2010年09月24日

秋風の中で稲刈り

今年はいよいよ夏の暑さ&残暑が厳しく長く。

それが影響してかどうか、なんと10数年ぶりの被害。

通称“土俵虫”と呼ばれて恐れられています。

実りかけた田んぼに、ある日突然枯れ色が目立ち始めたかと思うと、

あっと言う間に土俵型に丸く立ち枯れていくのです。

調べてみると、トビイロウンカ(鳶色浮塵子)によるものらしい。

現在でも最も重要なイネの害虫。

秋ウンカとも呼ばれ、イネのみに寄生し、飛来した成虫は直ちに産卵する。

条件が良いと短翅型が産まれてその場所にとどまり産卵しまくる。

株元にいるので坪枯れするまでわからないことも多い。


千葉大学大学院応用昆虫学研究グループのレポート参照



やられました、見事に。

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集落の中でも集中してやられちゅう、痛々しい実家の田んぼ(のうちの一枚)。

さぞや上の国道を走る車から見た人の涙を誘ったことかともうやだ〜(悲しい顔)

父も一日も早うにこの田んぼを片付けとうてマイマイしよったがです。


稲刈りの日は家族の都合を合わせて23日に決めちょったけんど、

週間天気予報では無情にも雨マーク。

しかし前日になって曇りに変わったので「よっしゃ、やるぞ!」

香南市での仕事を終えたその足で、夫や息子と合流して夜遅くに実家に向かったのでした。

22日は中秋の名月。

真夜中まで窓の外は明るく、向かいの山々の稜線がくっきりと浮かび上がるほど。


ところが未明の激しい雨音に飛び起きた!

すっごいザンザン降りで、もう稲刈りは無理じゃないかと気を揉んだ午前4時・・・。


夜が明けると雨は止み、田んぼの状況を見てきた父が

「足元はそんなにぬかるんでない、やるぞ!」


朝ご飯を急いで食べて稲刈り支度。

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息子、久々の稲刈り参戦。

中・高生の頃は部活優先で、土・日は練習か試合でまったく手伝えず。

昨年12月に卒業して帰国するまで、秋はアメリカの大学生。


本格デビューを喜ぶじいちゃん・・・・おっと、

昨年末に実家を継ぐために養子縁組したので“養父”は、

田仕事のアレコレをみっちり教える教育係(笑)

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10日ほど前に山から切り出したばかりの青竹を運ばせ、

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ハゼ掛けの設営指導!

スポーツMAXのコスケ設営からゆーたら、

    断然、軽いき楽で手(チョキ)


この夏はMAXスタッフとして、

あちこちのスポーツイベントで鉄パイプを組み立てる力仕事をしてきたゆうだけあって、

ちゃっちゃか力仕事をこなしていくので頼もしいったら。

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流石若いもんは体力が続きます。

休憩も取らず汗だくになって大活躍。



小学生以来のハゼ掛け作業には、

「あれ?こんなに低かったっけ?

    めっちゃ楽に掛けれるがやけんどわーい(嬉しい顔)


あんたの身長は30センチ以上伸びちゅうからね(笑)


この日の天気は目まぐるしく、

曇り曇ったと思えば晴れジリジリと照りつけ、

またまた俄に曇ったかと思えば雨小雨がぱらつき、

台風強風が吹き始めたとたんに秋空が晴れ渡り。


吹き続ける秋風に、

「ハゼに掛けた稲がよう乾く」

と喜ぶ父。


どうにか無事に作業終了。

100923inekari 025.jpg

ドヒョウムシ被害のお陰で収量は大幅ダウンとなりそうですが、

ともかくこうして片付いて一心地ついた。

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次は餅米の刈り入れ、そして脱穀と、

秋の農作業は忙しくも楽しく目白押し。


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posted by moco at 11:01| 高知 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 『ふるさとの営み』をタノシム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
田植えと言い、稲刈りと言い家族の良さを、伝承を感じます。

こんなルーツがあって体験できるのは人間太くなりますね。

この日のみんなで食べるご飯は何でしたか?これも興味津々(笑)
Posted by あんじぇらあき at 2010年09月25日 10:56
■あんじぇらあきさん
どうもありがとうございます、
素直に嬉しいです。
この日のご飯、知りたいですか〜^^
仁淀川の天然鮎!
とれたて落花生の塩ゆで!
猪との争奪戦に勝った地栗(笑)
秋をタップリ味わいました。
Posted by moco at 2010年10月01日 15:12
ご家族の絆でのパワ-溢れる稲刈りですね^^

で、いつもご実家の様子の日記を読ませていただく度に、どこか見たことのある風景だと思っていました。

そして、あの大雨の日の日曜日に田舎へ墓参りに行く途中で確信。

田んぼにりっぱなハゼ。上の国道から見ました。
高校生の頃、毎日バスの車窓から見ていた風景でした。

それから、昔、国道の拡張工事に伴って立ち退きになってしまったんですけど、伯父の家があって、子供の頃(40年以上昔です)よく遊びに行ってました。

ご実家を継がれた息子さん、たのもしいですね。
我が家も息子に実家を継がそうと思っているのですが、役にたつだろうかと思案中です^^;
Posted by みちよ at 2010年10月05日 13:49
■みちよさん
なんと!
見慣れた景色を発見されちゃいましたか(笑)
国道から見える段々畑(ちんまいスケールですけんど)、
あの風景が私は大好きなんです。
何気なくバスの窓から見ていた景色が記憶に残り、
ふとしたことで思い出が手繰り寄せられた瞬間・・・
ちょっと嬉しい気分になりますよね♪

実家を継いだ息子、まだまだ自覚は薄っぺらなもんでしょうが、
時と共に“大切な意味”を感じてもらえたらなぁと気長に期待しています^^
Posted by moco at 2010年10月16日 00:34
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