一昨年は豊作で5升も取れた柚子酢。
(2008年11月13日の日記『秋の恵み、柚子酢5升』)
去年はさらに豊作で7升も搾れちょった。
(2009年11月3日の日記『柚子酢(ゆのす)できた!』)
ところが今年は裏作の年なのか、木の枝の柚子もまばら。
日陰の山地に生える柚子の木は、お日様を求めて枝伸び放題。
脚立に登って高枝切りばさみの柄を最大限に伸ばしても届かない枝先の実もある。
それでも一個でも摘み残すことなく収穫したいと、
天向いて格闘すること1時間余り・・・。
うー、首がこるゆうたち。
今年の収穫量は去年の半分ほどと少なかったけれど、
無事に怪我無く作業を終えればこの笑顔。
あ、違う!
妹は柚子のトゲを踏んでしもうて靴底抜けて足裏をブスリ
まっこと硬い柚子のトゲ、ご用心、ご用心。
お昼ご飯は母の作った五目寿司。
柚子がたっぷり効いちょって大好きな味です。
チャーテの炒め物につくね芋のおつゆ、
大根とつくね芋を千切りにして梅酢で和えたサラダも美味しかった♪
昼からは柚子搾り。
と言いつつ一個一個綺麗に拭いてからの作業なので、
それは義弟のケンちゃんに任せて、その間私は妹と畑の収穫。
「大根は何本欲しいぞねー」と父。
「待って待って!自分で引っこ抜きたい!」保育園児の如くはしゃぐ私。
ちんまい畑をあっち跳びこっち跳びしもって、
一輪車に積みきれんほどの野菜を採ってきた。
さぁ、搾りに取りかかろうか。
うんとこどっこいしょ。
テコの原理で人力搾汁。
一個一個押しつぶすと、種と果汁が下に落ちる仕組み。
けんど力仕事なのですんぐにケンちゃんとバトンタッチ^^;
私は母のアシスタント係。
搾った果汁は布袋に入れて濾します。
保存をするために果汁1升に対して塩1合を混ぜます。
すり鉢でゆっくりゴリゴリ。
混ざったら順次瓶に詰め替えて・・・・の繰り返し。
結局、今年は4升足らずしか取れませんでした。
しかし豊作やった去年のお酢がまだちょっと残っちゅう。
香りが劣化した古いお酢は、今年の種と混ぜフレッシュな香りを移して“仕立て直し”。
なるほど〜、こんな技があったのね。
日暮れ前までに後片づけも終了。
高知市内の家に戻り、の〜んびり柚子風呂に入って疲れを癒やしたら、
世界バレー(日本×ロシア戦)を見もってごとごと晩ご飯の準備。
実家で採れた落花生の皮を剥き、ゆっくり鉄鍋で煎る。
(あ、ロシアにアタック決められた〜)
新鮮野菜(チンゲンサイと水菜のぬき菜)の湯豆腐を構え、
(すごい、竹下がブロック決めたやん♪)
鯵は塩をして取れたての柚子酢で締める。
(よっし、何とか1セット取れたぁ)
バレーの試合が終わって間もなく、夫帰宅。
鯵はもちろん、日本一美味しい『天城ワサビ』で頂くのだ!
どれもこれも、まっこと美味かったのだ♪
ボチボチ熱燗の恋しい季節
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2010年11月11日
この記事へのトラックバック
妹さんのケガは大事になってませんか?
柚子の匂いってなんとも言えませんね(^∀^)
私の父もピーナッツを作ってまして、
もう既にかなりの量を炒って食べてます。
香ばしくてカリッカリやと次から次へと手が伸びますよね〜。
お陰でお腹がピーナッツ膨れでしんどいです(笑)
どうもご心配頂いて^^;
大したことはなかった・・・ようです!
毎日の食卓であれにもこれにも柚子を掛けて楽しんでます。
一年分あるとは言え、
やっぱり旬の今時分には柚子が合う食材も多くあるような気がします。
落花生、止まりませんね〜!
リスになった気分!!