東京の「酢飯屋」代表の岡田さんと日曜日の「酢みかん祭」でご一緒した夜、
「牧野植物園に行ったことがない」と仰るので、
「ほいたら私が案内しちゃる!」とほろ酔いの勢いでお約束。
和田亜紀さんに車を出してもらって、3人でいざ五台山!!
ふもとの入り口からはずっと一方通行です。
山頂近くの分かれ道に差し掛かると「展望台」の方に行くため左の道をチョイス。
ここで右に進むと引き返せません💦
(うっかり右に進んでも大丈夫、竹林寺の裏手から徒歩で展望台に行く方法もあります)
私が幼い頃は稼働していたロープウェイの発着場が、
ながいこと展望台として運用されてましたが老朽化のために取り壊されることに。
代わりに木製の展望デッキが隣の敷地に設置されてました。
快晴の空の下に浦戸湾と高知の街、南には太平洋の水平線がくっきり!
「龍とそばかすの姫」にも描かれた鏡川、
松崎先生の家のそばにつながる堀川、
昔は料亭もあった「丸山台」という名の小島、
高知の魚が集まる卸売市場「弘化台」などなど、
見下ろすあれやこれやをひとしきりご案内。
そして四国霊場第31番札所「五台山竹林寺」さんへ。
海老塚和尚に連絡したところあいにく京都にご出張、
でも跡取りさんの「義乘さん」が丁寧にご案内くださいました。
2004年に国の名勝として指定された庭園にうっとり、
同じく国重要文化財に指定されている書院ではお茶のお接待、
こけら葺きの本堂は中までご案内くださった。
本命の「牧野富太郎記念館」に至る前に、もう満足メーターが振り切れそう!!
お腹も空いたので、満足の余韻に浸りながらお昼ご飯。
お遍路さんたちに愛されている昭和のレトロ感に満ち溢れてる食堂「竹崎商店」さんへ。
味しみしみのおでんは、全部先っちょにコンニャクが「滑り止め」として付いちゅう♫
アオサノリがトッピングされたそば(600円)を食べました。
学食の味を思い出す、素朴でホッとする味。
さ、いよいよ牧野へ!!
駐車場に車を止めて入り口に向かうと、すぐ脇にバス停があります。
「まだ来てないのかな?もう行っちゃった?」って心配しなくていいように、
バスの運転手さんが「通過しました」の札を掛け替えるローテクシステムが素敵。
高知の自然を丸ごと凝縮しちゃったようなエリアを通り抜けます。
「咲いています」「実をつけています」
こんなちょっとした案内が嬉しいですね。
新しくできた「ふむふむ広場」
なんと酢みかんエリアができちょりました!
牧野さんの生涯、その偉大なる業績、緻密な植物画などを濃密に堪能した後は、
芝生広場に寝っ転がってしばし心と体を解き放つ。
いや〜、気持ち良いったらありゃしない。
さらにテクテク歩いて園内をお散歩。
いろんな植物と出会い、いちいちはしゃぎながら歩む3人。
そして温室の中でも熱帯の植物のパワーに感動、
食べられる実やスパイスなどには漏れなく反応する食いしん坊達ですww
もういっぺん記念館の中まで戻って最後のティータイム。
お天気に恵まれた一日でしたが、4時近くになって急に空が曇り始めて肌寒くなった!
急いで車に戻って空港に向けて走っているとポツポツとフロントガラスに雨粒が。
その雨もすんぐに止んだと思ったら、「あ、虹が出てる!」
最後までご褒美が湧いてくるようで、つくづく恵まれちゅうとゆうたち❤️
岡田さんは今年写真絵本「おすしやさんへいらっしゃい」を出版され、
全国の子どもたちの元へお話を依頼されて駆け回ってます。
お忙しい日々の合間の癒しの時間になれたかな。
次は年明け一月の再会を約束してお見送り。
クリック頂けたら嬉しいな♫
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