去年の大根は年が明けてから漬けたがやった。
→1月6日の日記『お漬け物、どっこいしょ』
今年は大根の成長がすこぶるよろしく早々に育ったので、
寒さが厳しくなる前に準備が始められた。
→12月6日の日記『大根漬けの準備』
2週間ばぁは干す予定やったのに好天が続き、
「充分干しあがったき、早うに漬けんといかん」
と作業をせかす電話が鳴った。
夕べは宇和島でワークショップ、その後打ち上げにも参加し、
高知市内の自宅に戻ってきたのは午前1時をとうに回っちょった。
さすがに3日連続ハードなお仕事が続いていたので、
正直、今朝はお布団の温もりからなかなか離れとうなかった。
けんど!
どいたち漬け物作業には参加したい!
気合いで起きて迎えに来てくれた妹と共に実家へ急ぐ。
待ちかまえた大根、60キロ。
去年の丁度倍。
手順は前年通りなので作業はちゃっちゃか進行。
最後の重石は、
ぼっちりの重さのを選んでどっこらしょと重ねて。
あっと言う間に終了しちゃった。
午後から仕事のある妹のタイムリミットは12時。
「もう一仕事できるよね」
ってことで、前回抜き残しちょった大根を片付けるために畑へGO!
漬物用大根は寸胴です。
むしろ先の方が太かったりもする。
「私も引いてみた〜い♪」とウキウキはしゃぐ妹。
勇んで大根に手を掛けたものの、
「げーーーー、抜けんがやけんどぉぉぉ」
「無理無理無理無理ーー」
「おじいさんはおばあさんを呼んできました、
うんとこしょ、どっこい・・・・・しょぉぉぉ」
「それでもなかなか抜けませんっ」
「おばぁさんは猫を呼んできました」
「まだまだまだまだ抜けませんっっっ!!!!!」
お願い、黙って引いてちや。
可笑しすぎて笑いすぎて腰に力が入らんなるき!!!!
集落中にこだまするばぁ大笑いしもって10本も引かんうちから
妹、ダウン(笑)
21年前の日記を読み返すと、
当時3歳半だった息子は重たい漬け物大根200本を、
せっせと畝からコンテナまで一人で運びきったのでした。
口調はおじいちゃん、おばあちゃんそっくりで笑える。
当時もきっと集落中に笑い声がこだましたんやったろうな。
先人の知恵を受け継ぎながら自分の食べるもんに関わって、
農の不思議を楽しく学ぶ。
いっぱい笑いながら家族のつながりも実感できる。
多少の疲労なんてかえって吹っ飛んでしまうのだ!
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2010年12月17日
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mocoさんの日記良いですね。
愛情たっぷりですもの良い子に育ったはずですね。