とっても人当たりの良い店主の趣味の世界が心地いい、
開けた田園奥の高台にある古民家を改装した食事処「佐岡寮(さおかりょう)」。
驚くべきことはこの店の予約出来る日が一年に一度しかないってこと!
毎年11月1日には、翌年一年分の予約を求めてお客さんが殺到します。
それこそ前夜から泊まりこみで狙う強者もいらっしゃるとか。
店主が休みたい日を事前に決めておき、
それ以外の日に一日わずか一組だけの予約を受け付けるシステム。
先月、知人の招きで初めて行って「ひとめぼれ」。
その知人に「どの日でも良いから予約をとっちょって!!!」と懇願し、
私は新聞ばっぐコンクール会場の四万十へ。
その彼から「取れました!」のメッセージが着信したときゃ、
携帯持ってぴょんぴょん小躍りしてしもた(笑)
10月に伺った時のお料理(月替り)です。
食前酒の梅酒
器の素敵さから、料理への期待に胸が高鳴ります。
柿とキュウリの胡麻酢あえ
柿の白和えや大根とのなますは作ったことあるけんど、
キュウリと合うの? 胡麻酢あえにするの??
ひとくち食べて全ての「?」が吹っ飛んだ!!
これ、帰宅してすぐ畑に走ってキュウリを採り、柿をもいで挑戦してみたくらい、美味しい❤
すくい豆腐の清まし汁
あー、なんて気持ちのいい清まし汁なんでしょ。
アボカド入りねぎトロ
調味料はごく控えめなので、
しみじみ五感を働かせて味わうことが楽しめます。
さつま芋のレモン煮
甘さと酸味のバランスはもとより、煮加減までが絶妙。
椎茸と三つ葉のかき揚げ
嬉しくてみんなクフクフ笑いが止まらんなるばあ、
椎茸の食感が楽しくて美味しくて♪
胡麻豆腐
その日のお客さんの食事時間に合わせ、7時間前から作り始めるのだそう。
ねっとりと濃厚なのに、舌に粘りつくしつこさはありません。
胡麻豆腐は大好きなんですが、これ、今まで食べた中で一番好きかも❤
つぶつぶのゴマが入っちゅうのも初めて!
変わり茶碗蒸し
牛乳で卵液を伸ばし、ウニをトッピングしちゅうがです。
え?ってプチ衝撃も楽しめる一品でした。
いやー、店主の遊び心にやられまくり♪
長芋の土佐酢がけ
たっぷりと惜しげも無く掛けられた青のりが実にいいんです!
焼きおにぎり
なんて可愛らしい盛りつけ❤
これをお茶碗にとって、だし汁をブレンドしたほうじ茶で頂きます。
満足感がじわーーーーーって体中に広がりました。
案内されたお部屋の雰囲気も素敵、
おもてなしの心も嬉しく、
器の一つ一つも味わい深く、
店主のお話も楽しい♪
仕事を辞めてから調理師学校に1年通い、料理の基礎を一から学んで始めたお店だそうで、
ホントに「好きが高じて」作られてるお気持ちが伝わってきます。
お店に来たってゆうより、知り合いのお宅に招いて頂いたような気分。
手間隙かけちゅうけんど肩肘張らないお料理にホッと和みます。
予約の取れた来年の「その日」が待ち遠しい!!
【佐岡寮】
高知県香美市土佐山田町佐野1087
時間は昼でも夜でも
基本的には8名様まで、らしい
お一人4000円(料理のみ)
お酒の持ち込みは自由
予約日は年1回でも、
クリックは毎日1回よろしく❤
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2015年11月01日
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