2022年09月28日

稲刈り2022その一

父がせっかく水を抜いて稲刈りに備えてくれちょった田んぼなのに、

先日の台風がかなりの雨を降らせてくれちゃって、

すっかり泥田のグッチョグチョ。

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それでも、招集メンバー各自のスケジュールもあるので、

26日月曜日に稲刈り作業強行!!


朝。

一枚目の田んぼはまぁまぁ順調やったのです。

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息子は一人で「はぜ掛け」の竹をガンガン組んでいきました。

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どの場所にどのサイズの竹を何本使うか。

どう束ねてどう打ち付けるか。

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やったもんです、英才教育の賜物ww


順調に作業が進みよったに、

二枚目の田んぼに取り掛かると同時に、バインダー(稲刈り機)がちゃがまった💦

泥にまみれた稲が絡まって、全く機能せんなったがです。

やっさもっさしたのにどうもいかん。

とうとうJAの方を呼び寄せ、機械のご機嫌とってなんとかかんとか動かせるように。

そんなタイムロスもあったりで予定しちょった時間をかなりオーバーして完了。

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うひゃー、改めて見るとこりゃひどい。

一旦はまった足を引っこ抜くのも大変な粘土の中を歩き回っての作業やったので、

普段使わないハムストリングス筋(もも裏)が悲鳴をあげまくりやったちや。

ええ、翌日は絶賛筋肉痛祭り💦


そんなプロセスがあったのに、どうよこの美しい田んぼの景色。

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はぜ掛けが並ぶ、昔ながらの秋の風景です。

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コンバインで刈ったら1時間足らずの作業やと思います。

やのに、わざわざ手間のかかる「一条刈り機」で刈って、

わざわざ竹を組んで天日干しにして。

後日、すっかり干せたら脱穀機にかけて、藁は束ねて保存して利用する。

この「わざわざな手間」こそが大事なんじゃないかと思うのです。

毎日食べる「米」をその文字の通り八十八の手間をかけて手に入れる。

「便利」とか「時短」の対極にあるような営みながやけど、

失ったら二度と取り戻せない貴重な「手間」なのではないかと。


両親も私たち姉妹も、その夫たちや家族もみんな、

「ダイジナコト」として当たり前に手をかける。

まだまだ学ばんといかんことは山ほどあるけど、ちゃんと受け継いでいきたいと、

「稲刈りお疲れさ〜ん」の宴をしもってこれからの未来の作戦会議at「遊食多囲」。

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思いを同じくしてくれてる(はずの)、

息子・娘・姪っ子世代の存在が頼もしいとゆうたち。



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posted by moco at 22:39| 高知 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ふるさとの営みと農をタノシム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする