当時から「山」のこと「森」のことに深く関心を持った青年でした。
私が「とさ金」に出演することになった記念すべき第1回目のゲストも彼でした。
テーマは「若者×田舎」、2年生になった彼はますますパワーアップしてました。
そして「とさっ子タウン」の学生実行委員としても大活躍。
ご縁の続いた井上くんが結婚を決めた時、相談されました。
「仕事で愛知にいる僕と、滋賀にいる彼女ながやけんど、
披露宴は是非高知でやりたいがです」
「打ち合わせに度々帰ってくることが出来んので、
コーディネートをやってもらえんやろか」
そんな大役、できるやろかと「3秒ほど」ひるんだけんど(笑)
大好きな若者のために一肌脱ぐことに即決。
最初の相談から一年たって。
山を愛し、木と向き合う仕事をする二人の披露宴が盛大に執り行われました。
「山笑う婚儀の宴」

ご案内状からして「山」にこだわりまくり^^

文案は池田あけみさん、
デザインは中越令子さん、
そう、いつもの三人トリオ♪
式は山内神社で挙げました。
そこから披露宴会場までは、料亭濱長が復活させた木造屋形船「土佐丸」に乗って。
濱長前では新郎新婦を迎えに行く屋形船を祝福するかのように、
投網が投げられていました。

私は到着の頃会場段取りで一番バタバタしちょって、
えい写真が全然撮れてない。
けんど朝日新聞さんがこんな素敵な画像付き記事にしてくれて、

高知新聞さんもコラムで取り上げてくださいました!

会場のお部屋には10種の木の名札をつけていきました。
お手伝いしてくれゆうのは新婦の弟さんたち。

若いイケメンの手下を迎え、あたしゃ上機嫌だったのは言うまでもありません(笑)

新郎新婦が用意したおみやげは「バウムクーヘン」と、やはり木つながり。

高砂のお席の周りも「花より緑!」

中心に飾られちょったハート型の板、

実はコレ、大川村「木星会」の川村純史さんからの贈り物でした。
木の中心部は赤みを帯びていて「心材」と呼ばれるそうです。
「心材」=ハートウッドってことでハート型にしてくれちゅうが

鏡開きのお酒を頂く升は、花嫁の地元からのお取り寄せ。
(あぁ、写真が無い

会場に飾っていたのは「ばうむ」のもくレース。
(あぁ、これも写真が無い

広間に木の香りがあふれんばかり。
披露宴は新郎のお父様の謡で始まりました。
あえて拍手なしのご入場、これが実に厳かな雰囲気でよかったとゆーたち!

けんど、そこは、ほら、土佐流になだれ込んでいくわけですw
鏡開きに始まり、

艶やかな芸妓さん勢揃い!

前日に特訓した「升芸」を披露する新郎新婦に拍手喝采!!


「しばてん」も踊った!

県外からおこしの方々からは、
「こ、これが高知スタンダードですか??」
「高知ってすごい!!!!!」
って若干の、いやかなりの驚きとともに喜んで頂けたようですww
あ、もちろんスタンダードじゃないとご説明申し上げましたが、
昔の婚礼ゆうたらこんな感じやったがやないでしょうかね^^
最後はご両親への感謝のお手紙と花束贈呈。

じん、ときます。
司会を務めたのはNHK元キャスターの樋口綾子ちゃん。
なんと新郎のご親戚でした。
さすがの腕前、機転の効いたアドリブで沸かせ、
披露宴全体の雰囲気をとっても温かなものに仕上げてくれてました。
皆さんをお見送りしたあと、
「鏡開きの美丈夫、飲んでない〜

と、新婦&司会&仕掛け人の3人で乾杯♪

お二人の幸せを心から願うとともに、
日本の林業を支えていく若いカップルのこれからの活躍を応援します!
将太くん、ホントにおめでとう

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