2011年09月23日

秋柄、登場!

初夏から盛夏にかけて、

白地にスッキリ土佐の美味しいものを染め抜いてきた土佐手拭いですが、

季節は秋。

山の恵みを美味しい色に染めてみました♪

図案はもちろん令ちゃん(中越令子さん)

そして産品説明の文案はあけみ姉さん(池田あけみさん)です!

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みかん、ころころ

高知はかんきつ類を育てるのが得意な風土。

温州みかんも、まっこと上手に育てます。

香南市の「山北みかん」を代表格に土佐市、宿毛市、大月町など、

おいしいみかんどころが県内にはごろごろ。

薄皮がやわらかく、果汁が濃いのが特徴です。

土佐人はみかんの味にも口が肥えちょって、大玉より小玉のみかんを好むがよ。

ころころ、みかんのこころなり。




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かくかく、しかじか、四方竹

丸ではなく、四角。

春ではなく、秋が旬。

まっこと妙なタケノコ、四方竹です。

元来は観賞用の竹やけんど、土佐人持ち前の好奇心で「食べてみちゃろ」と思ったのが始まり。

繊維がやわらかく、歯ごたえもあって春のタケノコとはまた違ったおいしさです。

食用として出荷しているのは全国でも高知県だけながやと。

南国市白木谷、奈路が主産地。



原木しいたけ、ずんずんずん

山また山、84%が森林の高知県です。

その木漏れ日差し込む山の中で、

森の子守唄を聴きながら逞しくずんずん育つ原木しいたけです。

シイやナラなどの原木が持つ栄養分が、しいたけの旨味になるがやそうです。

春生えのものをハルコ、秋生えのものをアキコと呼びます。

肉厚で歯ごたえもよく、味が濃厚。

森と水のにおいがすらあね。




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秋のおクリもの

ぽとりとイガグリ落ちて里の秋。

高知県内では四万十市西土佐、四万十町十和、大正など高知県西部地域が栗の主産地です。

四万十川流域は平地が少なく、作物も作れないような山の急斜面に栗を植えてきました。

その四万十の栗はほっくりと甘く、こりゃびっぐりの大栗サイズで大人気。

栗拾いが農家のボーナスになっちょります。



柚子玉、ぎゅぅぅっ。

高知県は日本一の柚子の産地。

その柚子が黄色く色づく秋ともなれば、

北川村や馬路村、香美市物部、大豊町などをはじめ、

土佐じゅうの山々はてんてこまいの忙しさとなります。

収穫した実は、ぎゅっと搾汁加工。

とにかく、なんでも酢が効いちょらにゃいかん土佐人が、

こよなく愛する柚子酢です。

まっこと、香りがええ。




いかがです?

スコンと抜けるような青さの秋空に、

よう似合うちゅうでしょ♪

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私、上機嫌^^ 
posted by moco at 00:28| 高知 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 土佐手拭い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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