「高知県のおせち料理を取材したい」
「80歳オーバーのおばちゃんが作るのが条件」
そんな話が舞い込んだのは昨年12月に入ってすぐのこと。
間を繋いでくれた四万十のリショーくんによると、
「智子ねーさんとこ以外に思いつかんかった!」
やって(笑)
私自身、母(80歳)が作る正月料理を記録したく、
ここ数年写真やメモにはいっぱい残してきたけんど動画は殆ど無かった。
これはラッキーな話と前のめりで引き受けて、
12月29日から元旦まで3泊4日、取材チーム(ゆーても二人)を実家にお迎えしたのでした。
やってきたのは実にチャーミングな若い女性でした。
世界中のおばあちゃんの料理を取材した著書を今月出版する中村優さん(右から二人目)。
彼女から全幅の信頼を受け映像スタッフとして同行する佐藤美穂さん(右端)。
気さくで明るい二人にすっかり魅了された両親は、
驚くほど自然体でカメラに収まっていました^^
食材の収穫をする畑で、
泥を洗い流す水路の脇で、
餅つきの準備をすすめる庭先で、
餅を丸める作業の横で、
興味津々調理にチャレンジする優ちゃんにも、
そっと寄り添うようにカメラは回り続けるのでした。
30日に餅300合=30升=3斗がつきあがり、
31日は「紅白までに仕上げるぞ!」を合言葉に、
昆布巻き、酢蕪、メルの子煮付け、貝の煮物、エビの煮物、黒豆、
伊達巻、さつま芋きんとんの茶巾絞り、あずき羊羹、筑前煮・・・
そして米3升分の寿司を仕上げた!!
元旦も朝から親族が集合する午後1時をタイムリミットとして、
ヌタの準備(詳細レシピ→こちら)や、
玉蒸し(詳細レシピ→こちら)の準備にいそしみました。
蒸している間に皿鉢への盛り込み作業です。
刺身はブリとナイラゲ(カジキマグロ)。
ブリには醤油ではなくて「ヌタ」をからめて食べるのが土佐流。
生姜を効かせた鯛の煮付け。
蒸しは2枚。
皮が破れてしまったらゆで卵の黄身を裏ごしして散らせばOK
昆布、レモン、白ネギとミルフィーユして仕上げた〆鯖。
鯨と葉ニンニク、豆腐、コンニャクの炊合せ。
仕上がったものは次々に皿鉢に盛られ、座敷に運び込みます。
さぁ、正月おきゃくの準備が整いました!
孫ちゃんたちがお酌に回る姿もいとおかしw
この間にもカメラは回っているわけで。
濃密な「土佐流おせち」を体験取材頂けたのではないでしょか♪
この様子は今春までに編集を終え、動画配信される予定です。
「40creations おばあちゃんのレシピ」
これまでにアップされちゅう動画も素晴らしい出来栄え!!
タイトルは「すみこおばあちゃんのおせち」となる予定。
仕上がりが楽しみでたまりません♡
てんやわんやの正月準備でした!!
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2017年01月04日
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