私の周囲で着物女子が急増中♡
でもまだまだ高いですよね、「呉服屋さんの敷居」
その中でも特に上級者向きと巷で噂される「ごふく美馬」!
歌舞伎界に信頼厚く、かの松本幸四郎一家はじめ、
日本古典芸能の世界の方々の着物のお見立てやら、
藤原紀香や小栗旬らの和装を演出する高知の呉服屋さんです。
そんな「ごふく美馬」が創業以来値引きなんてしたことないのに、
初の特価で提供するよ!って嬉しすぎる情報♪
特別にお店の2階を貸し切りにしてくれるなんて、
素敵過ぎません?????
「深夜呉服〜美馬のお着物みてみましょ企画」
「本物のいい着物」を誂えたいなって人にはまたとない機会と、お友達に声を掛けまくり。
「ホンマモン」を見てみたい人にとっても絶好のチャンスと誘いまくり。
目を肥やすのも着物を楽しむ上では欠かせませんもんね〜^^v
夕方6時半から続々集まった着物女子たち、
店主から呉服のうんちくをたっぷり聞かせて頂きました。
これがまた粋!深い!渋い!オモロイ!
みんなメモを片手に一言一句聞き漏らさぬ勢い(笑)
帯のお話から、
着物の「格」の解説まで。
なにしろ実物を前にしての“講義”なわけですので、わかりやすいったらありゃしない
会場の一角にはお洒落なドリンクコーナーもしつらえられておりました。
あぁ、なんて嬉しい演出♪
でも、最初のうちはこんな誘惑には目もくれず、
一人ひとりのお見立てに夢中。
口火を切ったのはこの組み合わせ。
「春、秋の柄を吹き寄せにした付け下げ」
左下の帯は小さなハート紋が散りばめられて、婚礼の席にピッタリ!
本人希望の黒の付け下げもお試し。
キリッとしちゅうに可愛らしいとゆうたち!
しょっぱなからため息の嵐♪
綿御召縞絣の着物、生紬地に摺り友禅「ざくろ唐草」の帯
なんとも憎い組み合わせ!!!
この着物に別の夏帯を合わせてみると・・・
粗紗の夏八寸、百合文
透け感がたまらん!
真夏のオープンカフェで、涼やかにガン冷え白ワインを飲みとうなるね〜♪
「いっつも古着の着物で濃い色目のものばっかり買いゆう」
という彼女に店主が合わせたのは淡い黄色。
甘い雰囲気をさらに引き立てる、顔映りがスバラシイお着物♪
てんとう虫柄のちりめんの染帯。
黒で甘さをきゅっと引き締めると大人の風情もちゃ〜んと感じられる。
この帯を芥子色のお着物にも合わせてみるとこんな感じ。
これまた「大人の遊び心」が感じられて素敵♪
優しい印象ながら芯のある、彼女の内面がしっかり感じられる組み合わせ。
ちょいと気取って「月にウサギ」
これもハマり過ぎばぁ似合うちゅう。
一人一人の隠れた魅力を一目で見抜いて、
ぴったり合わせていく店主の手腕に舌を巻く一同。
今年大学を卒業したてのワカモノに一押しのこれ。
「縞大島の格子に矢鱈縞の真綿八寸」
線×線の高度なテクニック。
長身でクールビューティな印象ながですけんど、
「この色をもっていったらホラ、彼女本来の可愛らしさが一気に引き立つろう?」
うわ〜、ホントや〜と驚きの拍手!!!
若さと言えば、彼女も「絶対自分じゃ選ばん!」ゆう優しい色を見立てられ。
「渋い色は先でなんぼでも着れるき。
若いうちにしか楽しめんもんを着にゃあもったいない!」
確かに、確かに、深く納得。
さらに「来年が成人式」という彼女にはとっておきの振り袖!
「品のある娘が着いたら、黒はどんな色より品格が出る、という好例」
と店主自らべた褒め♡
価格は三桁万円ながら、「婚礼衣装にもできる」ことを思えば価値ある逸品♪
一人ひとりへのお見立ては楽しく続きます。
「ピンクの縞紬にハーブのアップリケ帯」
こ〜んな可愛い遊び心もあるんですね〜。
引き締め色の帯揚げと合わせたら、とても個性的な着こなしが楽しめそう♪
「織の着物に染の帯」王道中の王道。
桜と梅と紅葉にオシドリ、季節を問わず使える優れものの帯です。
「コンサートにお出掛け、音符の帯」
どうでしょ、この心憎いばかりの遊び心!
他にもいっぱい見せてもろうたがやに、
いちいち興奮し過ぎて撮影抜かりも多数なのが悔やまれる
で、この日私が一目惚れしたのは、
「タッサーシルクに渋い染め帯」
押さえた色目だけに、ポップなビビッドカラーの帯揚げなんかで遊んでみたい♪
さぁて、どんなシーンで着てみようかと、仕上がりを心待ち
総勢10数名で盛り上がった「深夜呉服」、
その名の通り終了は深夜11時半を回り、
なんと5時間も経ちょってビックリしたのなんの(笑)
お友達と気軽にわいこら言いもって、
「呉服屋」でのお見立てを楽しむ機会って滅多に無いよね。
機会を増やして「ちゃんとした日本の着物文化」を身につけていきたいもんやな〜と、
早くも次回企画を妄想中
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2013年04月10日
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