2016年02月05日

平家物語の世界を和装でタノシム

昨夜は【ごふく美馬伝統芸能の夕べ】


2月3日で創業19年を迎え、

これから一年掛けて「二十周年記念特別公演」を重ねていくそうな。


その最初を飾ったのが、

野村萬斎さん・若村麻由美さんによる

「平家物語の世界」

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高知県立美術館の能楽堂を舞台に、

じっくりと味わう「大人の文化」を堪能させていただきました。


チラシによると・・・

「戦乱の世に生きた女の哀しみと、

 運命に翻弄された男の苦悩を描いた二つの物語を、

 琵琶や能管、尺八、龍笛、楽箏の調べにのせ、

 稀代の狂言師と現代の名女優が演じ語る名舞台」



まさに、文言通り。



演目は、

「巴」  巴 若村麻由美/義仲 野村萬斎


「千手」 重衡 野村萬斎/千手 若村麻由美




お二人のトークによって物語の世界観がより深まりました。

能舞台という極限までシンプルに削ぎ落とした舞台で、

たった2人で物語を演じるのですから『観客の妄想力』が必要なのだとも。


ええ、ええ、妄想力なら任せちょいて(笑)



若村麻由美さんが次の演目の準備のために去った後、

野村萬斎さんが非常に親しみの持てる解説をしてくださったのもありがたかった!

「互いが歌を詠むのは、当時で言えばこれ、

 J-POPなんですよ!

 歌で想いを伝え合うのは、今の時代とおんなじなんです」



まさかのJ-POPに例えるとは!!!

これで、ぐっと平家物語を身近に感じた単純な私ww



二幕目の冒頭は平家物語の有名な一文。

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。

 沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理を顕はす。

 奢れる者久しからず、ただ春の世の夢の如し。

 猛き人も遂には滅びぬ。偏に風の前の塵に同じ。」



・・・・あぁ、国語の時間を思い出す。



東京・京都以外では初の地方上演でした。

眼福、眼福。



偶然にも白い着物で揃った「White和装姉妹」

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それぞれに持ち場を与えられて会場でお手伝い^^v

会場入口でパンフレットをお渡しする役目だったのは私、

たけっちゃんは会場誘導係、

ゆーりちゃんは何から何まで細々と。


お客様も和装の方が多くって、

パンフレットを手渡しながら何人もの方の着物や帯を惚れぼれ鑑賞させていただきました。

さらに!

和装の男性もいらっしゃって、すんごい素敵に着こなしてらっしゃる!

やっぱり着物はえいね〜❤



ごふく美馬はこんなふうに「和装で楽しむ機会」をプロデュースしてくれよります。

今年一年、まだまだいろんなネタで楽しませてくれそうですよ♪


【ごふく美馬】
〒780-0842 高知県高知市追手筋1丁目9−11 進和ビル 1F
電話:088-824-5298
http://www.mima.jp/
※茂山逸平さんによる狂言のお稽古は随時募集!



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posted by moco at 22:00| 高知 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | キモノノタノシミ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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