絵金がお城下にもんてきた!!!
絵金=幕末の絵師、金蔵のことです。
元は藩主のお抱え絵師として活躍していたものの、贋作疑惑に巻き込まれ追放。
しかし赤岡の塩商人たちに気に入られ、俵を画料にせっせと描いた芝居絵が今に伝わるのです。
その絵金さんの生誕地で生誕祭をと熱望したのがはりまや橋商店街の皆さん。
3年越しの想いが叶い、昨夜(10月5日)開催にこぎつけた、という次第。
「絵の側で監視するスタッフが足りん〜」ゆうことでお手伝いに参上!
「スタッフはみんなぁ着物で!」という司令も下った!!
未だ一人で着られない私は、
いつものごとく、「ごふく美馬」で着つけてもらうのでした^^;
なるほどね〜、こんな風にセッティングしちょったら作業も無駄がない!
着物は祖母(故人)の紬を私サイズに仕立て直してもらった紬。
グレー地に濃紺のラインが、まるでザーザーと降る雨の風情でこの日のお天気にピッタリ。
帯は絞りの染帯、茜色に勝ち虫(トンボ)が飛んでます。
この帯にまさかのエメラルドグリーンの帯締めをパッとチョイスする目利きは流石。
「トンボの頭の色に合わせたらこれしかないろ」と店主。
おそれいりました。
雨コートを羽織って、柳町の「ごふく美馬」から帯屋町アーケードを通り、はりまや橋商店街まで。
早目に到着しましたので、誘われるがままにちょいと一杯♪
期せずして「THE B型の集い」(笑)
濱長女将の美佐子さんも、
着物男子にハマった森田くんも、
撮影担当片岡くんも、そして私もみ〜んなB型やった!!
さ、時間になりましたのでお役目スタート!
監視ゆうてもただ黙って立っちょるわけにもいかんかった。
絵金のこと、絵金祭りのこと、赤岡の町のことに始まり、
一枚の屏風絵には芝居の各シーンが物語にそって盛り込まれちゅうこととか。
血しぶきの舞う凄惨なシーンが多くおどろおどろしいのは、
「ひゃ〜」とか怖がることが当時の庶民の娯楽だった、とか。
ロウソクの揺らめく灯りで見ることで、絵の具に含まれた石や貝殻がチラチラ輝いて、
それがさらに神秘的に怖さを増幅させるのだ、とか。
絵の中に多く使われている赤い色は魔除けの意味もあるのだ。とか。
実はこれ全部、本物の「絵金蔵 蔵長」横田恵ちゃんの受け売り^^;
私は彼女の解説が大好きで、高知に来た客人をもてなすために絵金蔵へ行ったら、
何とか都合をつけてもらって案内役をお願いするのです。
何度となく聞いた解説ながやけんど、頭の片隅に記憶しちゅう情報を総動員しての即席案内役。
屏風絵も「レプリカ」なら、案内役も「レプリカ」です(笑)
み〜んな着物でスタッフ努めましたよ^^v
濱長の芸妓さんたちは特設舞台で舞と唄いも披露(現場を離れれんかって見れんかった;;)
何しろ雰囲気を出すために商店街の照明を落としてました、ピント合いづらい〜〜〜。
琴魚ちゃんからはビールの差し入れ〜♪
激しく降雨の中、訪れてくれたみんなに感謝♪
妹夫婦&會所夫妻。
赤岡のカフェ「道(タオ)」も出店、
サワちゃんも黒い着物、お客さんも黒が好きな人(笑)
「女子旅トワイライトランin高知城」の、
オープニングイベントでの演舞を終えた踊り子仲間たちも「お色直し」(笑)して来てくれた^^
おすけちゃんとまいちゃん。
しんこちゃんも♪
賑やかに終えた「絵金生誕祭」、
来年に続きますように!!
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2013年10月06日
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絵金が大好きで2年前の四国旅行の時には半日絵金蔵に篭ってました。笑
絵金蔵と7月の絵金祭りでしか観られないと思っていたら
こんなお祭りもあったのですね〜
ぜひいつか行ってみたいです♪
有益な情報ありがとうございました^^