帯すらない昭和、高知の母に電話して調理手順を尋ねようものなら、

固定電話の県外通話はこじゃんと高うつく!!

四苦八苦しながら台所に立つ新妻にさらなるプレッシャー。


「事務所を手伝ってくれる学生3人の食事も作っちゃってくれん?」

向こう見ずも甚だしく安請け合いした私は新婚早々から、

男子学生含め朝・昼・晩5人前の食事当番となってしまったのでした。


そんな北九州時代を一緒に過ごした当時の大学生「一成くん」がやってきた!

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左から二人目が一成くん。


ちょっとは腕を上げた私の手料理を久々に、本当に久々に味わってもろうた。

太刀魚から脱却、初めて自分で捌けるようになったのが「イワシ」でした。

家の近所の魚屋で修行させてもろうたがやけんど、

「イワシやったら包丁いらんっちゃね」

と手開きを教えてもらったのでした。


宇佐のイワシに塩をして自家製柚子酢に漬けた酢締め。

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鰹のタタキを食べさせちゃりたかったけんど、えい鰹がなかったので、

新玉ねぎのスライスの上にたっぷりのゆで節、そしてミョウガ。

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馬路のポン酢をたっぷり回し掛けたら「タタキ風」♪


ご飯も鰹めしに。

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ブリの子が売られよったき煮てみたところ、

「コレなんですか、初めて食べる!」と驚く一成くん。

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鶏の肝も生姜をきかせて煮付けた。

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生姜はもちろん実家の畑産。


牛肉とコンニャクは実家の味噌でこっくりと炊いた。

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これに越知町の粉山椒が合うとゆうたち❤


きゅうりと枝川の「からふるひらひら」のピクルス♪

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添えたレモンは昨年からずっと鈴なり状態の実家の生り物。


茎わかめと厚揚げの炒め煮、大人はこじゃんと七味をきかすのだ^^v

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ほうれん草はうってかわって優しいゴマ味の白和えに。

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菜ばなはガツンと辛子を効かせた味が好き。

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派手な料理はひとつもなくて、超地味めな食卓になったけんど、

50オーバーの大人たちの宴はこんなんがえいがよね〜♪


そして懐かしい昔話に花を咲かせて夜は更けて。




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posted by moco at 23:59| 高知 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | おうちパーティ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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