ひょんなことから「香美市商工会」の仲間入り^^
昨夜は「新春賀詞交歓会」というものにデビューしてしまいました。
会場は旧スーパーマーケットを活かした「ふらっと中町」、
香美市のあちこちから100名を超える方々がお集まりでした。
ドキドキ緊張の新人でございます、
けんど新春鼎談の面白さにいきなり惹きこまれ、
記者さながらに携帯にメモしまくったのでした(笑)
尾崎正直 高知県知事と
映画監督の安藤桃子さん。
進行役は依光晃一郎県議。
安藤さんが地域のことをよう知っちゅうのにホンマにビックリするとともに、
独自の「観光の視点」にも共感するところが多く、なんだか嬉しゅうなりました♪
やりとりのほ〜んの一部をご紹介しますね。
安藤)高知のヒトっていい意味で縄文時代のキャラ。
一番平和で長く続いたあの時代の雰囲気があるのがいい。
香美市は物部・香北・土佐山田を一緒に考えるのはよくないですね。
いざなぎ流の残る物部、ミュージアムのある香北、伝統産業のある土佐山田、
それぞれの個性を活かすべき。
尾崎)自分が持ってるものを強みとして活かせるか。
さらにその強みを地産外商として外に売っていく視点も大事。
安藤)小笠原諸島にある母島に行ってきました。
ここは世界自然遺産になってますが、元々は無人島。不思議な島で、自然がそのまま。
しかしその自然を守るがためにキャンプや野宿が禁止され、
「自然を楽しむ」という文化が無い。
住んでる450人の人々にとって文化や歴史というものが薄い。
「自然を守るためにあれこれ禁止」してしまうのではなく、
「自然を長く楽しむための知恵」を発揮したい。
ドアノブに物々交換の品が掛かってるような高知の、
これが特別なことだと気付けば県外の人に伝えられる。
そこに喜び感じる意識を持ちたい。
龍河洞に人が来なくなった理由は、興味が一旦失われたからだ。
今、また、ありのまんまがある場所にヒトビトの意識が戻ってきた。
自然に対して感謝の気持ちを持つ人、以前とは違う観光客がきっと来るようになる。
尾崎)強みをどうすれば経済発展に?具体的なアクションが必要。
仁淀川を商標登録したり、仁淀ブルー観光協会が立ち上がったりしている。
仁淀川は大型クルーズ団体客の高知滞在時間である6時間で行って帰れる。
香美市も可能なエリアだ。
今は安く、近く、短くが主流ではあるが、
今後は自然を活用して、長時間滞在のプログラムのニーズが高まる。
安藤)塩むすびを山頂で食べるために自家用ジェットでツアー組む人もいる、
高知はそんな人を招いたらいいんじゃないか。
いろんな人がきますけど、来れば来るほど自然が荒れる悪循環も見受けられる。
自然保護のためだと言ってあれもこれも出来なくする。
地球人として旅する意識が求められている今、
自然の恩恵を守りながら、そんな観光ができるのが高知なのかも。
尾崎)沈下橋の価値に気付き、守りながら活かす、とかですね。
安藤)外から来た若者がムラに入り地域を守る、それはいいこと。
人を投入し新しい文化が作られる。
一方、地元の若者は外に出たがるがどんどん出せばいい。
一回出たら良さがわかる、出すべき。
外の人でも地元の人でも、わかる人によって地域の文化を継承していければ。
尾崎)「ふるさと」の歌詞の3番にある「志を果たしていつの日にか帰らん」。
これからの時代、志は田舎で叶える!
持てるものを生かして世界に誇れるモノを作る。
なかなか全てをメモることは難しかったですが、
ココロの中に刻みつけました。
進行役の依光晃一郎さんがテンポよく切り回したトークショーは、
あっという間に終了。
この後はお集まりの皆さんとあちこちで懇談が盛り上がっておりました。
知事からは「お酒ボトル柄」の帯をこじゃんとお褒めいただきました(笑)
商工会長の寺村さんを挟んで安藤桃子さんと。
そして、松尾酒造の松尾さんとも久々に盃を酌み交わし♪
帰りの送迎バス車中でも皆さんとあれこれ話が盛り上がり、
土佐山田から実家までの35分間があっという間!
一気に香美市とのつながりが深まった一夜でした^^
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2016年01月10日
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