新婚当時は北九州市小倉で暮らしてました。
「私は仕事に生きる!結婚はしない!」宣言をしていた私がひょっこり結婚。
そんなもんやから料理なんてからっきし。
魚料理といえば焼くだけの「太刀魚」、もちろん切り身になっちゅうがしか手に負えん。
クックパッドに頼ろうにも、そもそもネットの時代じゃなかった。
無料通話の携帯すらない昭和、高知の母に電話して調理手順を尋ねようものなら、
固定電話の県外通話はこじゃんと高うつく!!
四苦八苦しながら台所に立つ新妻にさらなるプレッシャー。
「事務所を手伝ってくれる学生3人の食事も作っちゃってくれん?」
向こう見ずも甚だしく安請け合いした私は新婚早々から、
男子学生含め朝・昼・晩5人前の食事当番となってしまったのでした。
そんな北九州時代を一緒に過ごした当時の大学生「一成くん」がやってきた!

左から二人目が一成くん。
ちょっとは腕を上げた私の手料理を久々に、本当に久々に味わってもろうた。
太刀魚から脱却、初めて自分で捌けるようになったのが「イワシ」でした。
家の近所の魚屋で修行させてもろうたがやけんど、
「イワシやったら包丁いらんっちゃね」
と手開きを教えてもらったのでした。
宇佐のイワシに塩をして自家製柚子酢に漬けた酢締め。

鰹のタタキを食べさせちゃりたかったけんど、えい鰹がなかったので、
新玉ねぎのスライスの上にたっぷりのゆで節、そしてミョウガ。

馬路のポン酢をたっぷり回し掛けたら「タタキ風」♪
ご飯も鰹めしに。

ブリの子が売られよったき煮てみたところ、
「コレなんですか、初めて食べる!」と驚く一成くん。

鶏の肝も生姜をきかせて煮付けた。

生姜はもちろん実家の畑産。
牛肉とコンニャクは実家の味噌でこっくりと炊いた。

これに越知町の粉山椒が合うとゆうたち❤
きゅうりと枝川の「からふるひらひら」のピクルス♪

添えたレモンは昨年からずっと鈴なり状態の実家の生り物。
茎わかめと厚揚げの炒め煮、大人はこじゃんと七味をきかすのだ^^v

ほうれん草はうってかわって優しいゴマ味の白和えに。

菜ばなはガツンと辛子を効かせた味が好き。

派手な料理はひとつもなくて、超地味めな食卓になったけんど、
50オーバーの大人たちの宴はこんなんがえいがよね〜♪
そして懐かしい昔話に花を咲かせて夜は更けて。
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