2022年04月30日
雨の日の山里で
まぁまぁの雨が吹き降った29日、
田村ちかちゃんと大村憲子先生(のりこちゃんと呼ぶことになった)と、
可愛らしい中学生の3人が私のふるさと蕨野にやってきた。
大雨の中、レインコートを着込んでいざ畑へ!
スナップエンドウの収穫。
新玉ねぎの収穫。
トウのたった野菜を引っこ抜いたり、
ジャガイモの花芽を摘んだり。
アメニモマケズ精力的に畑仕事を堪能。
対岸の集落に靄がかかり、風に押されて流れていく様子は幽玄な世界。
レインコートを打つ雨音に混じって、時折ホーホケキョと澄んだ鳴き声が聞こえてくる。
雨と一緒になんかもう、いろんなものが洗い流されていくような心地よさを感じてました。
一輪車を一杯にして坂道を登る。
ちかちゃんの、なんと嬉しそうな表情!!
実は晴れちょったら20人ばぁが訪れる予定でした。
そのことは事前に集落会議が開かれたタイミングで皆さんにお話しし、
公会堂を使用する許可をいただいてました。
「そりゃー、こんな田舎に若い人が来てくれて賑わうがは嬉しいこと」
「かまんかまん、自由に使いや」と非常に好意的にご承諾いただけてました。
「ベースキャンプ」みたいに使わせてもろうてありがたかったとゆうたち。
畑から帰ると早速公会堂のキッチンを活用、鍋で湯を沸かし、
筋を取ったスナップエンドウを茹でて、そのまんまほうばる。
「あっま〜〜〜〜い!!!!!!!」
ええ、そりゃもう、美味しいに決まっちゅうがやき❤️
香北町美良布にある「韮生の里」で買ってきたお弁当をゆっくり食べたら、
食後の散歩タイム。
まだ雨は降りよったけんど、それがまた新緑の青さを増して清々しい。
集落の氏神様にご挨拶して、その裏手にある谷筋に向かう一行。
山の精霊たちと対話してるかのよう。
ここは美しい。
ここにはエネルギーがある。
ここは人を育てる場所だ。
帰りの車の中で「ふるさと」への賞賛が尽きない。
嬉しい雨の日の一日は、これから続く物語の始まり、かな♫
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