「潮江菜(うしおえな)さん」と、
生産者の方は愛をこめて「さん」づけで呼びます。
宮尾登美子さんが愛してやまなかった土佐の地野菜。
水菜の原種で「国内最古の栽培野菜」という称号も持ちます。
他にも「入河内大根」や、
「田村蕪」
「大道かぶ」
「もち菜」
などなど、
現在高知には70種を超える地野菜・郷土野菜があるがやそうです。
あ、在来野菜とか伝統野菜ゆう呼び方もされよって、国内には800種もあるがやと!
そんな「郷土野菜を楽しむ会」が昨夜「城西館」にて催され、
うきうきと参加してきました♪
城西館「思季亭」の料理長が繰り出す、
地野菜のもつ実力を優しく引き出したお料理の数々が素晴らしかったとゆうたち!!
青大豆ディップ
青大豆を煎って香ばしさを出し、水で戻して炊いてから裏ごしして塩で味付け。
優しい味のディップはそのまんまスプーンですくって頂いたのですが、
後に出てくる「はりはり鍋」のおつゆで伸ばしたらこれがまた乙な味♪
銀不老蜜豆
蜜だっけじゃないが!
甘酢と柚子の酸味が加わって、えも言われぬ美味しさ❤
胡瓜麺
外側を長〜く麺状に切ってたて塩、薄く片栗粉をまぶしてさっと茹でて水に。
種で出汁をとっちゅうというお話にびっくり!!
冷たい汁椀は繊細な野菜の味を楽しむために、口を変えるのにぼっちりな味でした。
大根唐揚げ
入河内大根をあっさりと煮て、
唐揚げにするというアイデアの勝利!!
トリ貝橙和合
わ!まさかの写真撮り忘れ><;
ご参加の方の写真をお借りしました、右端の一品がそう!
トリ貝をみぞれ和えにして、柑橘のゼリーと合わせた心憎いばかりの一品。
焼もち菜
松の実の香ばしさと合わさって、これまたお酒との相性バッチリ❤
かぶら茶碗蒸し
葉っぱの部分は寒天で固めて、蕪の部分は荒くおろして。
中には白子が隠された、食感も味も実に愉快な一椀でした。
ロマネスコ烏賊沖漬掛け
湯で野菜と沖漬け、器の色とも相まって目にも美味しいったら♪
カンパチ刺身
添えられたスティックセニョールは茹でて、
粕1:白味噌1の割合で粕漬けにしちゅう!
素晴らしく美味しくて、いい感じに寝かせたカンパチで巻いて頂いたら、
もう、ナンボお酒が進むやらわかりません(笑)
鍋物 潮江菜はりはり鍋
本日の主役登場!!
はりはり鍋は鯨に限る、他の肉では負けるがやと。
ごふく美馬店主、鍋奉行!
それを撮る私(笑)
出来上がり。
くたくた炊いても色がかわらん、アクが出ん、美味しい出汁が出るというのが特徴。
メインのクジラよりみんなぁ潮江菜の方をお代わりするもんやき、
鍋の中には高価なウネスが残るという珍事が必ず発生するとのこと(笑)
ならばお蕎麦のつけ汁に♪
ほんの少し橙を絞りかけたら、さすが酢みかん効果!!
程よいさっぱり感が癖になり、
何杯でもいけちゃう美味しさです、これ。
銀不老釜飯
アカゴナイテモフタトルナ
炊きあがった!
このお米は大道の「ふさなり」という、
なんと日本書紀にも書かれてる品種らしいです。
香り米独特の匂いが炊きあがるとともに部屋中に拡がった!
冷めたら冷めるほど美味しいと聞き、
炊きあがりを味見に一口、ちょっと冷めたところをまた一口、
最後に十分に冷めたところでしっかり頂きましたとも。
後口をさっぱりさせたのは、
きゅうりと入河内大根のスティック生野菜。
皆さんにサービスしてるのは日銀高知支店長のゆーこさん!
この日のために野菜の帯を誂えるという徹底した遊び心に脱帽!!
美味しい司牡丹のお酒とともに、
次から次に運ばれてくる料理を心ゆくまで堪能いたしました。
「昔のように食卓に普通にのぼるようにすること、
それが本当の在来野菜の復活なのです!」
と語る生産者の言葉が、
じわりと熱く胸に響いた一夜でした。
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2016年01月22日
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