30万人、コンパクトでいいじゃないですか。
ちょっと小高いところからなら、その殆どが見渡せるまち。
自転車で自宅から中心部まで10〜20分、
車に乗れずとも市内での暮らしに不自由はありません。
高知のまちはもちろん大好きながやけんど、金沢の町も素晴らしい。
さすがの100万石にひれ伏すわけです。
なにしろ町並みに品格が漂います。
品ですよ、格ですよ!!
かないませんね、どんだけ文化に投資してるのか、と。
かねてより注目していた金沢21世紀美術館に足を運びました。
休館日の月曜が祝日だったので、あいにく訪れた火曜日が振り替えのお休み。
あぁついてない。
せっかくここまで来たので、
建物の外に配置されたお洒落な椅子に腰掛けて記念の写真でも。

ところが、休館日なのに館内に入場は出来るのですよ。
ながーーーーーーーーーいベンチがメッチャ素敵。

企画展示室の一部がお休みになっちゅうだっけながです。
館内には自由に出入り出来るという太っ腹ぶり。
このあたりにも財力の違いを感じる次第。
丁度無休で開催されていた、
大原美術館収蔵展を鑑賞してきました。
作家ごとに、また同じ作家でも年代ごとに違う
筆遣い、色づかい、構図、色彩、表現・・・・
時を忘れて見惚れてしまう。
油絵を見ると無性に描きたくなります。
自分の中にまだ残されている美術魂を刺激されて、
興奮状態のままにいざなわれた加賀百万石武家屋敷の一角。

西土佐のデザイナー、迫田くんのお知り合いで、
ここ石川県の企業『北陸製菓』社長のご案内でやってきました、このお店!
鏑木(かぶらき)商舗さんです。

石川県金沢市長町1丁目3−16
(金沢九谷ミュウジアム内)
TEL:076−221−6666
FAX:076−221−4252
不定休
営業時間/9:00〜22:00(日曜・祝日:〜18:00)
こちらのお店、九谷焼の器でお料理を楽しめるとか。
お屋敷の二階に上がるとそれはもう素晴らしい景色が待ち受けます。
見たこともないような繊細な欄間、
紅色も鮮やかな壁紙。
その場が醸し出す雰囲気にさすがに興味本位に写真を撮ることもためらわれました。
・・・・が!!!
お料理が運ばれ始めたら我慢出来ず、「ちょっと失礼していいですか?」
こんなとこまで来てもブロガー魂炸裂なのでございます。
お断りして撮影させていただきました。



ビアグラスも含めて器は全て九谷焼です。
そしてお料理に合わせて取り皿の表情も違えて登場。



まさに器も『目で味わう』贅沢な世界なのです。
なによりも私が大喜びしたのは、このワイングラスのお出まし。

鏑木ワイングラス
見事な陶磁器とガラスの融合です。
この中で一目惚れしたグラスを真っ先にマイグラスに指定!!

ワインの味が数倍美味しく感じられます。
and自分自身も思いっきり淑女気分に浸れる一品。
あまりに惚れて同じ品を購入しお持ち帰りしたかったけんど、
一番贅沢なグラスでございまして流石に断念。
翌日、金沢空港で再会するも、またも悲恋の別れを繰り返すのみ。

いつの日か相思相愛になってGETしたいものです!!
・・・・・夢なんだけど。
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三枚並んだ写真の下段の右端!!瑠璃色のお皿が
ワタクシ、好みにドンピシャです〜。
いいなぁ〜この色
お料理との取り合わせがこれまたイイ感じですね♪
わぉ、かなりの玄人好みっぷりですわ♪
確かに赤絵で金も盛り盛りにしちゅうような、
高知やったら皿鉢にするばあのお皿も飾られていました。
時代と共に徐々に色づかいが華やかなものとなり、
近年はまるで七宝焼きかと見まごうような九谷も。
瑠璃色のお皿はまさにそんな一品でした。
こうして改めてお料理を順に並べてみると、
出されるお皿も年代順になってたことが判明して、
ちょっと感動中。
ありがとうあじさん、気付かせてくれて♪