2013年04月10日

深夜呉服

私の周囲で着物女子が急増中♡

でもまだまだ高いですよね、「呉服屋さんの敷居」

その中でも特に上級者向きと巷で噂される「ごふく美馬」!


歌舞伎界に信頼厚く、かの松本幸四郎一家はじめ、

日本古典芸能の世界の方々の着物のお見立てやら、

藤原紀香や小栗旬らの和装を演出する高知の呉服屋さんです。


そんな「ごふく美馬」が創業以来値引きなんてしたことないのに、

初の特価で提供するよ!って嬉しすぎる情報♪


特別にお店の2階を貸し切りにしてくれるなんて、

素敵過ぎません?????


「深夜呉服〜美馬のお着物みてみましょ企画」


「本物のいい着物」を誂えたいなって人にはまたとない機会と、お友達に声を掛けまくり。

「ホンマモン」を見てみたい人にとっても絶好のチャンスと誘いまくり。

目を肥やすのも着物を楽しむ上では欠かせませんもんね〜^^v



夕方6時半から続々集まった着物女子たち、

店主から呉服のうんちくをたっぷり聞かせて頂きました。

これがまた粋!深い!渋い!オモロイ!

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みんなメモを片手に一言一句聞き漏らさぬ勢い(笑)

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帯のお話から、

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着物の「格」の解説まで。

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なにしろ実物を前にしての“講義”なわけですので、わかりやすいったらありゃしない手(チョキ)


会場の一角にはお洒落なドリンクコーナーもしつらえられておりました。

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あぁ、なんて嬉しい演出♪


でも、最初のうちはこんな誘惑には目もくれず、

一人ひとりのお見立てに夢中。


口火を切ったのはこの組み合わせ。

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「春、秋の柄を吹き寄せにした付け下げ」

左下の帯は小さなハート紋が散りばめられて、婚礼の席にピッタリ!

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本人希望の黒の付け下げもお試し。

キリッとしちゅうに可愛らしいとゆうたち!

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しょっぱなからため息の嵐♪



綿御召縞絣の着物、生紬地に摺り友禅「ざくろ唐草」の帯

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なんとも憎い組み合わせ!!!

この着物に別の夏帯を合わせてみると・・・


粗紗の夏八寸、百合文

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透け感がたまらん!

真夏のオープンカフェで、涼やかにガン冷え白ワインを飲みとうなるね〜♪



「いっつも古着の着物で濃い色目のものばっかり買いゆう」

という彼女に店主が合わせたのは淡い黄色。

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甘い雰囲気をさらに引き立てる、顔映りがスバラシイお着物♪


てんとう虫柄のちりめんの染帯

黒で甘さをきゅっと引き締めると大人の風情もちゃ〜んと感じられる。


この帯を芥子色のお着物にも合わせてみるとこんな感じ。

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これまた「大人の遊び心」が感じられて素敵♪

優しい印象ながら芯のある、彼女の内面がしっかり感じられる組み合わせ。


ちょいと気取って「月にウサギ」

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これもハマり過ぎばぁ似合うちゅう。


一人一人の隠れた魅力を一目で見抜いて、

ぴったり合わせていく店主の手腕に舌を巻く一同。


今年大学を卒業したてのワカモノに一押しのこれ。


「縞大島の格子に矢鱈縞の真綿八寸」

線×線の高度なテクニック。

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長身でクールビューティな印象ながですけんど、

「この色をもっていったらホラ、彼女本来の可愛らしさが一気に引き立つろう?」

うわ〜、ホントや〜と驚きの拍手!!!


若さと言えば、彼女も「絶対自分じゃ選ばん!」ゆう優しい色を見立てられ。

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「渋い色は先でなんぼでも着れるき。

  若いうちにしか楽しめんもんを着にゃあもったいない!」

確かに、確かに、深く納得。


さらに「来年が成人式」という彼女にはとっておきの振り袖!

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「品のある娘が着いたら、黒はどんな色より品格が出る、という好例手(チョキ)

と店主自らべた褒め♡

価格は三桁万円ながら、「婚礼衣装にもできる」ことを思えば価値ある逸品♪




一人ひとりへのお見立ては楽しく続きます。

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「ピンクの縞紬にハーブのアップリケ帯」

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こ〜んな可愛い遊び心もあるんですね〜。

引き締め色の帯揚げと合わせたら、とても個性的な着こなしが楽しめそう♪


「織の着物に染の帯」王道中の王道。

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桜と梅と紅葉にオシドリ、季節を問わず使える優れものの帯です。


「コンサートにお出掛け、音符の帯」

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どうでしょ、この心憎いばかりの遊び心!


他にもいっぱい見せてもろうたがやに、

いちいち興奮し過ぎて撮影抜かりも多数なのが悔やまれるふらふらあせあせ(飛び散る汗)


で、この日私が一目惚れしたのは、

「タッサーシルクに渋い染め帯」

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押さえた色目だけに、ポップなビビッドカラーの帯揚げなんかで遊んでみたい♪

さぁて、どんなシーンで着てみようかと、仕上がりを心待ち揺れるハート



総勢10数名で盛り上がった「深夜呉服」、

その名の通り終了は深夜11時半を回り、

なんと5時間も経ちょってビックリしたのなんの(笑)


お友達と気軽にわいこら言いもって、

「呉服屋」でのお見立てを楽しむ機会って滅多に無いよね。

機会を増やして「ちゃんとした日本の着物文化」を身につけていきたいもんやな〜と、

早くも次回企画を妄想中るんるん





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posted by moco at 00:55| 高知 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | キモノノタノシミ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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