昨夜は「ごふく美馬 和坐話座」
「歌舞伎楽屋ばなし」
話し手は長く昭和の名女形・澤村宗十郎さんの番頭を勤められた島田史子さん。
(お写真は店主撮影のものを拝借)
ごふく美馬お見立ての着物をしっとりと着こなされたお姿に、先ずは魅了されます。
帯は涼やかな団扇模様。
「番頭」さんとは、ご贔屓の切符の手配や接遇をはじめ、
場合によっては外部との折衝などを司るマネージャー役のことだそうです。
亡き宗十郎さんはじめ、三津五郎さん、勘三郎さんら名優たちの逸話や、
劇場のウラオモテにまつわる秘話を聞かせていただきました。
印象に残ったお話のあれこれ。
■病鉢巻は左に、助六は右に結ぶ
■化粧道具は塗り、 陶器、銀など、役者の好みでご贔屓が揃える
■役者は日に三度挨拶、初日と千秋楽はおめでとうが加わる
■「名誉より 金より 好きなおなごより よき芝居をば命あるまで」
■「色んなものが覚えられるのは色気付くまでだよ」
■古典を守るために新しいことの挑戦が必要
■歌舞伎座の客電は明るく、舞台から客席よく見える。
着物のお客さんがいると、役者はテンションが上がる。
「今日の客席は絶景だなぁ!」
舞台はお客さんと一緒にを作るもの。是非おめかししてきて欲しい。
■ロビーの絨毯は赤、レッドカーペット!お客さんが主役!
歌舞伎という伝統文化、着物の文化を守っていって欲しい。
お集まりの皆さんの和装もステキでした
左の方のスパッと爽やかな青がひときわ目を引きます。
「夏KOMONO展で見つけた草履に合わせたかったのよ」
あ〜、これ私も心惹かれた草履や〜
何とも遊び心ある組み合わせ。
柳の枝の間を飛び交う燕。
焦げ茶と空色の配色がとっても涼やかな帯締め、いいな〜♪
とっても可愛らしい麦わら帽子の刺繍!
帽子のリボンと帯締めの青が絶妙の濃淡。
私のお隣にお座りの方の帯も涼やかで素敵でした。
お話の後は講師の島田さんとともにお食事会。
帯屋町を歩く涼やかな一群
美馬店主を囲んで。
お食事会場所の「ス・ルラクセ」で、まるちゃんにバッタリ♪
後ろ姿もツーショット
まるちゃんの「トマトベレー」がめっちゃ可愛い
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2015年06月21日
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