高知県の一次産業を応援しよう!と生まれた土佐手拭い、
これまで野菜や果物を可愛い柄にしてきましたが、
「花のがぁも作って〜〜〜」
という熱烈リクエストにお応えして、遂に誕生!!!
高知県には熱心に研究する花卉園芸農家が多いことを改めて知りました。
文案担当の池田あけみ姉さんと、図案担当の令ちゃんは、
今回取り扱うことに決めた5柄のお花農家に出向いて丹念に取材。
そこから見えてきたのは高知県民でさえも知らなかったような、
「えっへん!」と胸を張りたくなる素晴らしい取り組み!
手拭い一枚一枚に添えた解説ハガキ、是非ともじっくりお読みくださいね〜^^
(以下、本文は池田あけみさんによるものです)
グロリオサ
真っ赤な炎のような咲き姿/花言葉 栄光
ゆらめく炎のような咲き姿。
全国一の生産量を誇る土佐のグロリオサです。
世界一の称号を持つミサトレッドをはじめ、サザンウインド、ニューレッドなど、
あざやかな赤い大輪系で茎がしっかりしているのが特徴で、
栽培は高知市を中心に県下一円。
農家のおんちゃんは「凛と立った土佐の男のような花やと思うちゅう」と、
いごっそう魂も燃やしています。
ブルースター
土佐のサムシングブルー/花言葉 信じ合う心
空の青に海の青。仁淀ブルーに、ブルースター。
幸せのサムシングブルーに包まれた高知県です。
全国シェアは9割。
中でも芸西村の谷岡さんが品種改良して作った「ピュアブルー」は水あげもよく、
切り花世界一に選ばれた品質の良さ。
「香りが出ん、花粉が落ちん、花びらが散らんのがええところ。清楚で可愛いろう?」。
いかつい手が作り上げた傑作です。
ヒマワリ
はちきんひまわり/花言葉 あなたはすばらしい。
上を向いて明るく咲いているひまわりは、土佐のはちきんによう似いちゅう。
日照時間の長い高知では季節を越えて一年中咲いています。
中でも冬のひまわりの産地としては西日本でも有数。
四万十市や須崎市など、県内あちらこちらで栽培されています。
最近はやや小ぶりで可愛いひまわりが人気。
レモンやオレンジ、茶など、花の色もいろいろです。
トルコギキョウ
控えめな華やかさ/花言葉 優美、希望、永遠の愛
キキョウ科ではなく、りんどうの仲間。
トルコではなく、北米原産です。
蕾の形がトルコ人が頭に巻いたターバンに似ていることから名付けられたがやと。
温暖な高知では11月中旬〜6月末までが出荷時期で、
冬場の出荷量は全国でもトップクラス。
控えめな華やかさと日持ちの良さが人気で、
毎日水を替え、少しずつ切っていくと最後の蕾まで長く楽しめます。
※トルコギキョウのみ染めが遅れ、今月下旬のデビューとなります^^;
カサブランカ
心意気も香る/花言葉 雄大な愛、威厳、高貴
海岸部から山間部まで。
年中、いろんなオリエンタル系のユリが栽培されている高知県です。
特に秋から冬場の出荷量は全国一。
高知でユリの栽培が始まったのは戦後まもない食糧難の頃。
高知市潮江、福井、長浜を中心とした農家のいごっそうたちは
花卉組合を設立し、花作りを始めました。
敗戦から立ち上がる心にも栄養を。
土佐人の心意気も香るねえ。
いかがですか?
「知らんかった!」ゆうてびっくりせんかったです??
実は花どころでもある高知、またひとつ自慢が増えました♪
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2013年01月08日
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