高知県観光コンベンションの方より、
かなり昔の作と思しき「フラフ」をリメイクし、
法被とトートバッグが仕立てられないかと相談を受けたのは昨年12月のこと。
このブログをご覧くださりゆう中には県外の方もいらっしゃるので簡単に説明しますと、
「フラフ」とは、端午の節句に子どもの健やかな成長を願って、
鯉のぼりと共に大空を勇壮にはためく大きな大きな「旗」のことです。
一説には「旗=FLAG=フラッグ」が訛って「フラフ」と伝えられてきたとも(諸説あり)
桃太郎や金太郎が主役になるのがスタンダード絵柄ですが、稀にこんなカジュアルなのにも遭遇!
高知が誇る染め職人さんらが、きっと腕まくりしてリクエストに応えた作品なのでしょうね。
そして、今回持ち込まれたのはかなり古風な伝統柄バージョンのものでした。
道路に広げて2階から撮影せんといかんばぁ大きいがです。
「高知県観光連盟」と染め抜かれた古いフラフ6枚から、
法被15枚とバッグを5つ作るにあたり、頭を悩ましたのは柄のトリミングです。
(あ、悩んでくれたのは縫製担当さんですw)
例えばこの一枚からは「富士山」と「日本一」を活用。
するとこうなる。
背中にどーーーんと富士山!
前身頃に日本一ってゆう、遊び心を炸裂させた担当さんw w
(モデルはコンベンションの方です)
あっちこっちの柄をパズルのように活かして、無事に15枚が仕立て上がりました。
富士山の他にも桃太郎や金太郎、牛若丸が背中にドーンと現れ、
観光コンベンションの皆さんがイベント時にこれを着て並んだら、
めちゃめちゃインパクト大となるのは間違いなし!
トートバッグには、分厚いファイルなどたくさんの資料を入れて持ち運びたいからというので、
裏生地重ねてこじゃんと頑丈な仕上げに。
大漁旗とは異なり、やはり子どもの節句を祝うものですから可愛らしい色使いでポップなフラフ。
高知県観光を一層華やかに彩るフラフ法被の活躍が楽しみでたまらんちや🎵
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