春に賑わうイベント「土佐のおきゃく」もいよいよ明日が最終。
「おきゃく」とは老若男女が冠婚葬祭やら祝いやら何かにかこつけて集い、
皿鉢料理を囲んで賑やかに飲み食いすること。
皿鉢は土佐のおきゃくにはつきものながです。
その皿鉢に欠かせない緑のハラン細工です。
若い世代の方々はお弁当に入っているビニールのハランを「本物」と誤解されているようですが、
元々は葉蘭という葉っぱを切って使っていたんですよ。
ハランは殺菌力が強く、料理の仕切りや飾りに使われてきました。
昔は庭や畑に植えられていて、普段の盛り付けにもささっと切ってあしらっていたものです。
そのハランと土佐人は切っても切れない間柄で、宴席に最後まで残っている飲んべえを
「まっこと、あの人は皿鉢のハランじゃ。最後まで残っちゅう」
と、揶揄するほど。
『ハラン組』『南天組』と呼ばれるばぁ、
しわい(いつまでもしつこい)ベロベロの飲んべぇで、
今日明日の高知のお街は賑わうことでしょう。
さて、こちらはシュッとした緑が粋なハラン柄の手拭い、新登場です。
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