高知県は日本一の柚子の産地。
その柚子が黄色く色づく秋ともなれば、
北川村や馬路村、香美市物部、大豊町などをはじめ、
土佐じゅうの山々はてんてこまいの忙しさとなります。
収穫した実は、ぎゅっと搾汁加工。
とにかく、なんでも酢が効いちょらにゃいかん土佐人が、
こよなく愛する柚子酢です。
まっこと、香りがええ。
土佐手拭い「柚子柄」に添えた解説文です。
実家の柚子山・・・とゆうても数本の柚子の木が植わっちゅうばぁのもんですが、
そこでも秋の実りが色づいてました。
午前中は父と夫と三人で山へ行って収穫作業。
どの実も高枝切り鋏を使わんと届かんばぁ、
高い枝の先に実っちゅうので大変!
天向いて柚子を切るのって、
夜の星空を延々眺めゆうがより首がだれる
竹竿の先につけた針金を操り、
器用に摘み取るのは年季の入った父の作業。
「お、その先にひっとつある!」
「もうちょい右の枝の先を狙うてみて」
「そこそこそこ、よっしゃー!!」
父と夫、ナイスコンビ♪
どっさり取れました。
あちこちに転がっていった分も拾い集めて来て、
米袋に入れて担ぎおろしてきます。
あら、こんな素敵な秋色コントラスト
お昼ご飯は、
柚子のこじゃんと効いたナイラゲのお寿司と、
たっぷりリュウキュウの入った濃厚ツガニ汁!
最高の合い口
せわしなく食べ終えたら搾汁作業をスタート
枝葉のついたものは、
ギリギリのとこで切り落とします。
一個一個濡らしたタオルで拭き上げる。
包丁で切れ目を入れる。
木製の搾汁器に置いて、
人力で圧を掛けて、
ぎゅーーーーーーー
今年は4升ちょっとと、
やや少なめではありましたが、
無事に作業終了。
手間の掛かることやからと、
昔から行われてきていた「農」の営みを絶やすのはしーよい。
けんど、丁寧に受け継ぐ事で、
お金では買えない「豊かさ」が感じられるのです。
「農」はユタカでタノシイのだ♪
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2012年11月12日
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