新幹線はない。
地下鉄はない。
モノレールも走ってない。
ジェットコースターがない。
スケートリンクがない。
ディズニーランドもUSJもない。
フードテーマパークもない。
Jリーグチームがない。
ドーム球場がない。
プロ野球公式戦のナイターができん。
寄席がない。
二千人以上の屋内コンサートができん。
中華街はない。
地下街はない。
温泉街もない。
金もない。
・・・けんど、
光はある!
ただ今高知新聞に連載中の「県庁おもてなし課」(高知出身作家:有川浩さん作)
第227話に掲載されちょったキャッチコピーです。
実はこれ、5年前に夫と私とデザイナーのれいちゃんとで作った、
高知県観光ビジョン概要版から引用されたもの。
きっと小説を書くにあたって多くの資料を集められたことでしょう。
その際、観光課から手に入れたこの概要版が目にとまった・・・
「えい」って思うてくれて小説の中で活かしてくれたがやろうと勝手に解釈♪
5年ぶりに脚光を浴びた(!?)みたいで、嬉しくって興奮してます
高知にないもんを書き連ねて、
「けんど、そんなんが無いきゆうて高知は魅力がないがかえ?」
「高知の魅力はもっと他にようけあるに違いないがやき!」
そんなメッセージを伝えたかったがです。
その後232話ではデザインにも触れてくれちゅう。
「表紙はざっくりと輪郭を描いた高知県の各所に、
上を見上げた老若男女を俯瞰で撮ったスナップをコラージュしてある。
モデルは農家や民宿からアウトドアスポーツのインストラクターまで、
圏内で観光業に従事している県民だ。」
きゃー、もう鳥肌が立ったちや!
さらに続けて、
「パンフレットを広げた裏面ではその表紙をそのまま全判に拡大し、
各自のコメントをもらっている。
土佐弁バリバリのコメントもそのままテープから起こした。
それぞれが自由な言葉で高知の魅力について語っている。」
そうなんです、バリバリ土佐弁を採用しました。
時間も予算も無かったので、取材は殆ど電話!
録音らぁてできんき、話を聞きもってメモを取った。
こうべった言葉じゃなく普段の話し言葉で喋ってもろうたき、
いきいきとしたコメントに仕上がったと思います。
写真撮影は主に夫が担当。
「真っ正面から構えたような写真じゃのうて、
高知県の地図からにょきにょき生えたみたいなデザインにしたいき」
難しい注文を付ける妻なのだ。
それに応える夫、脚立に登り魚眼レンズでしかも笑かしもっての撮影。
ごめん・なはり線を支援する会の浜口さん、サンダルがお茶目^^
梅ちゃんも照れながら、しかしちゃんとポーズ作ってくれちゅうし。
南国市の一成さん、出来たばっかりの一俵入魂手ぬぐいを頭に巻いて!
絵金蔵の蔵長になったばっかりの横田恵ちゃん、
わざわざ着物に着替えて撮影に臨んでくれた♪
「高知遺産」を出版した当時のタケムラナオヤくん、
撮影する側からされる側になって超照れちょった^W^
国際交流員として県に来ちょったヒョンガンちゃん、
「やっぱりチマ・チョゴリのほうがいいかな」って着替えてくれた♪
我が家の玄関先で撮影したのは、
鏡村在住のビデオ作家のマイケル・カーン。
梼原の農家民宿「いちょうの樹」の知子さんは、
取れたてホウレン草を持ってくれちゅうけんどバックも緑!!
デザイナーれいちゃんがトリミングに苦労したことでした。
苦労したと言えばさらにこっち!
香北町谷相のミトさんが持っちゅう繊細なハーブの花束に、
れいちゃん悲鳴
登場人物たちには「できれば自分らしいものを何か手に持って」
とお願いしちゃあった。
砂浜美術館のケンタロさんったら、
ドデカイ流木抱えちゅうし
撮影は新婚の妻担当、「屋根の上に登って撮ったがやき〜」
西の端の大月町まで足をよう伸ばさんかったき、
本人に送ってもろうた写真もあります。
黒潮実感センターの神田くん、あんまりこと格好良すぎやき!
こちらで胴長短足に加工させていただいたけど、本人不服(笑)
小説のお陰で制作当時のこ〜んな懐かしいエピソードも思い出せました。
あ、最後に5年前の若きワタクシ
年月って正直ね・・・・・
有川さんを取材した日経ビジネスオンラインの特集が面白い!
高知には魅力的なヒトビトもいっぱい!
えいなぁと思って頂けたらクリックも!
ポチッとヨロシク!!
2010年04月27日
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きっと何かが見えてくるき!!
ですよねy
金がない!。
うちの旦那も言いよった。
大阪みたいになるかもしれんと・・・。
それでも、やりようによったら何とかなるでねえ。
小説を読んでゆかりのへ行ってみたのは高知がはじめてですが、行ってよかった。
小説を読んでいても、楽しさが違う。
mocotosaさんでしたね。
名前間違えました。失礼しました。
ないもん=のうてもかまんもん
と思うて列記したがって。
確かにあるもんを列記してみたいねぇ。
・・・いったいどんだけ書けるか!!
■ちいさん
高知にはプライスレスな宝がいっぱい♪
■うすさまさん
Twitterで反応してくれると、なんだかウレシイものです^^
北海道から山越え海越え、感動が伝わってきましたよ〜!!
小説の今後の展開も楽しみですね。
また高知に是非♪
毎日懐かしくこのブログを楽しく読ませて
もらっていますが、今日は知り合いの
梅ちゃんの写真を見つけてびっくりしました。
もしも梅ちゃんもブログを書いているのなら
そのブログ・リンクを教えて頂けませんか?
念の為私のメールアドレスも記入しました。
私的なことでコメント欄を使ってすみません。
以前ほにやの方のブログで一度コメントさせていただいたことがあります。
覚えてくれてるかな?
小学一年生の息子(当時)がほにやのファンだとコメントしたことがあります^^
5年前の写真・・・
なんかどんどん若くなってませんか?@@;
まぁまぁまぁ!!!
遠くアメリカからのコメント、嬉しいです♪
梅ちゃんとお知り合いとは。
メール打つのもめんどくさがりな彼が、
ブログを書くなんてありえないかと^^;
少なくとも私はその存在を認知しておりません(笑)
■nonチャンマン♪さん
どうもご無沙汰です^^
え?若くなってる??
ワタクシ、単純に舞い上がっております。
あー、今夜は美味しく飲めそうです^w^
では別のルートからアプローチしてみます。
レスをありがとうございました。
これからも毎日ブログにお邪魔させて頂きます♪
梅ちゃんは去年「84プロジェクト」を立ち上げました。
そのHPからならアプローチできるかと。
http://www.kochi-84project.jp/
試してみます!!
先日書籍化された『県庁おもてなし課』を読み、いろいろ検索していたところ、こちらにたどり着きました。
巻末に現物の写真が載っていましたが、あれを作った方にこんな形で出会うとは!ほんとに素敵なデザインと良いキャッチコピーですね。
こちらで大きくカラーで一人ひとりの表情が見られたこともうれしかったです。
どうもようこそです!
『県庁おもてなし課』、
昨日本屋さんに並んでいたのを見かけました♪
そうかぁ、巻末に掲載されちゅうがですか、
記念に一冊買おうっと^^