2006年12月10日

男前、茶ボス登場

食の風景を訪ねる『四万十ウラ観光地巡り』

D四万十の茶

ゆったりと流れる清流四万十川。

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国道沿いに車を走らせるとその両岸には広葉樹と植林された森が続き、

時折集落が現れるとやさしい田舎の風景が広がります。

信ちゃんが言うように、柚子と栗と茶の木もあるある!

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食の旅の午後一番はお茶工場の見学から始まりました。

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広井茶生産組合の岡峯久雄さんは通称:茶ボスと呼ばれゆう。

かなりの男前工場長ながです!!

21歳の時から第2工場長を任されちょったらしい。

その工場の中で茶葉製造工程を見せてもろうた。

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葉打機→粗揉機→揉捻機→中揉み機→精揉機→乾燥機→仕上げ機

こんなにたくさんの工程を経て茶葉が完成するわけです。

けんど、機械に任せっぱなしにしちょったらそれでええわけじゃない。

その時々のお茶の具合や気候で条件は変わるき、

じーーーっと見つめながら頃合いを計らないかん。

まさに機械仕掛けの匠技

多い日には6tもの茶葉が持ち込まれ、1日500k生産、

年間4800kが生茶葉になりゆうがやって。

一番茶が4月20日頃から約20日間、

次に二番茶が出来るのが6月いっぱい。

昔は『秋番茶』ゆうがも作りよったけんど、

翌年にええお茶を作るために刈り取りはするけんど肥料に回しゆうと。


こんなにええお茶がようけ生産されゆうに、

以前は静岡などに送られ『混ぜられる茶』でしかなかった。

「自分らぁが作ったお茶を、

   どんな人がどんな顔して飲んでくれゆうがやろうか」

直接販売してみたい!

そこでオリジナル商品作って勝負に出たのがこれ!

   10月のいろいろ 021.jpg

     四万十緑茶四万十焙茶  

去年は24万本、今年は40万本いきゃせんろうかって位の人気商品!

四国内の全サービスエリアを始め、

都心部ではクイーンズ伊勢丹・ナチュラルローソンで取り扱われゆう。


お茶を買いに行って目にとまったら、是非買うてみてください。

すっきりした後味が病みつきになるばぁ美味しいき手(チョキ)

ペットボトルのデザインもこの秋リニューアル、

四万十でお茶を生産しゆうおじちゃん・おばちゃんの笑顔がかわいいわーい(嬉しい顔)

【しまんと茶工場】
http://www.shimantoryokucha.co.jp/index.html




次回はいのしし!

旅はまだまだ、つ・づ・く!!


この旅の模様は『田舎暮らしの本3月号』掲載決定!!お楽しみに。
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posted by moco at 15:12| 高知 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 四万十ものモノがたり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私も茶栽培がやりたかったはずなのに、研修受けてみたらすっかり製茶にはまってしまいました・・・自分で茶工場やってみたいけど、コレはだいぶ先の夢だなぁ。
ほんと、製茶している人はカッコイイです。まさに職人!
私も来年は県品1位をねらうぞ!今年はこっそり出して(参考出品ちゅうやつです)7位でした〜♪
Posted by くりけい at 2006年12月12日 15:49
■くりけいさん
すごい!製茶しゆうがやぁ〜!!
『自分で茶工場』ってのも、すごい素敵な夢やね。
くりけいさん、アナタも充分カッコイイ♪
Posted by moco at 2006年12月14日 14:45
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