2006年12月21日

四万十の益獣!

さて、しばらくぶりに再開、

食の風景を訪ねる『四万十ウラ観光地巡り』の続きです。

Eいのしし/しか肉

実を申せばいのししが苦手やったんです。

なので、今回のツアーで唯一気が進まんかった。

イノシシの解体現場と聞いただけで・・・・・・・・!!

けんど、しまんとのもり組合

事務局長:岡村有人(ナオト)君がとつとつと語る説明聞きゆううちに、

そんな自分が恥ずかしゅうなったちや。

彼は害獣を益獣にしよう!とひたむきに頑張りゆう。

皮に残る毛が苦手と言うならば、ちゃんと抜ける方法を考えよう。

何度かの試行錯誤の末、ある温度のお湯を掛けるとえいことを発見。

臭みが苦手と言うけれど、血と膀胱の処理がちゃんとできたら臭くない。

充分に使い込まれ、手入れされた道具はなにやら神々しい。

   061102四万十ウラ観光 084.jpg


益獣としてのイノシシを売っていくためには、

質の良い肉を集めないかん。

いのししが捕れたと聞けば、解体しゆうところに出向いて行き、

こうしたほうがえい、ああしたほうがえい、

と彼なりに工夫した解体方法を伝授しようとした。

けんど年配の猟師さんたちは始めは聞く耳を持たんかったと。

そりゃそうよねぇ、自分らぁは何十年もやってきた解体を、

二十歳そこそこの若者に口を出されて「はいそうですか」とはならんろう。

けんど、地道な『活動』が次第に認められて、

今では美しく下処理された肉が商品となりゆう。

   061102四万十ウラ観光 063.jpg

あっぱれ、ナオトくん!!

もう猪は苦手、なんて言いませんから手(チョキ)

次回は野菜と米!

旅はまだまだ、つ・づ・く!!


この旅の模様は『田舎暮らしの本3月号』掲載決定!!お楽しみに。
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posted by moco at 14:25| 高知 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 四万十ものモノがたり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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